「中央アジア+日本」第9回東京対話
中央アジアを味わおう!
国際交流基金でもタジキスタンとキルギスの映画を上映

ロマン溢れるシルクロードに惹かれる日本の人は多くいます。また、中国、ロシア、中東、ヨーロッパに囲まれ、地政学的な要衝を占める、穏健なイスラム教圏であるとともに、天然資源に恵まれ、人口も増え、高い成長を見せる中央アジアとの交流を強化する重要性も最近ますます強く叫ばれています。古来様々な人と文化が行き交い、それらを受け入れる包容力と多様性が生んだ活力を糧に大きくなってきた中央アジア諸国は、大変な親日の国々でもあります。
ただそれにしては、一般に私たちはあまりに中央アジアのことを知りません。
交流の第一歩は、知り合うことから始まります。この秋、東京で中央アジアの文化に浸ってみませんか。

平成16(2004)年から日本政府が進めてきた国際対話の枠組み「中央アジア+日本」の一環として毎年企画される公開シンポジウムの「東京対話」、本年9月に開催予定の「第9回東京対話」では、シンポジウムに加え、中央アジアの映画や音楽を紹介する場も設けられることになりました。
「知られざる中央アジア:その魅力と日本との絆」と銘打たれたウィークリー・イベントを通じ、ぜひ、多くの方々に、日本ではまだ馴染みのない、でもあまりに魅力的なこの地域の豊かな文化の一端を味わっていただければ幸いです。

「中央アジア+日本」第9回東京対話ウィークリー・イベント
知られざる中央アジア:その魅力と日本との絆

多様な中央アジアの魅力を紹介するため、従来の公開シンポジウム(東京対話)に加え、ミニ映画祭、ミニ音楽祭、在京の中央アジア各国大使館オープン・イベントという文化交流イベントを初企画。イベント参加者には、「中央アジア+日本」イメージキャラクターをデザインした漫画家・森薫氏によるオリジナル・イラスト入りグッズのプレゼントもあります。

公開シンポジウム「知られざる中央アジア:その魅力と日本との絆」
期日:9月28日(水曜日)
会場:筑波大学東京キャンパス
中央アジア文化交流ミッション 嶌信彦団長、小松久男メンバー参加予定)
ミニ映画祭
期日:9月24日(土曜日)、26日(月曜日)~30日(金曜日)、10月11日(火曜日)~14日(金曜日)
会場:国際交流基金、筑波大学、東京大学、東京外国語大学
ミニ音楽祭
期日:9月27日(火曜日)
会場:筑波大学東京キャンパス
在京大使館オープン・イベント
期日:9月30日(金曜日)
会場:中央アジア各国の大使館

主催:外務省
共催:独立行政法人国際交流基金、筑波大学、東京大学、東京外国語大学

「『中央アジア+日本』第9回東京対話」に関するお問い合わせ】
外務省欧州局中央アジア・コーカサス室
Eメール:tokyotaiwa9@mofa.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。)
電話:03-5501-8303

各イベント詳細や申込み方法は、必ず、外務省ウェブサイトでご確認ください。

国際交流基金でのミニ映画祭

ミニ映画祭のうち、国際交流基金本部では、タジキスタンとキルギスの映画を1本ずつ上映します。

日時 平成28年9月29日(木曜日)
  • 第1回上映:
    14時30分~15時55分(14時10分開場)
    『トゥルー・ヌーン』
    原題:Qiyami roz
    監督:ノシール・サイードフ
    2009年/タジキスタン/83分
  • 第2回上映:
    16時30分~17時50分(16時10分開場)
    『明りを灯す人』
    原題:Svet-Ake 
    監督:アクタン・アリム・クバト
    2010年/キルギス=フランス=ドイツ=イタリア=オランダ/80分
会場等 国際交流基金本部2階 JFICホール[さくら]
(東京都新宿区四谷4-4-1) アクセス
※東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅 1番出口 から徒歩3分
  • ブルーレイ・ディスク(日本語字幕付き)による上映
  • 入場無料、事前申込み不要、先着順(定員100名)・全席自由、入替え制
    各映画上映開始20分前に開場します。直接会場にお越しください
協力 国立民族学博物館/有限会社ビターズ・エンド、在京キルギス大使館

上映映画紹介

トゥルー・ヌーン(タジキスタン)

タジキスタン独立後、18年目にして初めて製作された長編劇映画。2009年ロッテルダム国際映画祭公式セレクション作品。マラケシュ国際映画祭参加。日本では、2010年10月第20回アジアフォーカス・福岡国際映画祭で初めて上映され、福岡観客賞受賞。翌11月に国立民族学博物館「みんぱく映画会」で紹介された。

~「みんぱく映画会」チラシより~
ソ連崩壊後初の、タジキスタン製作の長篇劇映画。ソ連邦崩壊後、境界近くの山岳地帯に、隣り合う二つの村があった。村人同士も仲がよく、気象観測所では、ロシア人が長く駐在し、家族の待つ故郷に帰るのを楽しみにしていた。そんなある日、境界上に鉄条網が張られ、お互いの村を自由に行き来できなくなる。村人の日常が“国境”に翻弄される中、ロシア人は益々遠ざかる故郷への想いを胸に、我が子のような助手の村娘が隣り村に嫁げるよう、孤軍奮闘する。結婚当日、式も何とか無事に終わりかけたその時、衝撃のラストが襲う。本作で長篇デビューを飾る監督は、紛争の絶えない世界情勢を反映させた上で、良心の象徴にも見える不屈な男に、平穏な未来へのかすかな祈りを託している(服部香穂里)

  • 映画「トゥルー・ヌーン」の画像1
  • 映画「トゥルー・ヌーン」の画像2

© Small Talk

明りを灯す人(キルギス)

キルギスの名匠、アリム・クバト監督が、1991年のソ連からの独立後、経済の伸び悩みと政情不安定に揺れる祖国の様子を小さな村に置き換えて描き、キルギスの人々の心に明かりを灯したと言われる作品。監督自ら主役を演じ、ロシア・キノショック映画祭で主演男優賞受賞。2010年カンヌ国際映画祭<監督週間>正式出品、ユーラシア映画祭グランプリ受賞他。日本では、2010年10月に公開された(配給:ビターズ・エンド)。

ビターズ・エンド社『明りを灯す人』公式サイトより~
心にも明りを――名もなき電気工の物語
キルギスの小さな村の電気工。村人たちは彼のことを“明り屋さん”と呼ぶ。明り屋さんは、裕福ではない家に無料で電気を使えるように細工するなど、村人たちのことを第一に考え、みんなから愛される純朴な男だ。そんな中、ラジオから政治的混乱のニュースが流れ、都会から価値観の違う者がやってくる。田舎の村にも変化が起きようとしていた・・・。
『明りを灯す人』は、中央アジア・キルギスの小さな村を舞台に、政治的変革に翻弄されながらも慎ましく生きる人々の未来への希望を詩情豊かに描く。文明の発展だけに頼るのではなく、人間本来の生活を尊重する人々の姿は、観る者の心をきっと揺さぶるに違いない。

  • 映画「明りを灯す人」の画像2
  • 映画「明りを灯す人」の画像6

© BITTERS END

【9月29日『トゥルー・ヌーン』・『明りを灯す人』上映会に関するお問い合わせ】
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
企画部 事業戦略課
電話:03-5369-6058
担当:遠藤、中村
cinemacentralasia@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。)

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