アジア理解講座 2002年度 第3期




2002年度 第3期
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[水曜日] (2003年1月15日~3月19日)全10回
「アフガニスタンを知ろう」

[木曜日] (2003年1月 9日~2月27日)全8回 
「アジア美術新世紀」―「アンダー・コンストラクション」解体新書―

[金曜日] (2003年1月17日~3月28日)全10回 「結婚からみるアジア」

※講師、講座内容等、詳細につきましては、各曜日のリンクをクリックしてください。

水曜日

「アフガニスタンを知ろう」

日程

 2003年1月15日~3月19日の毎週水曜日

コーディネーター

 広瀬崇子(大東文化大学国際関係学部教授)

講師

  • 広瀬崇子(大東文化大学国際関係学部教授)
  • 水島 司(東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授)
  • 堀本武功(国立国会図書館専門調査員)
  • 遠藤義雄(拓殖大学海外事情研究所教授)
  • 前田耕作(和光大学表現学部学部長/教授)
  • 小田尚也(アジア経済研究所地域研究第1部研究員)
  • 山根 聡(大阪外国語大学地域文化学科助教授)
  • 渡辺 章(NGO燈台現地代表)
  • M・ファルク・アーセフィ((社)日本・アフガニスタン協会理事)
  • 宮田律(静岡県立大学国際関係学部助教授)

コーディネーターからのメッセージ

アフガニスタンといえばターリバーンというほどに、この国は近年、特に9.11事件以後、紛争やイスラーム・ファンダメンタリズムと同一視されることが多くなりました。反面、この国の長い歴史や豊かな文化、それに複雑な民族構成などは、ほとんど知られていません。バーミヤーンの仏教遺跡の魅力とは何なのでしょう。突如世界の注目を浴びるようになったパシュトゥーン人とは、一体どのような民族なのでしょう。そしてそのパシュトゥーン人は、どうしてアフガニスタンとパキスタンの2国に分割されるようになったのでしょうか。元国王が帰国しましたが、この国にはいつごろ王国ができたのでしょう。現在の複雑な情勢を理解する上でも、アフガニスタンの知られざる側面を掘り起こすことが必要になってきます。
本講座では、アフガニスタンをよりよく理解するために、文化、歴史、民族、イスラーム教の意味、さらには人々の生活や社会の問題点、また現代の紛争や国家作りなどを、それぞれの分野の専門家や現地体験者などの話しを中心に探ってみたいと思います。そして最終的には戦争で疲弊したアフガニスタンを再建させるために、日本ができることは何かを考えたいと思います。

講座概要 【PDF:87KB】

(広瀬崇子)

木曜日

「アジア美術新世紀」―「アンダー・コンストラクション」解体新書―

日程

2003年1月9日~2月27日 毎週木曜日

コーディネーター

古市保子(国際交流基金アジアセンター 美術コーディネーター)

講師

  • 古市保子(国際交流基金アジアセンター 美術コーディネーター)
  • 片岡真実*(東京オペラシティアートギャラリー主任キュレイター)
  • 神谷幸江*(インディペンデント・キュレイター)
  • 山本淳夫*(芦屋市立美術博物館学芸員)
  • 今福龍太(札幌大学文化学部 教授)
  • 蔡 國強(アーティスト)
  • 松井みどり(美術評論家)
  • 林 道郎(武蔵大学人文学部 助教授)
  • ロジャー・マクドナルド(インディペンデント・キュレイター/ NPO法人アーツ・イニシアティブ・東京 副代表)
  • *アンダー・コンストラクション・キュレイター

