宮城-ニューオリンズ青少年ジャズ交流

ハリケーン被害で日本から楽器寄贈を受けたニューオリンズの高校生JAZZバンド
宮城県の被災地で子供達と共演 

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は日本ルイ・アームストロング協会、ティピティナス財団との共催で、10月5日~15日、米国ルイジアナ州ニューオリンズから高校生を中心とするJAZZバンドを招待し、石巻、気仙沼、多賀城の子供達と共演する「宮城-ニューオリンズ青少年ジャズ交流」を実施しました。

2005年のハリケーン・カトリーナの際、ジャズの故郷ニューオリンズへ1000万円を超える義援金を送った日本の人々への恩返しとして、東日本大震災の1ヵ月後には気仙沼の子供達にニューオリンズからの支援で楽器が贈られました。今度は楽器を贈ってくれたニューオリンズの子ども達のジャズバンドが、被災地をジャズで応援するために来日したのです。


メンバーはティピティナス財団ジャズプログラムのインターン生によるバンドとオー・ペリー・ウォーカー高校ブラスバンドの計16名。石巻ジュニアジャズオーケストラ、気仙沼ザ・スウィング・ドルフィンズ、多賀城ブライトキッズ、東北学院中学・高等学校など、被災地の子供達と一緒に日米両国のプロミュージシャンからワークショップを受け、地元のライブフェスティバルなどで共演しました。

東北での活動を追ったドキュメンタリー動画(石巻、気仙沼、仙台各地の関係者インタビューを収録)をご覧頂けます。

インタビュー収録完全版(15分間・英語字幕つき) 
A Jazz Journey to Tohoku (Full Version with Interviews)
URLhttp://www.youtube.com/watch?v=6LRoUh7fjPE&list=UUWNkrzmC1XpWFCDBDs2dShA&index=1

ダイジェスト版(5分間)
A Jazz Journey to Tohoku (Short Version)
URLhttp://www.youtube.com/watch?v=3pTmOeGJL-c&feature=youtu.be

Directed by Yasuhiro Tamura

当日の写真をこちらよりご覧いただけます。

宮城-ニューオリンズ青少年ジャズ交流
Photographs: Kenichi Aikawa

宮城-ニューオリンズ青少年ジャズ交流
Photographs: Kenichi Aikawa

宮城-ニューオリンズ青少年ジャズ交流
Photographs: Kenichi Aikawa

宮城-ニューオリンズ青少年ジャズ交流
Photographs: Kenichi Aikawa

主催: 日本ルイ・アームストロング協会、ティピティナス財団、国際交流基金
日本ルイ・アームストロング協会、ティピティナス財団、国際交流基金の画像
運営・制作協力: みやぎ音楽支援ネットワーク、東日本大震災復興支援JSFプロジェクト、
早稲田ニューオルリンズジャズクラブ
運営・制作協力: ロゴ

東北での公演スケジュール

10月7日(日)
14:00
「石巻ジュニアジャズオーケストラ」と共演 (石巻まちなか復興マルシェ)
10月8日(祝)
14:00
気仙沼ジュニアジャズオーケストラ「ザ・スウィング・ドルフィンズ」と共演
(気仙沼ストリート・ライブ・フェスティバル)
10月9日(火)
18:00
多賀城小学生ジャズバンド「ブライト・キッズ」、仙台のジャズバンドと共演
(仙台市宮城野区民センター・コンサートホール「ジャズと文化交流会」)
10月10日(水)
16:00 
東北学院中学校・高等学校吹奏楽部と交流


Tipitina's Intern Band
Donald Harrison, Jr.氏が芸術監督を務めるティピティナス財団インターン生によるジャズバンド。9年目を迎える同財団のインターンシップ・プログラムには音楽に関心を持つ13歳から19歳までの青少年が参加。

O. Perry Walker's Chosen Ones Brass Band
Wilbert Rawlins, Jr.氏指導のもと、9年生から12年生までの生徒によるニューオリンズ伝統のリズミカルなビートと管楽器のサウンドが自慢のブラスバンド。学校行事のほかパレードなどで演奏を披露している。

石巻ジュニアジャズオーケストラ
石巻市・東松島市・女川町の生徒たちのアマチュアジャズオーケストラ。街角に響きわたるビッグバンドジャズによって震災復興に奮闘する石巻地域の人々を勇気づけようと2012年6月に結成された。

