アジア理解講座 2005年度 第1期




2005年度 第1期
その他の
異文化理解講座
アジア理解講座
実績について
出版について

* 講師、講座内容等、詳細につきましては、各曜日のリンクをクリックしてください。

「アメリカのアジア政策-アジアはどう変わったか」

日程

2005年5月18日~6月29日の毎週水曜日全7回

コーディネーター

添谷 芳秀

講師

添谷 芳秀
慶應義塾大学法学部教授
久保 文明
東京大学法学部教授
高木 誠一郎
青山学院大学国際政治経済学部教授
村田 晃嗣
同志社大学法学部教授
藤原 帰一
東京大学大学院法学政治学研究科教授
岩間 陽子
政策研究大学院大学助教授

コーディネーターからのメッセージ (添谷 芳秀)

21世紀の世界は、自由と民主主義を軸に世界を変革するというヴィジョンを掲げ2001年に誕生したブッシュ政権の外交を軸にして、全く新しい時代に突入した観があります。同年9月11日の対米テロ攻撃は、ブッシュ政権の使命感に具体的な形を与えました。2005年からブッシュ政権の二期目がスタートしたことにより、アメリカの世界戦略はどのような展開を示すことになるでしょうか。
以上のことは、今日世界中の人々にとって他人事ではない重要な問題で、私達アジア人ももちろん例外ではありません。しかし、ブッシュ政権の関心はかなりの程度グローバルな次元にとどまっており、いわゆる地域政策と呼べるものがどれほどあるのか、日常的にあまりよく伝わってきません。本講座では、今日のアメリカのアジア政策を理解する手立てとして、じっくりと戦後の展開を概観し、その鳥瞰図を描いてみたいと思います。
第二次世界大戦後、そして冷戦中のアメリカの地域研究とその成果を反映した地域政策には、濃密な詳細と壮大な体系が備わっていました。それが、良い意味でも悪い意味でも、私達アジアの現実を様々に形作ってきたことは周知のとおりです。本講座でアメリカの一連のアジア政策を振り返り、今日のアジアを考える一助としていただければ幸いです。

講座概要 【PDF:71KB】

会場  ジャパンファウンデーション国際会議場

「現代ミャンマー(ビルマ)を知ろう」

日程

2005年5月12日~6月23日の毎週木曜日全7回

コーディネーター

高橋 昭雄

講師

高橋 昭雄
東京大学東洋文化研究所教授
根本 敬
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授
工藤 年博
日本貿易振興機構アジア経済研究所研究企画課長
ナンミャケーカイン
東京外国語大学非常勤講師
土佐 桂子
東京外国語大学外国語学部教授
池田 一人
東京大学大学院総合文化研究科博士課程

コーディネーターからのメッセージ (高橋 昭雄)

1988年、民主化運動を武力で弾圧して登場した軍事政権は、民主化と市場経済化に向かう冷戦後の国際情勢とビルマ式社会主義の失敗を踏まえて、総選挙の実施と経済の自由化を宣言したものの、1990年の総選挙での民主化勢力の圧勝という結果を無視し、旧態依然の抑圧体制を続けている。一方では、外資の積極的導入、民間経済活動の自由化、金融制度の改革といった脱社会主義化を進め、欧米の経済制裁にもかかわらず、中国、韓国、ASEAN諸国などアジアからの投資や援助それら地域への財や労働力の輸出が増加してきた。しかし1997年のアジア経済危機以降、経済面においても統制色を強め、こちらの自由化路線も雲行きが怪しくなってきている。
他のASEAN諸国が民主化や開放化に動く中で、取り残されてしまった感のあるミャンマーであるが、それでも人々は暮らし続けねばならない。大きな統制と小さな自由との狭間で、農民は、市民は、経営者は、労働者は、少数民族は、どのような社会構造の中に生き、生計を立てているのだろうか。本講座では、ミャンマーで長期間生活し研究を続けてきた講師陣が、単なる生活体験談に堕すことも専門用語の羅列に終わることもなく、それぞれの専門分野からミャンマー社会の深層に迫る。

講座概要 【PDF:78KB】

会場 日本教育会館

「アジア都市文化の現在形」

日程

2005年5月13日~6月24日の毎週金曜日全7回

コーディネーター

多和田 裕司

講師

多和田 裕司
大阪市立大学大学院文学研究科助教授
土佐 昌樹
国士舘大学21世紀アジア学部教授
住村 欣範
大阪外国語大学外国語学部助教授
芹澤 知広
奈良大学社会学部助教授
見市 建
京都大学東南アジア研究所日本学術振興会特別研究員
福浦 厚子
滋賀大学経済学部助教授

コーディネーターからのメッセージ (多和田 裕司)

経済発展とグローバル化を背景にして、いまアジアの各都市はその姿を大きく変えつつあります。本講座は、具体的な事例をもとにアジア都市文化の現状をご紹介するとともに、アジア都市文化の特色とこれからの方向性を探ることを目的としています。
そのための切り口として、アジア都市文化をさまざまな方向に向かう「力」の交錯の中に浮かびあがらせてみたいと思います。たとえば文化の形成過程に目を向ければ、豊かさとともに広まった都会的な生活様式や越境するポップカルチャーなどのような、文化的共通化へと向かう「力」がある一方で、情報化や国際化の大波の中で伝統やアイデンティティを指向し、文化的固有性を強調する「力」の存在も見落とすことは出来ません。あるいは、文化が果たしている役割という観点から見れば、それぞれの都市の文化に、都市のイメージを発信するソフトパワーとしての外向きの「力」と、ナショナリズムや国民統合に資する内向きの「力」という、ふたとおりの性質を見い出すことも出来るでしょう。アジア都市文化の<いま>とは、まさにこれらさまざまな「力」の複雑な組み合わせとして立ち現れたものにほかなりません。
ソウル、ハノイ、香港、ジャカルタ、シンガポール、クアラルンプール。本講座を通して、アジア各都市で進行中の文化的ダイナミズムとそのなかで生きる人々の姿に触れて頂ければと願っています。

講座概要 【PDF:70KB】

会場U.S.エデュケーション・ネットワーク

ページトップへ戻る