コーディネーターからのメッセージ

アジアの現代美術は変容の時代を迎えています。東アジアを中心としたビエンナーレやトリエンナーレなど大型国際展の隆盛、ポストコロニアルの思潮を背景にした欧米の美術界におけるアジア人作家の活躍などには目を見張るものがありますが、一方で、情報化革命とグローバル化の波は、オルタナティヴスペースや小グループの活動の連携を進め、そこから形成されるネットワークは、確立された美術制度のカウンターとして機能しつつ、美術環境の構造変革を促しており、新世紀における多様な美術表現の可能性を生み出しています。
このような状況のもと、国際交流基金アジアセンターではこの12月より来年3月にかけて「アンダー・コンストラクション」展を、国際交流基金フォーラムと東京オペラシティアートギャラリーの2会場において実施します。この展覧会はインド、インドネシア、韓国、タイ、中国、日本、フィリピンのアジア7カ国の20~30代の若いキュレイター9名が、現地調査と議論を重ねて、ひとつの展覧会を作っていくという、アジア発の新しい形の共同プロジェクトであり、43名(組)のアーティストの最新作が展示されます。
本講座は、身近になってきたアジアの現代美術を鑑賞する際にどのような解釈が可能なのかを、実際に「アンダー・コンストラクション」展を訪れてフレッシュな作品と接しながら、現代のアジアの美術環境と美術表現を様々な角度から考えてみようとするものです。

講座概要 【PDF:64KB】

(古市保子)

※本講座は2003年1月9日~2月27日までの全8回の講座です。この講座は、2002年12月7日(土)~2003年3月2日(日)の間、港区赤坂の国際交流基金フォーラムおよび新宿区初台の東京オペラシティアートギャラリーで開催するアジア現代美術展「アンダー・コンストラクション:アジア美術の新世代」と関連した企画です。開催中の第2回目と第3回目の講座に関しては、それぞれオペラシティとフォーラムにて、講師の方々の解説を交えながら、実際に美術展を観覧していただく予定です。また、第5回に予定されている蔡國強氏の講座は、赤坂アークヒルズ内のジャパンファウンデーション国際会議場に場所を移して開催します。尚、美術展入場料金は受講料に含まれています。

金曜日

「結婚からみるアジア」

日程

2003年1月17日~3月28日の毎週金曜日(3月21日は休講)

コーディネーター

八木祐子(宮城学院女子大学学芸学部国際文化学科 助教授)

講師

  • 八木祐子(宮城学院女子大学学芸学部国際文化学科 助教授)
  • 小林寧子(南山大学外国語学部 助教授)
  • 中谷純江(京都大学人文科学研究所 研修員)
  • 杉井 信(宮城学院女子大学学芸学部国際文化学科 助教授)
  • 速水洋子(京都大学東南アジア研究センター 助教授)
  • 岡田浩樹(神戸大学国際文化学部 助教授)
  • 秦 兆雄(神戸市外国語大学 助教授)
  • 手塚恵子(京都学園大学人間文化学部 講師)
  • 土佐桂子(東京外国語大学外国語学部 教授)
  • 福浦厚子(滋賀大学経済学部 助教授)

コーディネーターからのメッセージ

本講座では、東アジア、東南アジア、南アジアの諸地域における結婚観とその変化をとりあげます。結婚がそれぞれの社会においてどのような意味をもつのか、結婚はどのようにして成立するのかなど、結婚のシステム、結婚式のやり方や意味、結婚による地位の変化、結婚と家族・親族の関係といった様々な観点から「結婚」について考えます。文化人類学や法学の専門家が、植民地化、近代化による変化をふまえた歴史的な視点やジェンダーの視点をとりいれ、アジア諸地域の具体的な事例を紹介しながら、現地の様子を語りかけます。
アジアは、80年代以降の経済発展や90年代以降のグローバリゼーションの広がりによって、世界のなかで、もっとも変化をとげた地域と言っても過言ではないでしょう。その影響は、それぞれの社会の結婚の枠組みや結婚観そのものへも変化をもたらしています。結婚は社会の根幹をなす制度です。その結婚観や変化をみることで、アジアの今の姿を捉えていきたいと思います。

講座概要 【PDF:63KB】

(八木祐子)

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