トルクメニスタン(2017年度)

日本語教育 国・地域別情報

2015年度日本語教育機関調査結果

機関数 教師数 学習者数
1 5 49
学習者数 内訳
教育段階 学習者数 割合
初等教育 0 0.0%
中等教育 0 0.0%
高等教育 49 100.0%
その他 教育機関 0 0.0%
合計 49 100.0%

(注) 2015年度日本語教育機関調査は、2015年5月~2016年4月に国際交流基金が実施した調査です。また、調査対象となった機関の中から、回答のあった機関の結果を取りまとめたものです。そのため、当ページの文中の数値とは異なる場合があります。

日本語教育の実施状況

全体的状況

沿革

 トルクメニスタンで日本語教育が始まったのは、2007年のことである。同年、ベルディムハメドフ現大統領の命により、アザディ名称世界言語大学(以下、アザディ大学)東洋言語・文学部に日本語専攻が開設された。当時、同大学にはロシア語をはじめとする9つの言語専攻があり、日本語は10番目に開設された言語である。なお、東洋言語・文学部の中では中国語(1995年開設)に次いで5番目に開設された言語であった(その後、韓国語とヒンディー語が加わり、2017年現在同大学には12の言語専攻がある)。
 日本語専攻開設以降、約10年にわたり同大学が国内唯一の日本語教育機関であったが、2015年10月の安倍内閣総理大臣来訪が契機となり、翌2016年度からアザディ大学以外の高等教育機関と、中等教育機関で日本語教育を開始することが決定した。さらに、日本語と理系科目に重点を置いた初等・中等一貫校「アシガバット140番学校」の新設も決まった。
 これにより、2016年度には、アザディ大学以外に5つの高等教育機関、12の中等教育機関(5年生~12年生)と1つの初等教育機関(1年生~4年生)で日本語教育が始まった。各機関に配属された教師の多くは、主にアザディ大学卒業生たちである(彼らの多くはそれまで英語教師として初等・中等学校に勤務していた)。それ以前、教育機関数は1、学習者数は50人程度、教師数は3~4人程度だったが、それぞれ19(約20倍)、1,903(約40倍)、35(約10倍)と急増した。
 初等・中等教育段階では、毎年1学年ずつ日本語履修児童・生徒が増える予定で、2017年度は初等1年生と2年生、中等5年生と6年生が日本語を学んでいる。今後も各校で確実に日本語履修児童・生徒が増えるだけでなく、日本語教育実施校の増加も見込まれる。
 一方、高等教育機関の多くは、選択科目として日本語を開講しており、半年ないし1年のみ履修するため、学習者数は今後も横ばい状態が続くと予想される。

背景

 トルクメニスタンでは、高品質で耐久性に優れた日本車や日本製家電製品が人気を博しており、アシガバット市内の半数以上の自動車は日本車である。トルクメニスタン国民は親日的であり、特に日本を技術大国の象徴として認識している傾向が強い。
 天然資源が豊富であり、2000年以降、経済成長を続けるトルクメニスタンとハイテク技術を擁する日本は幅広い分野での協力が可能であるとの認識の下で、近年両国関係は、政治、経済を中心に急速に発展している。
 政治面について言えば、ベルディムハメドフ現大統領は、2009年2月に同国首脳として初めて日本訪問を実現した。2013年5月には在日トルクメニスタン大使館が開設され、同年9月に2度目の訪問を行っている。さらに、2015年3月に3度目の訪問を実施すると、同年10月には安倍内閣総理大臣が日本の首相として初めてトルクメニスタンを訪問した。その際、政治、経済、文化など多岐にわたる分野における両国関係の強化及び協力の深化が確認された。翌2016年1月には、在トルクメニスタン日本国大使館(実館)が開設されている。
 経済面では、2010年前後から日本企業の大型プラント建設や発電所建設の受注が相次いでいる。先述の安倍首相訪問時には事業規模総額2兆2千億円に上る案件に関する文書に署名が行われた。
 このように両国の関係強化が進む中で、トルクメニスタン政府関係者もまた、日本語人材の育成に注目するようになった。2016年度の日本語教育急拡大には、このような背景があるのである。

