アジア理解講座 2001年度 第3期




2001年度 第3期
その他の
異文化理解講座
アジア理解講座
実績について
出版について

[火曜日] 「歴史のなかのメコン河」

[木曜日] 「インド古典文学とその展開」

[金曜日] 「現代中国と日本」

※講師、講座内容等、詳細につきましては、各曜日のボタンをクリックしてください。

火曜日

「歴史のなかのメコン河」

日程

2002年1月15日~3月19日 の毎週火曜日

コーディネーター:

石井米雄(神田外語大学学長)

講師:

  • 石井米雄(神田外語大学学長)
  • 横山良一(写真家)
  • 横倉雅幸(國學院大學文学部講師)
  • 石澤良昭(上智大学外国語学部教授)
  • 鈴木玲子(東京外国語大学外国語学部助教授)
  • 加藤久美子(名古屋大学文学部助教授)
  • 高田洋子(敬愛大学国際学部助教授)
  • 堀 博(堀コンサルタン・ツインターナショナル所長)
  • 林 行夫(京都大学東南アジア研究センター助教授)

コーディネーターからのメッセージ

遠くチベット高原にその源を発し、中国、ミャンマー、ラオス、カンボジア、タイ、ベトナムの6カ国を貫流して南シナ海にそそぐ世界第1位の大河メコン河。総延長4400キロを超えるこの大河にそそぐ支流のひとつ、トンレサープ川は、上流に広がる巨大なトンレサープの西北岸に、世界遺産に指定されたアンコール・ワットなどの石造遺跡群があることで広く知られている。
しかしメコンは、これにつきない多彩な側面をもっている。下流部にひろがる広大なメコンデルタで営まれる世界有数の生産量を誇る稲作。テレビでおなじみになった中流部で催される伝統的なボートレース。過去半世紀にわたり上・中流部を中心につづけられてきた国連メコン委員会の開発計画。近年中国政府が、東南アジア進出の足がかりとして力をいれている上流部の商業航路整備。そして歴史的には、タイ、ビルマ、中国、ラオスにまたがるメコン流域をつなぐタイ文化圏の存在など、メコンには、これまで気づかれなかったような多様な顔がある。本講座は、そのメコン河とそれぞれの専門をつうじて身近にかかわってきた専門家による、「メコン百科事典」をめざした企画である。

(石井米雄)

講座概要 【PDF:50KB】

木曜日

「インド古典文学とその展開」

日程

2002年1月17日~3月28日の毎週木曜日、ただし3月21日は祝日のため休講

コーディネーター:

小西正捷(立教大学文学部史学科教授)

講師:

  • 小西正捷(立教大学文学部史学科教授)
  • 上村勝彦(東京大学東洋文化研究所教授)
  • 高橋孝信(東京大学文学部教授)
  • 坂田貞二(拓殖大学商学部教授)
  • 宮本久義(早稲田大学文学部講師)

コーディネーターからのメッセージ

インドの文学伝統は、3500年前にさかのぼる。すなわち初期のヴェーダ文学とそれに続くウパニシャッド等の哲学、さらには仏典や本生譚などの仏教文学や『マハーバーラタ』『ラーマーヤナ』等のヒンドゥー叙事詩、グプタ朝期のサンスクリット古典文学、そして諸地方に展開した中世文学へ、という流れはきわめて豊富であり、インド文明の断絶のない展開を物語っている。一方、これまであまり紹介される機会がなかったが、このような北部中心の文学史とは異なる南インドの叙事詩文学の伝統も重要である。そしてこれらの多様な文学は、各時代・各地方の哲学・思想に大きな影響を及ぼしたのみならず、民間伝承や民俗芸能、民俗絵画などのかたちで広く民衆に継承され、各地方独自のものとして人々のあいだで活き続けている。従来の「古典文学史」にとどまらない本連続講座では、現在まで至る各地域での後世への展開、あるいは日本にまで及んだ影響にもふれてみたい。それぞれの問題に関する第一線の専門家による本講座は、狭義の文学にとどまらず、「インド」の奥深さ、おもしろさに触れていただく機会となるはずである。

※ 尚、講師の都合で、講義順番の内容が前後することがあります。予めご了承ください。

(小西正捷)

講座概要 【PDF:37KB】

金曜日

「現代中国と日本」

日程

2002年 1月18日~3月22日の毎週金曜日

コーディネーター:

天児慧(青山学院大学国際政治経済学部教授)

講師:

  • 天児慧 (青山学院大学国際政治経済学部教授)
  • 高原明生(立教大学法学部教授)
  • 服部健治(愛知大学現代中国学部教授)
  • 大森和夫(国際交流研究所所長)
  • 唐 亮 (横浜市立大学国際文化学部助教授)

コーディネーターからのメッセージ

日中関係は今年で国交正常化30周年を迎える。30年といえば1世代といわれる時間の長さであり、「井戸を掘った人たち」は既に舞台から去った。政治・経済・文化・感情など様々なレベルで今日の両国関係は様変わりしてしまった。かつて日中関係を考える場合、基本的には個別二国間関係として、さらに政治、経済の分野などを主として政府間関係を見ていけばかなりの部分がカバーできた。しかし今日、両国関係は多様化、複雑化している。
本講座では、限られた回数の中で出来る限り「多面的な日中関係」を描き出すように心がけた。「歴史認識」「経済協力」「台湾問題」などを概観した後、合弁企業、貿易といった日中経済交流の現場において何が発生し問題となっているのか、中国人から見た日中関係とはどのようなものか、「日本人の中国誤解」とは何か。「草の根」レベルでの日中交流とはどのようなものなのか、そしてアジア太平洋という地域レベルでの日中協力は可能なのか。こうした問題について、現場経験の豊かな講師陣に生の体験を踏まえながら「両国関係の現在と未来」を語ってもらうことにした。

(天児慧)

講座概要 【PDF:41KB】


ページトップへ戻る