JF便り<日本語教育編> 6号

【JF便り<日本語教育編・6号>―2006年10月】

『日本語教師必携 すぐに使える「レアリア・生教材」アイデア帖』 新刊説明会

国際交流基金(ジャパンファウンデーション) 日本語国際センターでは、2006年10月22日(日)に東京会場、10月28日(土)には大阪会場で、教材『日本語教師必携 すぐに使える「レアリア・生教材」アイデア帖』の新刊説明会を行ないました。

『日本語教師必携 すぐに使える「レアリア・生教材」アイデア帖』 新刊説明会の写真1 『日本語教師必携 すぐに使える「レアリア・生教材」アイデア帖』 新刊説明会の写真2

東京会場では約80名、大阪会場では約70名の参加者があり、皆さん熱心に参加してくださいました。各会場共2時間の説明会でしたが、説明は執筆者の1人の久保田(日本語国際センター専任講師)が行ない、途中簡単なワークショップも行ないました。

内容は、まず当基金センターの説明と当教材開発のいきさつについて紹介し、次に「レアリア・生教材」とは何を意味するのか、その有効性、教材としての位置づけ、この本における「レアリア・生教材」の使い方について解説しました。

その後、参加者に3名から4名のグループになってもらい、実際に食品名がユニークな菓子や食品のパッケージを手に取り、そのネーミングの意味や日本事情的な背景、そうしたパッケージを利用して学習者に伝えたいことを話し合ってもらいました。

各グループの話し合いは活発に行なわれ、その代表者による発表には、個性的なものが多く見られました。食品名について、ことばの形や意味に注目するグループ、商品から読み取れる日本事情、文化的背景などに注目するグループなど、食品名の様々な面に注目した発表がありました。

最後に「レアリア・生教材」をレベルに合わせて利用する上で考えるべきことを整理し、説明会を終えました。参加者の感想は概ね好評で、ほとんどの参加者が自分も「レアリア・生教材」を授業で利用したいと答えてくれました。

この教材は日本語国際センターで行なわれている海外日本語教師研修の中で得られたアイデアを基に作成されたもので、そうしたいわば海外において生まれたアイデアが、この本を通して国内外を問わず様々な日本語教師にアイデアとして提供された形になります。 今後もこうした説明会の機会を設け、教材作成の趣旨などをお伝えしていきたいと考えています。

『日本語教師必携 すぐに使える「レアリア・生教材」アイデア帖』
『日本語教師必携 すぐに使える「レアリア・生教材」アイデア帖』

この説明会は出版社スリーエーネットワークとの共催で行なっていますが、2007年3月には仙台でも行なう予定です。

日本語国際センター 専任講師
久保田美子

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