国際交流基金 日本語試験センター 日本語能力試験研究員募集について
【募集の目的】
国際交流基金(JF)は、日本語事業の一環として1984年以来、公益財団法人日本国際教育支援協会と共催し、日本語を母語としない人を対象とした日本語能力試験(JLPT)を実施しています。JLPTは、全世界で年間約120万人(2023年実績)が受験する世界最大規模の日本語試験であり、その認定は、学校での単位・卒業資格認定や、企業での優遇、社会的な資格認定などさまざまに活用されています。
今般、JLPTの作成・分析、運営を行っている日本語試験センターでは、試験問題作成業務に従事する日本語能力試験研究員(任期付)を以下のとおり募集します。
なお、JLPTについては公式ウェブサイトを、日本語能力試験研究員の業務については募集リーフレット【PDF:1.3MB】をご覧ください。
【募集内容】
1. 募集人数
下記の担当分野でそれぞれ若干名
「文字・語彙」「文法」「読解」「聴解」
2. 身分
JFと業務委嘱契約を結び、任期付研究員として業務に従事
3. 業務内容
日本語能力試験の問題作成業務ならびにそれに付随する業務
4. 主たる勤務地
国際交流基金(JF)日本語試験センター アクセス
東京都新宿区四谷4-3(東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅2番出口から徒歩5分 )
5. 待遇
- (1)手当:JFの規程による
基本手当:224,878円~343,579円(特別調整手当含)
その他諸手当:通勤手当、時間外手当、特別手当(賞与 年2回)、扶養手当(該当する場合)、住居手当(該当する場合) - (2)社会保険:健康保険、雇用保険、厚生年金保険、労災保険に加入します。
6. 勤務条件
- (1)勤務日:原則として、月曜日から金曜日までの週5日勤務で、土曜日、日曜日、国民の祝日、年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)を休日としますが、業務の都合上、休日出勤を求める場合もあります(その場合は平日に振替休日取得)。
- (2)勤務時間:9時30分~18時(休憩時間は12時30分~13時30分)
- ※業務上必要がある場合には、超過勤務を命ずることあり
- ※時差出勤の制度あり(JFの規程に基づき、早出・遅出の出勤も可能)
- ※在宅勤務の制度あり(週当たりの上限あり)
- (3)休暇:有給休暇制度有り(勤務開始月により調整あり)
- (4)その他の勤務条件:JFの定めるところに拠ります。
7. 契約開始日及び契約期間
- (1)契約開始時期:令和7(2025)年4月1日
※勤務開始日は上記を基準としますが、個別に相談に応じます。 - (2)初回契約期間:令和7(2025)年4月1日~令和8(2026)年3月31日
- ※任期中の勤務状況などを評価の上、最長で通算5年までの契約更新を検討します。
- ※研究員(任期定めなし)の公募を行う場合があります。その場合、契約期間中に応募が可能です。
【応募資格】
次の(1)を満たす者。加えて、(2)(3)のいずれかに該当することが望ましい。
- (1)大学又は大学院で日本語教育又はそれに類する課程を修了し、修士号を取得した者(応募時点で修了見込みの者も応募可)
- (2)大学、研究機関、教育機関などで日本語教育の経験を有する者
- (3)日本語能力測定などに関する経験や専門性を有する者
- ※日本語を母語としない場合又は日本国籍を有しない場合は、上記3.に定める業務(試験問題作成業務)を遂行するに足る高度な日本語能力を有すること、JFでの就労を開始するまでに日本国内で合法的に就労できる資格を満たしていることを条件とします。
【求める人材像】
- 日本語学習や社会への貢献を視野に入れて試験問題作成業務に携わることができる。
- 試験問題作成のために日本語について多面的かつ細密に考えることができる。
- ほかの研究員や関係者と協力して業務に取り組める。
- スケジュールの管理が問題なくできる。
【応募方法】
1.応募書類
- (1)日本語試験センター指定履歴書(写真貼付)【Excel:62KB】
記入内容が多いなどの理由で書式がずれてしまう、枚数が多くなってしまうなどは構いませんが、記入項目については全て記載してください。また、JFの日本語専門家としての海外派遣又はこれに準ずる海外での日本語教育の経験を有する方は、その経験(国、海外滞在期間、所属先、業務内容など)についても記載してください。 - (2)業績資料
