国際交流基金 日本語試験センター 日本語能力試験客員研究員募集について
募集の目的
国際交流基金(JF)は、文化芸術交流、海外における日本語教育、日本研究・国際対話の分野でさまざまな活動を行っています。
JFは、日本語事業の一環として1984年以来、公益財団法人日本国際教育支援協会と共催し、日本語を母語としない人を対象とした日本語能力試験を実施しています。2010年からは、課題遂行のための言語コミュニケーション能力を重視する新しい日本語能力試験を実施しており、全世界で年間約117万人(2019年実績)が受験しています。
今般、日本語能力試験の試験問題作成・分析評価、試験実施運営を行っている日本語試験センターでは、試験問題作成業務に従事する日本語能力試験客員研究員(臨時アシスタント)を以下のとおり募集します。
募集内容
1.募集人数
「聴解」担当分野 若干名
2.身分
JFと雇用契約を結び、日本語能力試験客員研究員(臨時アシスタント)として業務に従事
3.業務内容
- (1)聴解試験問題の作成と、作題に関わる業務
- (2)その他、日本語能力試験に関する業務一般
4.主たる勤務地
- 場所:国際交流基金日本語試験センター アクセス
- 住所:東京都新宿区四谷4-3(東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目2番出口から徒歩5分)
5.待遇など
- (1)基本給:時間給2,250円(時間外手当あり)
- (2)通勤交通費:月額55,000円を上限とする実費相当額
- (3)昇給、賞与、退職金なし
- (4)社会保険:労働者災害補償保険(労災)に加入
6.勤務条件
- (1)勤務日:原則として、9時30分から18時(昼休憩12時30分~13時30分)で担当研究員の指定する時間(相談可)。また、業務の都合上、土・日曜日、祝日に出勤を求める場合あり。ただし、1週あたりの勤務時間は20時間(学籍のある方は26時間)未満
- (2)休暇:有給休暇制度有り(着任日より6か月間継続勤務し、その間の全労働日数の8割以上出勤した場合に付与)
- (3)その他の勤務条件:JFの定めるところによる
7.契約開始日及び契約期間
- (1)雇用契約開始日:令和5(2023)年7月3日
※勤務開始日は上記を基準としますが、個別に相談に応じます。 - (2)契約期間:雇用契約開始日より原則として3か月
※任期中の勤務状況などを評価の上、最長通算3年の範囲内で雇用契約を更新することがあります。
応募資格
原則として次の(1)~(3)の各項目を満たす者
- (1)日本語教育もしくは日本語学に関する分野の大学院修士課程を修了し、修士号を取得した者(応募時点で修了見込みの者を含む)、またはこれと同等以上の能力を有する者
- (2)客員研究員としての勤務期間中、日本語学校の日本語教師を兼務する予定のない者
- (3)客員研究員としての勤務期間中、大学などで日本語能力試験対策を行う授業、及び日本語能力試験受験対策本の作成・編集などとの兼務を行う予定のない者
※「日本語能力試験対策」とは、本試験受験予定者などを直接の対象とし、本試験での得点及び合格を主たる目的とする実践的な講座などを指すものといたします。
応募方法
- 1.応募書類
- (1)日本語試験センター指定履歴書
※ Microsoft Word、Excelファイルを正常に開けない場合について
記入内容が多いなどの理由で書式がずれてしまう、枚数が多くなってしまうなどは構いませんが、記入項目については全て記載してください。
- (2)志望理由書(A4版用紙1枚以内、様式自由)
- ア.これまでの仕事・専門の内容、特に関心を持ってきたこと
- イ.日本語試験センターに採用された場合、どのような貢献ができると考えるか
- (3)課題
- ア.日本語能力試験聴解の下記のサンプル問題を試作してください。
- (ア)N2「ポイント理解」1題
- (イ)N5「ポイント理解」1題
※過去10年内に当センターで問題作成の経験がある方はN2「ポイント理解」1題のみの提出で構いません。
- イ.注意点
- (ア)試作にあたっては、日本語能力試験ホームページの「認定の目安」や「問題例」などを参考にしてください。「ポイント理解」は、問題例の「問題2」に該当します。
- (イ)施策する問題の場面や人間関係は、初めて聞く人にも理解できるようにしてください。
- (ウ)ホームページで公開している問題(「問題例」、『新しい「日本語能力試験」問題例集』、『日本語能力試験公式問題集』内の問題)と、明らかに類似した問題にならないようにしてください。
- ウ.書式など
- (ア)Word文書(1題につき、A4版用紙1ページ)で提出してください。フォントなどの書式は自由です。
- (イ)正答番号を明記するようにしてください。
- (ウ)ルビをふる必要はありません。
- ア.日本語能力試験聴解の下記のサンプル問題を試作してください。
- (1)日本語試験センター指定履歴書
※ Microsoft Word、Excelファイルを正常に開けない場合について
- 2.提出方法
- (1)封筒に「客員研究員応募書類在中」と朱書し、下記宛に郵送してください。
※ご提出いただいた応募書類は返却しません。選考後、責任をもって破棄します。〒160-0004 東京都新宿区四谷4-3 四谷トーセイビル7階
国際交流基金日本語試験センター
試験制作チーム 客員研究員採用担当係 - (2)提出期限
令和5(2023)年5月8日(月曜日)12時必着
- (1)封筒に「客員研究員応募書類在中」と朱書し、下記宛に郵送してください。
選考方法
- 1.第一次選考:書類選考
応募書類、志望理由書、課題を審査後、5月中に結果を全員に通知します。(応募書類には連絡が取れる電話番号とEメールアドレスを明記してください。) - 2.第二次選考:第一次選考通過者に対して、5月下旬~6月初旬に面接を実施します。日本語試験センターにおける対面での実施を原則としますが、海外からの応募の場合、Web会議システムなどによる面接も検討します。第二次選考の結果は選考後、1週間を目途に通知します。
※第二次選考にかかる交通費は自己負担としますので、予めご了承ください。
問い合わせ先
国際交流基金 日本語試験センター 客員研究員採用担当
電話:03-5367-1021
Eメール:js_saiyo@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)
※お問い合わせはEメールにてお送りください。
個人情報の取り扱いについて
JFウェブサイトの採用情報ページ下部「個人情報の取り扱いについて」をご参照ください。