JFICイベント2014 トークセッション 「Tohokuの未来を創るアートの底力」

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、トークセッション「Tohokuの未来を創るアートの底力」を12月11日(木曜日)19時~21時に開催します。

2011年の東日本大震災の後、東北の被災地では、文化や芸術を通じて地域と世界をつなぐことで、より良い未来を作り上げるさまざまな取り組みが始まっています。

復興計画の当初においては、経済や地域活性に重点が置かれていましたが、これに加えて地域に誇りと活気を取り戻すため、古くから伝承されてきた地域の伝統芸能や伝統工芸を通じ、あるいは新しい表現としてのコンテンポラリーアートを通じて、地域や芸術形態に応じて多彩な取り組みが始まりました。

例えば、(特活)ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(2006年国際交流基金地球市民賞の受賞団体)は、東北に伝わる豊かな郷土芸能を知り、体験する試みとして「習いにいくぜ!東北へ!!」と題した新たなプロジェクトを立ち上げました。これは、海外から招いたアーティストともに郷土芸能を習い、国内はもとより世界に東北の郷土芸能を紹介し、海外の芸能も互いに学び合う試みでもあります。さらに、2014年夏には、三陸の郷土芸能を世界に発信する「ヒューマンセレブレーション 三陸国際芸術祭」をスタートさせたところです。

また、多くの市街地が被災した陸前高田市では、失われつつある震災の記録を有形・無形に伝えていく試みとして、同市に海外から現代アートのアーティストたちを招き、滞在し創作活動を行うことにより、その成果としての作品を海外に発信する「陸前高田アーティスト・イン・レジデンス・プログラム」が始まっています。

そこで、今回は、アートを通じて東北の魅力をさらに高めていこうと実践されている方々をスピーカーとしてお迎えし、プロジェクトの紹介と今後の展開の可能性について語っていただきます。

「をちこちMagazine」に、トークセッション「Tohokuの未来を創るアートの底力」の内容を抜粋した記事を掲載しました。

開催概要

日時 2014年12月11日(木曜日)19時~21時(18時30分開場)
会場 国際交流基金 JFICホール[さくら]
(東京都新宿区四谷4-4-1)アクセス
  • 東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅 1番出口 から徒歩3分
主催 国際交流基金
協力 AIRネットワーク設立準備会
定員 50名(※入場無料・先着順・要予約)
使用言語 日本語、英語、タイ語
※英語、タイ語には逐次通訳がつきます。
プログラム
19時00分
開会
※モデレーター 日沼 禎子
19時00分~19時05分
挨拶
19時05分~19時25分
ダンス・イン・レジデンス、三陸国際芸術祭について
佐東範一 ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク理事長/三陸国際芸術祭ディレクター
19時25分~19時45分
陸前高田アーティスト・イン・レジデンスについて
日沼禎子 女子美術大学准教授/陸前高田AIR プログラムディレクター
19時45分~19時55分
ショーネッド・ヒューズ
陸前高田AIR参加アーティスト
19時55分~20時05分
コーネリア・コンラッヅ
陸前高田AIR参加アーティスト
20時05分~20時15分
タワチャイ・パッターナポル
陸前高田AIR参加アーティスト
20時15分~20時45分
ディスカッション
20時45分~21時00分
Q&A
21時00分
閉会

※敬称略

参加申込方法 12月10日(水曜日)17時までに、件名を「12月11日JFICイベント 参加申込」として、お名前(ふりがな)、ご連絡先(メールアドレス、電話番号)、ご職業を明記の上、Eメール:jfic@jpf.go.jp(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください)までメールにてお申込みください。
  • 締切日前に定員に達した場合は申し込みを締め切らせていただきますので、ご了承ください。

出演者プロフィール(50音順)