特徴

 最も学習者数が多いのは中等教育段階であり、全国12の学校で5年生と6年生が学んでいる。これらの学校では、英語、ロシア語に次ぐ第3外国語として日本語が履修されている。初等教育段階では、アシガバット140番学校のみで日本語教育が実施されており、1年生と2年生のそれぞれ全クラスが履修している。高等教育段階で日本語が主専攻として開講されているのはアザディ大学のみである。後述するオグズ・ハン記念トルクメニスタン工科大学は全ての授業を英語または日本語で行うため、入学前に1年間の英語・日本語予備教育が実施されている。その他の4大学では、選択必修科目として日本語が開講されている。
 日本語学習理由・目的について、全国を対象とした大規模調査は行われていないが、アザディ大学の2017年度新入生を対象に行ったものはある(回答者18名)。上位6つは、次のようになった。(複数回答可。理由・目的の後ろのカッコは回答者数を表す。)

  • 1位 日本語を使って受験や資格取得をしたいから。(16)
       日本に留学したいから。(16)
  • 3位 日本の科学・技術に興味があるから。(13)
       日本語という言語そのものに興味があるから。(13)
       日本に観光旅行をしたいから。(13)
  • 6位 将来の仕事・就職に役立てたいから。(11)

 全体的に実利志向が強いことが窺える。2017年現在、トルクメニスタンに進出している日本企業は少なく、日本語を活かした主な就職先は、大学や初等・中等学校の日本語教師である。しかし、今後両国の経済関係がさらに強化され日本企業の進出が盛んになれば、新たな就職先が開拓される可能性もある。
 また、日本への留学は、協定校との交換留学や、文部科学省日本語・日本文化研修留学生など、限定的である。日本との経済格差に加え、トルクメニスタン政府が大学生の国外への移動を厳しく制限していることもあり、私費による短期・長期留学の実現性は今のところ低い。

最新動向

 2017年度は、初等・中等各段階で履修学年が拡大し、それぞれ1年生と2年生、5年生と6年生が履修している。2016年度に比べ履修クラスが増加した学校もあり、学習者数は軒並み増えている。ただ、日本語教育を新たに始めた学校はなく、前年度同様12校にとどまっている。高等教育段階も、前年度と同じ6機関で日本語教育が行われている。
 一方、アザディ大学では、これまでで最多となる20人の新入生が入学した(2016年度は14人、それ以前は毎年10人)。これは、国内の日本語教育が今後拡大していくのに伴い、相当数の教師を輩出する必要があるためである。

教育段階別の状況

初等教育

 アシガバット140番学校の1校のみで日本語の授業が行われている。当該校では日本語は必修科目であり、週に2コマ(1コマ45分、ただし1年生は35分)開講されている。 2017年度は1年生と2年生が学んでいる。

中等教育

 全国の12の中等学校で日本語の授業が行われている。下表のように首都アシガバットに4校、アハル州に2校、バルカン州に3校、ダショグズ州、レバップ州、マリ州に1校ずつとなっている。新設校であるアシガバット140番学校以外の11校は、コンテストやテストなどで優秀な成績を収めた実績を持つ学校が、教育省学校局によって選出された。各校とも日本語の授業は週に2コマ(1コマ45分)行われている。2017年度は5年生と6年生が学んでいる。

No. 都市 学校名 教師数
1 アシガバット 37番学校 1
2 61番学校 1*
3 89番学校 1
4 140番学校 3*
5 アハル ギョクテペ 28番学校 1
6 サラフス 18番学校 1
7 バルカン セルダル 10番学校 1
8 バルカナバット 15番学校 1
9 トルクメンバシ 13番学校 1
10 ダショグズ ダショグズ 28番学校 3
11 レバップ トルクメナバット 35番学校 2
12 マリ マリ 23番学校 1

* アシガバット140番学校の教師のうち1人は校長を兼任している。

高等教育

 2016年度より、先行するアザディ大学に加え、石油ガス大学、運輸交通大学、国際関係大学、国際人文・開発大学、オグズ・ハン記念トルクメニスタン工科大学で日本語の授業が開始された。なお、トルクメニスタンの大学のほぼ全ては首都のアシガバットにある。

