アジア理解講座 2007年度 第3期




2007年度 第3期
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「異文化理解講座」とは・・・

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、文化芸術交流、海外における日本語教育、日本研究・知的交流を主要な事業領域として、日本と海外諸国との相互理解を深めるためにさまざまな事業を展開しています。

この「異文化理解講座」は、第一線で活躍する専門家の方々を講師として招き、海外の国や地域を多様な視点から取り上げる連続講座です。2007年度第3期は「中南米理解講座」、「中東理解講座」、「アジア理解講座」を開催します。これらの地域に暮らす人たちの生活・文化・歴史などを知ることによって、異文化への理解を一層深めていただければ幸いです。

異文化理解講座の書籍化について

理解講座をより多くの方々に共有していただくことを目的に、ジャパンファウンデーションでは書籍化を行なっております。今後、講座内容が書籍化される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
なお、これまでに出版されました関連書籍につきましては、異文化理解講座出版物でご覧いただけます。

今期の講座

* 講師、講座内容等、詳細につきましては、各曜日のリンクをクリックしてください。

火曜日(2008年1月15日から3月18日) 全10回

アジアの〈こころ〉と〈からだ〉:医療人類学からのアプローチ

コーディネーター

池田 光穂
奥野 克巳

コーディネーターからのメッセージ

アジアには、土着の精霊や神などとの交信という信仰形態が、さまざまなかたちで行われ現在まで続いています。ヒンドゥー教、仏教、キリスト教、イスラム教、儒教、神道などの諸宗教がうまれ伝播し、それらがじつに複雑に入り組んで定着分布しています。また西洋の列強による植民地統治はヨーロッパ型の制度や思想をもたらしましたが、西洋医療の導入も例外ではありません。アジアにはハイテク産業の中心地が多くありますが、同時にさまざまな伝統医療の宝庫でもあり「癒しのツーリズム」も盛んです。
アジアの人びとの〈こころ〉と〈からだ〉は、そういった歴史と文化のダイナミズムを経て、多様性をもちながらも豊かにかつ複雑に形成されてきました。この講座は、アジアの〈こころ〉と〈からだ〉を医療人類学の観点から考えます。呪術、死やシャーマニズム、民族医療の再生や老いの問題にはじまり、近代アジア社会の出産や美容整形など急務の課題にも迫ろうとします。医療という文化を分析するという目的をもちつつ、身体観や疾病観の変化などに触れながら、日本社会との比較も視野に入れ、アジアの〈こころ〉と〈からだ〉を皆さんとともに読みといてゆきます。

講師および日程・テーマ

(*変更となる場合もあります)

1月15日 ボルネオの葬儀、日本の葬儀
奥野 克巳(桜美林大学リベラルアーツ学群准教授)
1月22日 インドの不妊:〈産むこと〉をめぐるジェンダーと文化のポリティクス
松尾 瑞穂(日本学術振興会特別研究員)
1月29日 韓国と日本の美容整形:関係の中の身体
川添 裕子(松蔭大学非常勤講師)
2月5日 老いの諸相:アジア太平洋の老人の生き方
福井 栄二郎(日本学術振興会特別研究員)
2月12日 中国少数民族ウイグル族のシャーマニズムとエスニシティ
西原 明史(安田女子大学家政学部准教授)
2月19日 呪術の論理からみた〈こころ〉と〈からだ〉:日本とパプアニューギニアとの比較
吉田 匡興(桜美林大学リベラルアーツ学群非常勤講師)
2月26日 宮古島シャーマニズム複合と精神医療
下地 明友(熊本学園大学大学院社会福祉学研究科教授)
3月4日 病いは人間関係のバロメータ:ラオスの少数民族カントゥの病気治療
西本 太(総合地球環境学研究所研究部非常勤研究員)
3月11日 今、アジアの女性たちはどのように産んでいるのだろうか
松岡 悦子(旭川医科大学医学部准教授)
3月18日 アジアの医療人類学入門
池田 光穂(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授)

講座概要 【PDF:80KB】

会場

ジャパンファウンデーション国際会議場

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