気仙沼ジュニアジャズオーケストラ  ザ・スウィング・ドルフィンズ
1993年気仙沼地方の音楽家が子供達に音楽の素晴らしさを伝えるために結成したバンド。小学5年生から中学3年生の気仙沼地方の児童生徒で編成し、ジャズを中心にボサノバやラテンなど、様々なジャンルの曲に挑戦している。

ブライトキッズ
「輝ける子供達がこれからの日本を明るく照らして行きます!」を合言葉に宮城県内を中心に数多くの演奏を行なう。 2005年、06年にはライブアルバムをリリース。震災発生後もニューオリンズから楽器寄贈を受けて活動を継続。

みやぎ音楽支援ネットワーク
仙台「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」が組織化した「東日本大震災復興支援JSFプロジェト」と宮城県内で音楽に携わっている有志が設立。震災直後の「物的支援」からより継続的な支援を目的とし、会員のそれぞれのネットワークを活かし、音楽を媒介に被災された方々が「癒され」「元気」を得、「希望・夢」を持つことが出来るような生活環境を整えるお手伝いを的確・スムースに行うことを目指し、活動に取り組んでいる。

日本ルイ・アームストロング協会
"サッチモ"ことルイ・アームストロングのジャズを通して世界中の人々に愛と芸術で平和をもたらす精神を継承するために、ジャズ演奏家の外山喜雄・恵子夫妻が中心となって1994年に設立。2005年にはハリケーン・カトリーナによって被害を受けたミュージシャンや子供達を支援するために義援金を集めた。東日本大震災時には、みやぎ音楽支援ネットワークとともにニューオリンズからの被災地支援の窓口となった。

ティピティナス財団
ジャズの聖地ニューオリンズの名門ライブハウスが母体となり、2003年に設立。ハリケーンによって被害を受けたミュージシャンへの支援活動を行なう。近年では、ルイジアナ州の音楽家支援の他、青少年に楽器を寄贈する活動に取り組んでいる。東日本大震災発生後にはニューオリンズから東北の被災地に楽器を寄贈する拠点となった。

日本とニューオリンズのジャズ交流

東日本大震災の1ヶ月後、津波で楽器を流された気仙沼の子供ジャズバンド「ザ・スウィング・ドルフィンズ」のもとに米国ニューオリンズから楽器が贈られ大きな話題になった。ジャズの故郷ニューオリンズの子供達に長年にわたり楽器を贈り続け、2005年のハリケーン・カトリーナの際にもいち早く1000万円を超える義援金を送った日本ルイ・アームストロング協会の外山喜雄、恵子夫妻の活動と、日本の人々への“恩返し”の楽器だった。日本とニューオリンズの音楽を通じた交流の積み重ねが今回の来日・共演に結びついた。ニューオリンズから寄贈された楽器を得て復活した気仙沼「ザ・スウィング・ドルフィンズ」は、今回の交流事業に続き、来年にはニューオリンズを訪れ、感謝のコンサートを行う計画が進んでいる。

ニューオリンズで渡日前オリエンテーションを実施しました。

Kabuki Performance: The 60th Anniversary of Japan-Israel Diplomatic Relations

10月5日からの日本訪問に先立ち、9月17日にニューオリンズのオー・ペリー・ウォーカー高校において国際交流基金による渡日前オリエンテーションが行なわれました。
ドナ・フレーシュ在ニューオーリンズ名誉日本総領事も出席され、「被災を経験した自分たちの経験を踏まえて、米国の代表として役目を果たしてきてほしい」と学生を励ましました。オリエンテーションでは、このプログラムの趣旨、東日本大震災の概要、日本の気候、人々のくらし、マナーなどについて学び、日本語による挨拶の練習をしました。オリエンテーションの最後にはこのプログラムで自分たちのすべきこと、できること、したいことをそれぞれ付箋に書いて模造紙に貼り、仲間と共有することで頭の整理を行いました。翌日から早速日本語で挨拶をしてみるなど、生徒たちは初めての日本訪問への期待に胸を膨らませていました。

[お問い合わせ]

国際交流基金 文化事業部 米州チーム
担当:諏佐 E-mail、松本 E-mail
03-5369-6061

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