No. 大学名 教師数
1 アザディ名称世界言語大学 4
2 オグズ・ハン記念トルクメニスタン工科大学 7*
3 国際人文開発大学 1**
4 石油ガス大学 1
5 運輸交通大学 1
6 国際関係大学 1***

*オグズ・ハン大学の教員は常勤のみであり、このうち1人は筑波大学派遣の日本人である。
**国際人文・開発大学の教員は東京外国語大学派遣の日本人1人のみで、トルクメン人教員はいない。
***国際関係大学の教員はトルクメニスタン外務省職員である。

 オグズ・ハン記念トルクメニスタン工科大学は、2015年10月の安倍首相訪問が契機となり2016年9月に新設された、日本型カリキュラムによる工科大学である。開設にあたっては、筑波大学が全面的に協力した。2017年10月現在、筑波大学から派遣されているのは日本語教師1人のみだが、同年中に日本語教師がさらに2人と、工学系科目担当講師数人が派遣される予定である。日本語は、予備教育の1年間、そして入学後の4年間実施される。学部では全ての授業が日本語または英語で行われている。
 国際人文・開発大学には、東京外国語大学Global Japan Officeが設置されている。同オフィスの設置もまた、2015年10月の安倍首相訪問がきっかけである。日本語は、1年間の必修科目として特定の学科(2017年度は国際関係学科など)で履修されている。
 アザディ大学を除くその他の4機関でも、日本語は選択必修科目として1年ないし半年間のみ履修されている。

その他教育機関

 アザディ大学に隣接する言語センターで日本語教育が行われている。月曜から土曜まで毎日16:00~18:00と18:00~20:00の2つの時間帯に授業があり、中等学校生、大学生、社会人が学んでいる。授業は各クラスとも週に3回(月水金または火木土)、1回120分で行われている。

教育制度と外国語教育

教育制度

教育制度

 2013年度(2013年9月)から、以下の通りの教育年数に改められた。
 初等教育:修学年数4年(1年生~4年生)、対象年齢満6歳で入学~10歳
 前期中等教育:修学年数6年(5年生~10年生)、対象年齢11~16歳
 後期中等教育:修学年数2年(11年生~12年生)、対象年齢17歳~18歳
 義務教育期間は上述した累計12年間。

教育行政

 初等・中等教育機関、大学を含め全て省の管理下に置かれ、試験日程等の細部に亘り担当省に決定権がある。
 2016年に新たに開学したオグズ・ハン記念トルクメニスタン工科大学はトルクメニスタンアカデミーの直轄となっているが、その他の大学は全て教育省直轄または関係する他の省と両方の管轄となっている(例えば、国際関係大学は外務省と教育省、石油ガス大学は石油ガス産業鉱物資源省と教育省など)。
 産業界からの人材のニーズを各省が吸い上げ、教育省がとりまとめ、各大学の入学者数に合った予算を教育省が国に請求する。

言語事情

 基本的には多くの学校ではトルクメン語による授業が行われているが、ロシア語による授業が行われている学校も少なからずあり、生徒はどちらの言語で学習したいかを選び入学する学校を決めることができる。また、一部トルコ語で授業をする学校もある。

外国語教育

 トルクメニスタンでは、義務教育課程においてはトルクメン語以外の言語ではロシア語と英語が必修科目となっている。

外国語の中での日本語の人気

 外国語の中では、トルコ語やロシア語及び英語の人気が高い。
 トルコはトルクメニスタンと地理的に近く、トルコ文化がトルクメニスタンに深く浸透している。また、トルクメン人が査証なしで渡航が可能な国であることもあり、トルコ語が多くの人に学ばれている。
 トルクメニスタンは旧ソ連構成国の1つであり、国内で広くロシア語が通じることから、ロシア語も多くの人々によって学ばれている。家庭環境によりロシア語が第一言語の児童もおり、社会で通用する範囲が広いこと、また公文書で用いられるケースが多いことなどを考えれば、ロシア語は外国語というより第二言語の位置づけに近い。
 英語は、トルクメニスタンの義務教育課程の必修科目であり、英語教師としての需要もあることから、多く学ばれている。
 2016年9月以降、学校教育に日本語と中国語が導入され、上述した3言語以外にドイツ語、フランス語、日本語、中国語が第二または第三外国語として学ばれているが、これらの中では、相対的に日本語の学習者数が多い。

