アジア理解講座 2004年度 第3期




2004年度 第3期
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* 講師、講座内容等、詳細につきましては、各曜日のリンクをクリックしてください。

「アジアの社会階層形成と政治」

日程

2003年5月14日~7月16日の毎週月曜日全10回 *3月21日(祝)は休講

コーディネーター

服部 民夫

講師

服部 民夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
尾嶋 史章
同志社大学文学部教授
有田 伸
東京大学大学院総合文化研究科講師
園田 茂人
中央大学文学部教授
小笠原 欣幸
東京外国語大学大学院地域文化研究科助教授
鳥居 高
明治大学商学部助教授
船津 鶴代
日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員
川中 豪
日本貿易振興機構アジア経済研究所副主任研究員
今野 裕昭
専修大学文学部教授

コーディネーターからのメッセージ (服部 民夫)

1970年代から本格的な経済成長を開始した東アジア、東南アジアでは1980年代中盤以降に各国で「民主化」が達成された。フィリッピン、台湾、韓国などがそれであり、当時からそれを可能にしたエンジンはどのような集団あるいは社会階層であったのか、という議論が学界のみならず、マスコミなどでも大きな関心がよせられてきた。それを分析するに際して、欧米風の理論を援用して、産業化の過程で「中間層」が形成され、その人たちが「民主化」を望んだからである、という主張が一定の説得力を持った。しかし、研究が進むにつれてアジア諸国に「民主化」をもたらしたとされる「中間層」の特質は、欧米で長い時間をかけて形成されたそれとは異なった点があることも認識されてきた。
本講座では、ことに「民主化」の意義が問われることになった1997年の経済危機以降、各国で実施された総選挙の結果をも参照しながら、経済成長の過程でアジアにはいかなる社会階層が形成されてきたのか、それがどのような特質を持ち、どのような政治・経済・社会的な意味を持つものなのか、を横断的に検証することを目的としている。講座は序論、アジア各国の社会階層の形成とその特質、そして複数の講師による各国比較、という順序で進められる。

講座概要 【PDF:46KB】

会場 ジャパンファウンデーション国際会議場

「パキスタンを知ろう」

日程

2005年1月11日~3月15日の毎週火曜日全10回 *3月21日(祝)は休講

コーディネーター

広瀬 崇子

講師

広瀬 崇子
専修大学法学部教授
小西 正捷
立教大学名誉教授
井上 あえか
就実大学人文科学部総合歴史学科助教授
山根 聡
大阪外国語大学地域文化学科助教授
麻田 豊
東京外国語大学外国語学部助教授
黒崎 卓
一橋大学経済研究所助教授
濱口 恒夫
大阪外国語大学地域文化学科教授
堀本 武功
尚美学園大学総合政策学部教授

コーディネーターからのメッセージ (広瀬 崇子)

パキスタンはイスラーム諸国の中では、近代的要素を最も強く持つ国の一つです。国民の97%がイスラーム教徒で、しかも年々イスラーム色が濃くなってきていますが、同時にこの国では近代的な官僚機構、軍隊が存在し、科学技術も発達しています。流暢な英語を話す人も数多くいます。
近年、特に9.11事件以降、イスラーム世界と西洋文明の「衝突」が指摘されるようになりました。果たしてイスラームと近代主義の調和は可能なのか。もし可能なら、どのような社会や政治形態、そして文化が生まれるのか。パキスタンはそういった疑問に答える最良の国かも知れません。また、それゆえに多くの苦悩を抱えている国でもあります。
本講座では、以上の問題を解き明かすために、パキスタンという国をさまざまな方面から見ていきます。「パキスタン文明」とはどういうものか。どのようにして国家が誕生したのか。なぜインドとこうまで対立するのか。軍事政権時代が長かったのはどのような理由からか。現代のパキスタンの経済問題は何か。イスラーム教は国家や国民にとってどのような意味を持つのか。パキスタン固有の文化とはいかなるものか。そしてパキスタンの今後のゆくえは国際社会にどのような影響を与えるのか。それぞれの問題を専門家が解明していきます。

講座概要 【PDF:50KB】

会場 財団法人国際文化会館講堂(港区六本木)

「日本・韓国文化のボーダーレス化と身体感覚」

日程

2005年1月14日~3月25日の毎週金曜日全10回 *2月11日(祝)は休講

コーディネーター

黄 順姫(ファン・スンヒ)

講師

黄 順姫
筑波大学大学院人文社会学研究科助教授
吉野 耕作
東京大学大学院人文社会系研究科教授
金 時文(キム・シムン)
東洋経済日報編集局長
生沼 芳弘
東海大学体育学部教授
五十嵐 暁朗
立教大学法学部教授
増田 明男
フジテレビ報道局解説委員
三浦 俊章
朝日新聞東京本社論説委員室論説委員
鈴木 秀一
立教大学経済学部教授
角南 源五
テレビ朝日報道局情報センター社会部長

ほか

コーディネーターからのメッセージ (黄 順姫)

2002年ワールドカップ以後、日本と韓国の関係は、互いの文化に対してありのままの素顔の感覚でみようとする動きが現れてきた。両国の市民は、日本と韓国の過去の歴史による重圧に胸を痛めながらも、悲しみ、偏見、無関心を切り離し、水準の高い文化そのものを堪能しようとする身体感覚が芽生えてきた。
韓国における「ラブレター」の人気はロケ地である北海道への旅を誘い、日本での「冬のソナタ」の人気は韓国のロケ地へと人々を導いていた。 日韓の大衆文化のボーダーレス化が一層進むなか、共通感覚と差異化の手応えを感じる両国の人々が、個人、市民、国民、グローバルビレッジ(地球村)の構成員として、アイデンティティや身体感覚を新たに構築する営みを行なう。
ここで、日本、韓国の社会学、政治学、経営学、教育学、スポーツ学の研究者やジャーナリストたちが、両方の文化を享受する人々の身体感覚の現状を探り、その背後にあるシステム、組織、制度、ポリティクスの変動のダイナミズムを解明する。
受講者と講師がともに、日韓文化の相互への影響とそのフィードバック、そして新たな文化の創出、アジアから発信する文化の戦略の可能性を考察する。

講座概要 【PDF:50KB】

会場 財団法人国際文化会館講堂(港区六本木) 3月11日のみジャパンファウンデーション国際会議場

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