佐東 範一(さとう のりかず)
NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク代表

佐東範一氏の写真

1960年北海道生まれ。80年舞踏グループ「白虎社」の創立に参加。以後94年の解散までの国内公演、海外ツアーにて舞踏手兼制作者として活動。96年アメリカ・ニューヨーク、ダンス・シアター・ワークショップにて1年間のアート・マネージメント研修。97年アメリカ・インドネシア・日本の3カ国による国際プロジェクト「トライアングル・アーツ・プログラム」にて参加。98年から3年間の準備期間を経て、2001年NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)を京都にて設立。全国のアーティスト・主催者・評論家・企業・財団などダンスに関わる個人・団体のネットワーク型NPOとして、「踊りに行くぜ!!」開催、「ダンスファイル」製作、インターネットによるダンス公演・ワークショップ予約システム「ダンスリザーブ」運営、ワークショップ・公演のコーディネートなど、日本全国にて社会とダンスをつなぐ様々な活動を行っている。2013年より東北各地(特に被災地)の郷土芸能を習いにいくというコンセプトで、海外と日本のダンサーたちと各地を訪れ交流を行っている。

日沼 禎子(ひぬま ていこ)
陸前高田AIRプログラムディレクター/女子美術大学准教授

日沼禎子氏の写真

女子美術大学芸術学部卒業後、ギャラリー運営企画会社、美術雑誌編集者等を経て、1999年から国際芸術センター青森設立準備室、2011年まで同学芸員を務め、AIRを中心としたアーティスト支援、プロジェクト、展覧会を多数企画、運営する。現在、市民アートサポート組織「ARTizan」(青森)プログラムディレクター、アートNPOリンク理事。2013年より陸前高田市AIRプログラムディレクターを務める。

ショーネッド・ヒューズ(Sioned Huws
陸前高田AIR参加アーティスト

ショーネッド・ヒューズ氏の写真

振付家、ダンサー。1965年ウェールズ生まれ。現在、ロンドンを拠点に活動。1988~90年マース・カニングハムスタジオ(NY)で学び、振付、ソロ活動を始める。2008年から始まった青森プロジェクトでは、石川義野氏(津軽手踊石川流師範)、長谷川三弦会(津軽三味線・民謡)に協力を得て、津軽の伝統芸能である「手踊り」を素材に、床に仰向けで寝た状態で踊るという振付を組み合わせた作品を完成。2011年よりgDA(ロンドン)、Chapter(カーディフ)で発表。2012年da:ns festival2012(シンガポール)、2013年E45 Napoli Fringe Festival(ナポリ)、Fabbrica Europa(フィレンツェ)等で公演、発展を続けている。

コーネリア・コンラッヅ(Cornelia Konrads)
陸前高田AIR参加アーティスト

コーネリア・コンラッヅ氏の写真

ドイツ・ヴッパタール市生まれ。大学では哲学を学び、1998年よりフリーランスのアーティストとして活動。サイトスペシフィックなインスタレーションを制作することに興味を持っており、屋内外と場所を問わず、恒久的な作品と一過性の作品の双方を制作している。
情熱的な旅行者でもあり、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、米国各地で多岐にわたる展示、AIR、コミッションワークを行っている。その土地固有の環境、建築、地形、植生、歴史との対話を通じて作品を制作している。

タワチャイ・パッターナポルン(Twatchai Pattanaporn
陸前高田AIR参加アーティスト

タワチャイ・パッターナポルン氏の写真

伝統的なモノクロ写真のスペシャリストであり、暗室を使っての現像やプリントにこだわっている写真家。同時にフィルム写真の保存、写真記事のライターとしても活躍。社会の多様性と複雑さを、写真を通して提示。作品は常にモノクロ写真で撮影され、写真作品のドキュメントとしての制限を超える力を持っている。2014年、バンコク市の中心地にスタジオを構え、あえて伝統的なアナログ写真にこだわって創作活動を行っている。

[お問い合わせ]

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
コミュニケーションセンター
担当:菅野(かんの)
電話:03-5369-6075 ファックス:03-5369-6044
Eメール:jfic@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください)

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