東ティモール(2017年度)

日本語教育 国・地域別情報

2015年度日本語教育機関調査結果

 なし

日本語教育の実施状況

全体的状況

 2016年10月、当国唯一の国立大学である国立東ティモール大学の経済学部において日本語講座が開始された。本講座は現段階では、同学部生を対象とした特別科目(履修単位としてはカウントされない)であるが、大学側は、将来的には同大学正規カリキュラムに取り込みたい意向を示している。同講座は、現時点では東ティモールにおける唯一の公的教育機関での日本語教育の場となっている。他方、ボランティアベースでも日本語教育が継続されており、当地在留の日本人が開催する日本語教室には週一回45~55名程度が集まっている。

最新動向

 国立東ティモール大学での日本語講座は、開始2年目の2017年は、初級コースと中級コースの2コースを開講している。

教育段階別の状況

初等教育

 日本語教育は実施されていない。

中等教育

 日本語教育は実施されていない。

高等教育

 国立東ティモール大学の日本語講座は、経済学部の観光学専攻の学生を対象とする特別科目。主に観光業界へ就職希望の学生達が、日本人観光客への接客対応、また日本への留学希望等のため受講している。

その他教育機関

 ディリ在住の日本人ら支援する「ラファエラ東ティモール募金」は、週1回日本語教室を実施しており、毎回45~55名程度、多いときは70人もの若者が集まり、日本文化・社会への興味や日本留学などを目標に学習している。

教育制度と外国語教育

教育制度

教育制度

 9-3制。初等教育6年(5~11歳)及び前期中等教育3年間(12~15歳)の9年間が義務教育。後期中等教育3年(16~18歳)。
 公立の初等・中等教育機関(後期中等教育機関を含む)での教育は無償。大学は国立大学1校及び私立大学が首都ディリを中心に存在する。

教育行政

 教育機関は、教育・文化省の管轄。

言語事情

 公用語は、現地語テトゥン語とポルトガル語。実用語として、インドネシア語と英語が使用されている。教授言語は、初等教育の低学年ではテトゥン語を中心とし、4年生から徐々にポルトガル語に移行する。

学習環境

教材

高等教育

 『エリンが挑戦!にほんごできます』、『みんなの日本語Ⅰ、Ⅱ』、『げんきⅠ、Ⅱ』

その他教育機関

 『エリンが挑戦!にほんごできます』

マルチメディア、コンピューター

 なし

教師

資格要件

高等教育

 日本語教授経験があり適切な日本語能力のある者

その他教育機関

 適切な日本語能力があり教育経験のある者

日本語教師養成機関(プログラム)

 なし

日本語のネイティブ教師(日本人教師)の雇用状況とその役割

 日本人教師は高等教育機関には配属されておらず、主に学校教育以外の場で日本語を指導している。

教師研修

 なし

教師会

日本語教育関係のネットワークの状況

 なし

最新動向

 特になし

日本語教師派遣情報

国際交流基金からの派遣

国際協力機構(JICA)からの派遣

 国際交流基金、JICAからの派遣は行われていない。

その他からの派遣

 ラファエラ東ティモール募金より1名派遣

シラバス・ガイドライン

 なし

評価・試験

評価・試験の種類

 なし

日本語教育略史

2003年 ラファエラ東ティモール募金による日本語講座開始
2016年 国立東ティモール大学の日本語講座において日本語講座開講

参考文献一覧

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