大学入試での日本語の扱い

 大学入試で日本語は扱われていない。

学習環境

教材

初等教育

 トルクメニスタン教育省の指示により開発された小学校用教科書『にほんご1』(1年生用)と『にほんご2』(2年生用)を用いている。

中等教育

 トルクメニスタン教育省の指示により開発された中等学校用教科書『にほんご5』(5年生用)と『にほんご6』(6年生用)を用いている。

高等教育

 アザディ大学では、下記の教材を主に使用している。その他の日本語教材を参照しながら、教師自作の教材も併せて使用している。

  • 『みんなの日本語 初級Ⅰ』(スリーエーネットワーク)
  • 『みんなの日本語 初級Ⅱ』(スリーエーネットワーク)
  • 『できる日本語 初中級』(アルク)
  • 『まるごと 日本のことばと文化 入門~初中級』(三修社)

その他教育機関

 アザディ大学に隣接する語学センターでは『みんなの日本語』を用いている。

マルチメディア・コンピューター

 初等・中等学校では教室にコンピューターとプロジェクターが備え付けのところが多く、授業では教科書付属の音声教材の使用、教師が準備した写真等を見せながらの授業も実施されている。大学も設備と利用状況は初等・中等学校と同様である。
 ただし、初等中等学校でも大学でも教室にインターネット接続はないため、その場での調べ学習や双方向のコミュニケーションを取り入れた授業はできない。

教師

資格要件

初等教育

 【中等教育】の項参照

中等教育

 初等教育と中等教育の教師の資格に差はない。教師の能力を証明するディプロマを取得した者が教師となることができる。ディプロマを取得するためには、大学・高等教育機関で担当科目を専攻する課程を修了し、卒業後2年間の実務を経験しなければならない。

高等教育

 アザディ大学の日本語学科では、トルクメン人教師4人が教鞭を執っている。一般に大学教員になるための資格や教育機関での課程はないが、教師の資格に相当するディプロマ取得者のうち、成績が優秀と認められ、大学からリクルートされた者が指導的立場の大学教員の下で数年間アシスタントを務めて初めて大学講師となることができる。

その他教育機関

 アザディ大学に隣接する付属言語センターの講師は同大学の講師以外でも務めることができるが、2017年現在、日本語については他に人材がいないため、同大学の日本語講師が担当している。

日本語教師養成機関(プログラム)

 アザディ大学の日本語学科を卒業後に授与されるディプロマには日本語教師の能力を備えているという記述があり、同学科の課程が実質上の日本語教員養成プログラムとなっている。アシガバット市内にはアマン・キケロフ名称教員養成学校という高等教育機関があり、外国語および外国文学のコースもあるが、ここに日本語は含まれていないため、アザディ大学がトルクメニスタン唯一の日本語教師養成機関となっている。

日本語のネイティブ教師(日本人教師)の雇用状況とその役割

 2017年10月現在、トルクメニスタンにいる日本語ネイティブ教師は、上級専門家と日本語指導助手を含め、4人である。いずれも高等教育機関に勤務している。上級専門家と日本語指導助手が勤務するのはアザディ大学、その他2人は、それぞれオグズ・ハン記念トルクメニスタン工科大学と国際人文・開発大学である。
 オグズ・ハン記念トルクメニスタン工科大学に勤務する日本人教師は、主任講師として、授業実施のほかカリキュラム作成やトルクメン人講師たちの取りまとめなどを行っている。国際人文・開発大学にはトルクメン人日本語講師がいないため、カリキュラム作成から授業実施まですべての業務を日本人講師が一人で行っている。
 アザディ大学には日本語専攻開設当時から2016年8月まで日本人教師が雇用されていたが、2017年10月現在は雇用されていない。

