KAKEHASHIプロジェクト / 地方の魅力発信若手リーダー派遣 第1陣

2014年6月実施の派遣事業

地方の魅力発信若手リーダー派遣 第1陣

日程:2014年6月8日~6月15日
参加人数:9名

プログラム記録写真

ニューヨーク日本文化センターの写真
ニューヨーク日本文化センター
(オリエンテーション)

ハーレム地区コミュニティ開発機構 訪問の写真
ハーレム地区コミュニティ開発機構 訪問
(意見交換会)

社会起業家Greg Van Kirk氏との対話の写真
社会起業家Greg Van Kirk氏との対話
 

ブルックリン醸造所 訪問の写真
ブルックリン醸造所 訪問
(製品等の意見交換会)

ネットワーキング・セッションの写真
ネットワーキング・セッション
(共催:ジャパン・ソサエティ)

The Austin Convention & Visitors Bureau訪問の写真
The Austin Convention & Visitors Bureau訪問
(意見交換会)

ファーマーズ・マーケット 訪問の写真
ファーマーズ・マーケット 訪問
(米国の文化理解)

サステイナブル・フード・センター 訪問の写真
サステイナブル・フード・センター 訪問
(意見交換会)

オースティン市公共事業部 訪問の写真
オースティン市公共事業部 訪問
(意見交換会)

アサクラ・ロビンソン建築事務所 訪問の写真
アサクラ・ロビンソン建築事務所 訪問
(意見交換会)

バイク・テキサス社 訪問の写真
バイク・テキサス社 訪問
(意見交換会)

有識者との意見交換会の写真
有識者との意見交換会(フォーラム)
(共催:広域オースティン日米協会)

ピックアップ プログラム参加者の声

1. 今回の米国での日本の魅力発信を通じて、もっとも印象に残ったこと

  • 地域・社会づくりの中で使われる「sustainable=持続可能性」という言葉について、日本では「エネルギー」や「経済的な自立」を意味することが多いが、アメリカでは「人がどのように継続的に関わっていけるか」という意味で使われており、まさに自らの街は自ら作る、というスタンス、フロンティア精神が最も印象的でした。
  • 農村や都市部でも、食を通し人と共有ができる場が増えることにより、生活がより華やかになり、交流も豊かになるような印象をもちました。ファーマーズ・マーケットや、コミュ二ティ・ガーデン、食を通したコミュニティ作りも素晴らしく、住民同士が触れ合うことで街が一体となり、目線の揃った新しい取り組みが生まれているように感じました。
    また、どの機関でも共通してヴィジョンとデザインに力を入れていたことが印象に残りました。街作り、流通、社会起業、リデザインが生む効果がとても大きい反面、多少なりとも失うものがあるようにも感じましたが、とても刺激になりました。
  • Greg Van Kirk氏の取り組み、意見は非常に印象に残っています。世の中の不便を自分事として捉え、それを小さく始めて大きな仕組みに変えていく。加えて、ホール・フーズ・マーケット社にも共通しますが、営利はもちろんのことソーシャル・インパクトを重要視し、それに多くの方が共感し実践していく。個人や企業の意識が先進的であり、行政機関においてもそれが見られる点は、アメリカ発のイノベーションが多い背景なのかと感じました。しかしそれは一朝一夕で実現できることではなく、個人や企業の草の根活動の結実だと思います。

2. 帰国後、地域や業界等で伝えていきたいことについて

  • 地元の商工会議所、法人会、若手起業家向けの報告会開催要請があり、8月中旬に実施する予定です。その際に、日米のNPO法人間に見られる違い、民間と行政の関係性などを軸に、大都市ニューヨークと急成長し続けるオースティンの地域性について伝えていきたいと思います。
    特に、地域の魅力を効果的に伝えるツール(企画、デザイン)の重要性について伝えたいです。また、(自分の事業と)スケールは違いますが、町づくりにおける民意の合意形成に向けた働きかけ方や、行政へのアプローチ方法等を参考にして、今後(自分の事業に)取り組んでいきたいです。
  • すでに三重県知事、三重県関係部署、津市長、津市関係部署等には報告を終えておりますが、今回の訪問先に共通するキーワード「地域再生・地域活性化」「社会起業」「コミュニティ開発」「持続可能性」「食と農」などを、自身の取り組みにフルに活かしたいと考えています。「いなかツーリズムによる超過疎地再生プラン」を通じて、それら学んだことを実践して参ります。
  • コミュニティのあり方について、市民参加型という発想は日本にもありますが、まだまだ行政主体で浸透が薄い部分を感じるので、今回の研修で視察したコミュニティ開発事業の成功例をまず伝え、「我々の地域で同じような効果を得ようと思った時、何をすべきか」をしっかり話し合い、行動していきたいと思います。
    また、起業家精神という発想について、私が今回の訪米研修で感じたことは、「起業家精神とは、自分の人生と自分が関わる社会に対して、何を成すかを考え実行していく精神」であり、誰もが本来持っている心のあり方であると感じました。それは、ニューヨークのシェアオフィスを訪れた時に伺った話 -人々はサラリーマンとして生活を守るための収入を得つつ、自分の時間を使い本来挑戦したい事業にチャレンジしている。そして、そのような起業家は「Parallel」という高い評価で周りから認識されている。- の影響が強いです。そもそも日本ではダブルワーク自体が会社のルールでタブーとされていますが、今後間違いなく増えていく働き方だと私は感じています。今後「働く」ということを再定義していくような啓蒙活動をしていきたいと考えています。
  • 小樽市は自然、街並み、文化などが魅力的な市です。しかし、高齢化により過疎化が進んでいること、就職先が少ないために若者が他地域に引っ越してしまうこと、市の整備がいき渡っていないことなど、問題も沢山あります。今回のプロジェクトで、コミュニティづくり、多くの経験・知識等を共有し新たな可能性を目指すシェアオフィス、街の活性化のための取り組み、景観デザイン・空きビルの再活用、健康を維持していくための食べ物への考え方など、沢山のお話を伺えたので、小樽市に合った取り組みを、できるところから発信していけたらと思います。
    業界に伝えていきたいことは、アメリカへの輸出や現地でのビジネスについてです。ニューヨーク、テキサスともに多くの方に意見をいただきましたが、アメリカでビジネスをする場合、レストラン経営か自社の販売店を持たない限り、軌道に乗せるのは難しいとのことでした。また、皆様ご存じだとは思いますが、現在アメリカは日本酒ブームであり純米酒が人気であることを伝えたいです。

3 . 参加者の感想(自由記述)

  • KAKEHASHIプロジェクトを通じて、私の人生の転機となるほどの貴重な経験を得られたことに心より感謝申し上げます。先進的な取り組みについての意見交換に加え、地域活性化のため日本各地で日々努力している私たちの取り組みを先方に知っていただけたことは、本当に有意義な経験でした。そして何よりも、このプロジェクトを通じて知り合った仲間との絆は私にとって大きな財産となりました。今後はこの経験を活かして、自社だけでなく地域の為にも有益な活動を行い、活性化に繋げていきたいと思います。
  • 有意義な研修機会をいただき、ありがとうございました。米国での学びや、テキサス大学オースティン校とのインターンシップ・プログラムにおける提携の可能性を得られたこと、また、全国各地から選ばれたメンバーや国際交流基金の皆さんとのご縁を頂戴出来たことが、なによりの喜びです。

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