第4回アジア次世代美術館キュレイター会議

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)では、アジア各国の美術館の次代を担う若手キュレイターが集い、情報の交換と共有、共通の課題に対する議論を通じて、域内のネットワーク構築と、近・現代美術を中心とした継続的な共同研究や企画の可能性を探ることを目的に、「アジア次世代美術館キュレイター会議」を実施しています。
第1回(東京・大阪)、第2回(ソウル)、第3回(マニラ)に続いて第4回目となる今回は、横浜トリエンナーレが開催される年でもあることから、再び本会議を日本へ招へいし、以下の通り実施することにします。

今回の会議の目的は4つです。

  1. 1)日本の美術館状況の理解
  2. 2)アジアの美術館共通の課題に関する協議
  3. 3)アジア美術の言説と状況の理解
  4. 4)キュレーションに関する考察

第3回アジア次世代美術館キュレイター会議風景の画像 第3回アジア次世代美術館キュレイター会議風景
  於:アヤラ美術館(マニラ)

日程

2008年11月17日 月曜日 から 24日 月曜日 [7泊8日]
11月17日 月曜日 福岡着 (福岡泊)
11月18日 火曜日

午前 福岡アジア美術館視察
午後 広島市現代美術館での視察と協議

(広島泊)
11月19日 水曜日

昼  国立国際美術館での視察と協議
午後 京都国立近代美術館での視察と協議

(東京泊)
11月20日 木曜日

昼  横浜トリエンナーレ視察
午後 横浜美術館での協議

(東京泊)
11月21日 金曜日

終日 次世代キュレイター会議

(東京泊)
11月22日 土曜日

午前 都内自由視察
午後 国際シンポジウム聴講・参加

(東京泊)
11月23日 日曜日

終日 国際シンポジウム聴講・参加

(東京泊)
11月24日 月曜日

東京発

(東京泊)

参加キュレイター

  • 蔡涛(広東美術館チーフ・キュレイター、中国)
  • ミシェル・ホー(シンガポール美術館アシスタント・キュレイター)
  • ディタス・R・サムソン(アヤラ美術館キュレイター、フィリピン)
  • 手塚美和子(アジア・ソサエティ、 アソシエイト・キュレイター、米国)
  • アメルディン・ビン・アフマッド(マレーシア国立美術館キュレイター)
  • イム・デグン(韓国国立現代美術館キュレイター)
  • リュ・ジヨン(韓国国立現代美術館キュレイター)
  • ソムポット・スカボン(タイ国立美術館キュレイター)
  • 橋本梓(国立国際美術館研究員)
  • 八巻香澄(東京都庭園美術館学芸員)

その他、JENESYSプログラム 東アジアクリエーター招へいプログラム」にて同時期招へいされている5名の若手キュレイターが参加します。

オープン・フォーラム

日時:
11月21日 金曜日 10時から18時
会場:
ジャパンファウンデーション 第1セミナー室 アクセス
東京都新宿区四谷4-4-1 ジャパンファウンデーション9F

※アジア各国の美術館のキュレイターが以下の項目について発表をし、意見交換をします。ご関心のある方はお問い合わせください。

1)コレクションと美術館の役割

  • 各々の美術館でのコレクションに関する方針と、その特徴について。特に国立美術館である場合は、自国の美術史の形成に、その収集活動がどのように関与していると考えているか。
  • コレクションに関して、これまで試みた新しい、もしくは実験的な、アプローチについて。早急な議論や解決の必要があると感じられた問題は何か。
  • 若手アーティストを対象に、どのような形態の支援プログラムを運営しているか(例:アーティスト・イン・レジデンス、アニュアル展、コンペ)。また、こういったプログラムは、コレクション形成のプロセスやキュレーションとどのように関わっているか。
  • 美術館はそれぞれを取り巻くコミュニティで、どのような役割を果たしているか。社会との関わりについて、頻繁に議論されている、または議論する必要のあるトピックとして挙げられるものは何か。
  • アート・マーケット、その他作品の制作や流通を媒介するものと、美術館との関係の現状について。

2)キュレーション

  • キュレーションの新しいスタイル、またはキュレーションの可能性について、例えばプロセス・ベースの作品とオブジェクト・ベースの作品の取り扱いの違いから、何が見えてくるか。
  • 今日のキュレーションの在り方において、特に適用できる、または意義深いと思われる考えや理論、その他参照しているものについて。
  • 各々のキュレーションの取り組みにおいて、差し迫った問題と認識している事柄としては、どういったものが挙げられるか。
  • 自身のキュレーションを通じて、一般の人々やオーディエンスに接触することについて、どのようなことを考えているか。

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