履歴書に記した業績一覧の内、著書や論文などのコピー1点(学位論文は除く)を提出ください。著書は公刊されたもの、論文などは紀要や論集などの誌上で発表したものを送付願います。未公刊の教材や、セミナーのスライドや配付資料は含めないでください。
※共著論文の場合にはご自身の分担内容を明記してください。 - (3)志望理由書【Word:16KB】
2,000字以内(A4版用紙2枚以内、ワープロ打ち)で、次の点にも触れつつ志望理由を記してください。- ア.これまでの仕事の内容、専門、特に関心を持ってきたこと。
- イ.「履歴書」で希望すると〇をした分野について、その理由。
- ウ.日本語能力試験において自身のどのような能力、資質、経験が生かせるか。
- (4)推薦状1通
推薦者と本人との関係を明記してください。
※第二次選考通過者には、上記に加えて、修了(卒業)証明書、健康診断書などの提出を求めます。
2.提出期限
応募は令和6(2024)年10月3日(木曜日)12時必着
概ね下記の【選考スケジュール】に沿って選考を進めますので、書類提出の目安としてください。
3.提出方法
Eメールでの受け付けとなります。(1)指定履歴書、(2)業績資料、及び(3)志望理由書をそれぞれPDF化の上で、js_saiyo@jpf.go.jpにEメール添付で送付してください(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)。
- ※Eメールの件名は「研究員応募(氏名)」としてください。
- ※国際交流基金では添付ファイルが20MB以上となるEメールを受信できません。業績資料などEメール添付での提出が困難な場合は、大容量データ送信サービスをご利用になるか、予め上記の送信先にご相談下さい。
- ※送信後3日以内(土曜日、日曜日、祝日を除く)にJFから受信確認の連絡が届かない場合は下記の問い合わせ先にお電話でお知らせください。
- ※郵送・持参での提出は受理しません。
なお、(4)推薦状1通の提出についてはEメール/郵送のいずれも可とします。いずれの場合も被推薦者を介さず、推薦者が直接JFに送付してください。郵送の場合の送付先は次の通りです。
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-3 四谷トーセイビル7階
国際交流基金 日本語試験センター
試験制作チーム 研究員採用担当係
【選考方法】
- 1.第一次選考:書類選考、事前課題及び適性検査(応募書類を確認後、試験問題作成の適性を評価するために指定する課題及び適性検査を実施する場合があります。)
- 2.第二次選考:第一次選考通過者に対し、下記のスケジュールのとおり、当日課題(分野によっては事前課題)と口頭試問(課題に関する質疑応答、プレゼンテーションなど)を実施します。口頭試問は、日本語試験センターにおける対面での実施を原則としますが、海外からの応募の場合、Web会議システムなどによる面接も検討します。
【選考スケジュール】
- (1)第一次選考:事前課題に取り組んでいただく場合があります。対象者に対し、10月中旬に課題の連絡をします。第一次選考結果については11月下旬頃までに通知します。
- (2)第二次選考:事前課題の結果を踏まえて、12月中旬より実施を予定しています。第二次選考結果については12月下旬までに通知します。
【説明会】
下記の通りオンラインでの採用説明会実施を予定しています。
- 1.日時
令和6(2024)年9月12日(木曜日)18時30分~20時 - 2.内容(予定)
- (1)JFの概要紹介
- (2)日本語能力試験の概要紹介
- (3)研究員業務の説明
- 3.参加方法
氏名、ご所属及び連絡先を明記の上、説明会の当日15時(9月12日(木曜日))までに標題を「採用説明会参加希望」として、下記Eメールアドレス宛にお申し込みください。
【問い合わせ先】
国際交流基金(JF)日本語試験センター 研究員採用担当
電話:03-5367-1021
Eメールアドレス:js_saiyo@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)
※お問い合わせはメールにてお送りください。
【個人情報の取り扱いについて】
JFウェブサイトの採用情報ページ下部「個人情報の取り扱いについて」をご参照ください。