アジア理解講座 2006年度 第1期




2006年度 第1期
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[水曜日] (2006年5月17日~8月2日) 全10回 ※7月5日、26日は休講
感染症をめぐる問題群

[木曜日] (2006年5月18日~7月27日) 全10回 ※7月6日は休講
変貌するインド─成長を続ける経済とそれに伴う政治・社会の変化

* 講師、講座内容等、詳細につきましては、各曜日のリンクをクリックしてください。

水曜日

(2006年5月17日~8月2日)全10回 ※7月5日、26日は休講

感染症をめぐる問題群

コーディネーター

飯島 渉

コーディネーターからのメッセージ

2003年のSARSの発生や最近の鳥インフルエンザの発生によって、アジアにおける感染症をめぐるさまざまな問題が注目を集めるようになっています。グローバリゼーションの進展の中で、一地方に発生した感染症がただちに世界各地に波及する可能性があることも多くの関心が寄せられる背景となっています。
20世紀後半、人類は、かつて多くの人々の命を奪ってきた天然痘を根絶しました。そして将来的には多くの感染症を克服することが出来るという楽観的な見方が広まりました。しかし、現実はその逆でした。未知の感染症(新興感染症、SARSはその代表例の一つです)が発生すると同時に、いったんは抑制されていた感染症の復活(再興感染症、結核はその代表例の一つです)もみられるようになりました。
どうしてこのような状況が生まれたのでしょうか。本講座では、医学・衛生学の専門家と人文・社会科学の専門家の協力によって、今日の感染症をめぐる問題群を長い時間軸と幅広い視点から紹介します。感染症それ自体は、医学・衛生学の対象と考えられがちです。しかし、感染症の発生には、社会的経済的な要因も大きな意味をもっています。また、予防をめぐっては、それを支える社会システムのあり方がきわめて重要なのです。
本講座を通じて、さまざまな視点から感染症をめぐる問題群を知っていただければ幸いです。

講師/講義日程/テーマ

(講師および日程・テーマは変更となる場合もあります)

日程
講師/テーマ
5月17日
「感染症の逆襲-イントロダクション-」
飯島 渉(青山学院大学文学部教授)
24日
「新興感染症と再興感染症」
長谷川 敏彦(国立保健医療科学院政策科学部長)
31日
「インフルエンザ」
長谷川 敏彦(国立保健医療科学院政策科学部長)
6月7日
「歴史の中の感染症」
見市 雅俊(中央大学文学部教授 )
14日
「開発と感染症」
脇村 孝平(大阪市立大学大学院経済学研究科教授 )
21日
SARSをめぐる問題群」
美馬 達哉(京都大学医学研究科高次脳機能総合研究センター助手)
28日
「住血吸虫症と医療援助」
中村 哲(国立国際医療センター研究所適正技術開発・移転研究所プロジェクト評価研究室長 )
7月12日
「鳥インフルエンザ」
美馬 達哉(京都大学医学研究科高次脳機能総合研究センター助手)
19日
「マラリア」
脇村 孝平
(大阪市立大学大学院経済学研究科教授 )
8月2日
「衛生の政治学」
飯島 渉
(青山学院大学文学部教授)

講座概要 【PDF:71KB】

木曜日

(2006年5月18日~7月27日)全10回 ※7月6日は休講

変貌するインド─成長を続ける経済とそれに伴う政治・社会の変化

コーディネーター

近藤 正規

コーディネーターからのメッセージ

最近国際社会で大きな注目を集めているインド。急拡大を続けるIT(情報技術)産業だけでなく、バイオ・医薬品といった新しい産業も国内で育ちつつあり、株式市場の拡大も目覚しいものがあります。しかしながら一方で、国内には膨大な数の貧困層が存在しており、低い教育水準やいまだに残るカースト制度も社会問題となっています。次に外交面に目を向けると、インドは米国、中国、パキスタンなどの諸国と関係改善を進めており、米国や英国を始めとして世界中に散らばる印僑の存在も、インドの国際的な存在感を高めることに貢献しています。インド文化に対する関心も高まっており、ボリウッドという言葉に代表されるインドの映画産業は、世界中で注目されています。このように変貌を遂げつつあるインドで、人びとは現在どのような暮らしをしていて、インド社会は今後どのような方向に向かっていくのでしょうか? 本講座では、政治・経済・社会の3つの分野においてインドを多角的に眺め、皆さんの理解を深めていきたいと考えています。

講師/講義日程/テーマ

(講師および日程・テーマは変更となる場合もあります)

日程
講師/テーマ
5月18日
「インド経済の概要」
近藤 正規(国際基督教大学国際関係学科準教授)
25日
「インドの株式市場」
山口 正章(野村證券(株)金融経済研究所シニアストラテジスト)
6月1日
「IT産業・バイオ産業」
近藤 正規(国際基督教大学国際関係学科準教授)
8日
「農村社会における人間開発・貧困削減問題」
黒崎 卓(一橋大学経済研究所教授)
15日
「インドの国内政治」
三輪 博樹(筑波大学大学院人文社会科学研究科助手 )
22日
「インドの外交政策」
伊藤 融(島根大学法文学部助教授)
29日
「核問題」
小川 伸一(防衛庁防衛研究所研究部長)
7月13日
「インドの海外移民」
広瀬 崇子(専修大学法学部教授)
20日
「経済発展に伴う、社会・文化の変化とカースト制度」
奈良 毅
(東京外国語大学名誉教授 )
7月27日
「経済発展とインド映画」
松岡 環
(アジア映画研究者)

講座概要 【PDF:80KB】

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