アジア理解講座 1998年度 第3期




1998年度 第3期
その他の
異文化理解講座
アジア理解講座
実績について
出版について

[月曜日] 「中国少数民族の民俗芸能から」

[火曜日] 「ベトナム社会・文化の最前線」

[水曜日] 「インドを知ろう3~北インドの人々の暮らし~」

※講師、講座内容等、詳細につきましては、各曜日のボタンをクリックしてください。

月曜日

「中国少数民族の民俗芸能から」

1999年1月11日~3月29日(2月1日、3月22日は休講)

講師
星野紘(東京国立文化財研究所芸能部長)、廣田律子(神奈川大学経営学部助教授)、松平誠(女子栄養大学栄養学部教授)、鈴木正崇(慶應義塾大学文学部教授)、黄強(学習院大学東洋文化研究所客員研究員)、高山茂(早稲田大学演劇博物館研究員)、野村伸一(慶應義塾大学文学部教授)

昨今テレビのアジア紹介番組が増えていますが、中でも、中国少数民族(55族)の習俗の紹介が盛んなようです。それは日中間の地理的な距離の近さ、中国大陸方面の文化が歴史的に日本に与えた影響の強さ、日本人起源論がこの方面を視野に入れたものが多いことなどがその理由と考えられます。
しかし、歌や踊りなどの芸能の習俗については、それらが人々の生活習俗の花で話題になりやすいものでありながら、情報がバラバラに伝えられていること、また、それ自体が衣食住の問題のように誰もが簡単に了解できる習俗でないことから、大変わかりにくいものとなっているようです。
中国を始め東アジア一帯の歌や踊りなどの芸能は、他地域のものに比べると、日本人にとっては親しみを覚えやすいものです。もちろん相違点もありますが、それは逆に日本の民俗芸能の特徴や変容した姿を照射するものだといえるでしょう。このことを視野に置き、中国少数民族の歌や踊りなどの伝承を整理して紹介します。

火曜日

「ベトナム社会・文化の最前線」

1999年1月12日~3月16日

講師
坪井善明(早稲田大学教授)、桃木至朗(大阪大学文学部助教授)、重枝豊(日本大学理工学部助手)、徳丸吉彦(お茶の水大学文教学部教授)
 
刷新政策のドイモイを開始して13年目。アジアの経済危機にもかかわらず、1998年度もベトナムは6%の経済成長を維持し、経済発展をとげてきています。この13年の間にベトナム社会は大きな変容をとげてきました。その一方で、市場経済による開放化は、深刻なナショナルアイデンティティークライシスをおこしています。中央委員会レベルでも「民族文化の再興」が議論されるまでになりました。今回の講義は、急速な変貌をとげるベトナム社会の文化面、社会面の問題をとりあげます。とくに、建築・音楽・少数民族・守護神・歴史等の分野で、現地で活動されている専門家から、伝統的なものが現代の流れのなかでどう維持され・発展しているのかをわかり易く紹介します。

水曜

「インドを知ろう3~北インドの人々の暮らし~」

1999年9月30日~12月2日の毎週水曜日

講師
講師:坂田貞二(拓殖大学商学部教授)、宮本久義(早稲田大学講師)、   福永正明(南アジア研究ネットワーク代表)、小牧幸代(京都大学人文科学研究所助手)、関口真理(フェリス女学院大学他非常勤講師)、田中多佳子(東京芸術大学他非常勤講師)
 
南アジアの歴史と社会をとり上げた「インドを知ろう1」、南インドの文化・芸術をとりあげた「インドを知ろう2」に続き、今回は北インドの人々の暮らしを見ることにします。
北インドは仏教が興ったところであり、いまそこではヒンドゥー教、イスラーム教などさまざまな宗教・信仰が人々の日常生活の規範となっています。宗教色が濃いインドの人々の暮らしを外から見て、「神秘的」、「悠久」ととらえる人が少なくないようですが、それを内側から見るなら、それぞれの信仰や行為の意味が理解でき、現実が変化しているさまに気付くでしょう。
四千年に及ぶ長い歴史の集積としての今日、様々な信仰をもつ人々が、都市や村落でどのように暮らし、どんなことを考え願っているのか―こうした日常生活に注目しながら、北インドの諸相をとり上げます。

ページトップへ戻る