教師研修

 2015年度より、初等・中等学校の日本語教師のための研修が行われている。教育省が日程と参加者を決定し、アザディ大学およびトルクメニスタン国民教育大学(以下、国民教育大学)で講師を選定し、担当講師が中心となり研修内容を決定する。2015年度はアザディ大学において4回の研修が実施された。2016年度以降は、主として国民教育大学において実施され、担当講師は国際交流基金派遣の上級専門家と日本語指導助手が中心となっている。
 大学講師対象の研修は、2015年度までは年に1回実施されていた。講師は国際交流基金派遣でカザフスタンに赴任していた専門家が出張して務めた。2016年度以降は、上級専門家と指導助手が講師を務め、年に1~2回実施されている。

現職教師研修プログラム(一覧)

 トルクメニスタン中等学校日本語教師研修(毎年2~3回)
 トルクメニスタン高等教育機関日本語教師研修(毎年1~2回)

教師会

日本語教育関係のネットワークの状況

 日本語教育関係のネットワークは存在しない。トルクメン人日本語教師はほぼ全員がアザディ大学出身者で、学年も近いことが多いため、卒業生ネットワークに近いものがもともとある。しかし、日本語教師としての職務上の情報交換や自主的な研鑽につながるようなネットワーク化の動きはまだない。
 日本人(日本語ネイティブ)教師は、全員が任期付きの派遣で来ているため、長期間現地に根差した活動を続けていく人材にはなり得ない。

最新動向

 なし

日本語教師派遣情報

国際交流基金からの派遣(2017年10月現在)

日本語上級専門家

 アザディ名称世界言語大学とトルクメニスタン国民教育大学の併任 1名

日本語指導助手

 アザディ名称世界言語大学とトルクメニスタン国民教育大学の併任 1名

※国際交流基金派遣の2名は、執務室所在の関係上、トルクメニスタン国民教育大学に常駐している。

国際協力機構(JICA)からの派遣

 JICAからの派遣は行われていない。

その他からの派遣

 東京外国語大学から国際人文・開発大学 1名
 筑波大学からオグズ・ハン記念トルクメニスタン工科大学 1名

シラバス・ガイドライン

初等教育

 2016年度の日本語科目開講に向けて、2015年度中に英語のガイドラインを参照し作成された。しかしながら、到達レベルの設定、学習時間、進度の見直しをする必要があったため、2016年度に上級専門家と日本語指導助手が中心となって改訂作業が行われた。

中等教育

 初等教育と同様

高等教育

 高等教育に関しては共通のガイドラインはない。アザディ大学で行われている日本語授業のカリキュラムは以下のとおり。

講義名 1学年 2学年 3学年 4学年 5学年
日本語演習 462 484 286 228
日本語音声学 32
語彙論 72
文法論 48
翻訳・通訳 54 96 326
日本語教授法 64 32
日本事情 24
日本語史 48
特別授業 156 58
文体論 86
日本語・トルクメン語対照 130

評価・試験

評価・試験の種類

 トルクメニスタンでは日本語能力試験が実施されておらず、受験希望者がいる場合には、隣国での受験を余儀なくされるが、学生の出国制限との関係で自由な受験の機会が与えられていない。
 また、大学入試等での日本語科目は設置されていない。

日本語教育略史

2007年 アザディ名称世界言語大学東洋言語・文学部に日本語専攻開設
2012年9月 アザディ名称世界言語大学の女子学生の日本政府(文部科学省)奨学金留学生試験への受験がトルクメニスタン政府から初めて認められた
2013年9月 筑波大学とアザディ名称世界言語大学間で学術協定締結
2015年10月 初等、中等学校での日本語科目導入の決定
東京外国語大学と国際人文開発大学間で国際学術交流協定締結
2016年9月 初等、中等学校での日本語教育開始
石油ガス大学、運輸交通大学、国際関係大学で日本語授業開始
国際人文開発大学に東京外国語大学が日本語教員1人を派遣し、Global Japan Officeを開設
国際交流基金日本語上級専門家1人と日本語指導助手1人をアザディ名称世界言語大学とトルクメニスタン国民教育大学併任で派遣開始
2016年10月 筑波大学とオグズ・ハン記念トルクメニスタン工科大学間で日本語予備教育支援事業の契約締結
2016年11月 オグズ・ハン記念トルクメニスタン工科大学に筑波大学派遣の日本語教員2人着任

参考文献一覧

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