ウズベキスタン(2017年度)
日本語教育 国・地域別情報
2015年度日本語教育機関調査結果
機関数 | 教師数 | 学習者数 |
---|---|---|
14 | 61 | 1,505 |
教育段階 | 学習者数 | 割合 |
---|---|---|
初等教育 | 0 | 0.0% |
中等教育 | 126 | 8.4% |
高等教育 | 813 | 54.0% |
その他 教育機関 | 566 | 37.6% |
合計 | 1,505 | 100.0% |
(注) 2015年度日本語教育機関調査は、2015年5月~2016年4月に国際交流基金が実施した調査です。また、調査対象となった機関の中から、回答のあった機関の結果を取りまとめたものです。そのため、当ページの文中の数値とは異なる場合があります。
日本語教育の実施状況
全体的状況
沿革
1990年、国立のタシケント大学東洋学部に日本語コースが開設されたのが日本語教育の始まりであり、中央アジアにおける日本語教育のさきがけとなった。1991年、同学部はタシケント国立東洋学大学に改組され、日本語講座において本格的な日本語教育を開始し、以来日本語運用能力に長じた卒業生を多数輩出してきている。
1994年に国際交流基金よりNIS諸国派遣日本語教育専門家がタシケント国立東洋学大学に派遣され、カリキュラムの作成と教師指導を行い、全体的な質の向上を図った。その後、同大学の卒業生が輩出された1995年を境にタシケントの他大学や中等教育機関でも日本語教育が開始され、1998年にはサマルカンド、1999年にはフェルガナでも日本語教育が始まった。常に教師不足に悩まされてきたこれらの大学と中等教育機関も2000年にJICA青年海外協力隊員(JOCV)の活動が始まって以来、着実に実力を伸ばしてきている。2001年にはウズベキスタン日本センター(UJC)が開設され、一般教育、帰国子女コース、日本語会話コース、日本語能力試験対策など、多様なニーズに対応したコースが運営されるようになった。2008年9月にはサマルカンド国立外国語大学に日本語学科が新たに開設され、2009年2月からはJOCV日本語教師の派遣も始まった。これによりウズベキスタンの日本語教育は、タシケントのみならずサマルカンドでも本格的な規模で実施されるようになった。
このように高等教育における学習熱は高いものの、日本語教育の置かれている環境は必ずしも良好とは言えない。複数機関において日本語の授業数が減らされるという状態にあるため、教師の離職が少なくない。もともと教師の給与水準は低く、教師は複数機関を兼任したり通訳やガイドなどの副職をしたりしており、研究まで行える環境が整っているとは言い難い。そのために日本語研究に本腰を入れて取り組める研究者はなかなか育ってこないのが現状である(ただしその中でも、日本語・日本文学研究で博士号を取得したものが1名、博士課程修了見込の者が1名いる)。今後の課題として、教師のモチベーションの維持、教師の質のさらなる向上、日本語教育分野における専門家の育成などが挙げられる。
日本語学習熱は概ね高く、高等教育機関では文科省国費留学プログラム以外にも、大学間協定に基づき日本へ留学するケースも増加している。タシケント国立東洋学大学は法政大学(1996年)、東京外国語大学(1998年)、筑波大学(2005年)、東洋大学(2010年)、上智大学(2016年)、早稲田大学(学部間協定のみ2016年)と、タシケント国立法科大学は名古屋大学(2000年)、三重大学(2010年)、大阪大学(2014年)と、世界経済外交大学は早稲田大学(1999年)、筑波大学(2006年)、名古屋大学(2010年)、北海道大学(2015年)と、ウズベキスタン国立世界言語大学は筑波大学(2015年)、創価大学(2015年)と、タシケント国立経済大学は高崎経済大学(2015年)と、サマルカンド国立外国語大学は筑波大学(2006年)、信州大学(2016年)と協定を結び、学生や教員の交流を進めている。また、タシケント国立東洋学大学は、筑波大学と共同で2006年9月、「中央アジア国際連携センター」を開設し、インターネットを利用した遠隔教育計画、共同研究や教材開発も視野に入れた高度な教育の実現を目指している。
タシケント国立法科大学では、名古屋大学との交流協定により、「日本語による日本法教育事業」を実施するため、日本法と日本語の教育を行う「名古屋大学日本法教育研究センター」を2005年9月に開設した。日本語教育は課外授業に位置づけられているが、短期間に日本語能力試験N1合格者や、中央アジア日本語弁論大会、モスクワ国際学生日本語弁論大会優勝者を出すなど大きな成果を挙げており、今後もその展開が注目される。
中等教育機関では日本語を教える機関の数は少ないものの、タシケント国立東洋学大学附属アカデミーリツェーでは日本語能力試験に合格し、大学に入学する学習者もおり、日本語運用レベルの底上げに大きく貢献している。
学校教育以外の日本語教育機関はタシケントにあるウズベキスタン日本センターを除き、地方に存在している。例えば、ブハラにあるウズベキスタン日本センター(UJC)ブハラの分室、フェルガナ州リシタンにある日本語教室「のりこ学級」、同州フェルガナ市にある「Iqtidorli yoshlar言語センター」(元ケラジャックミンバリ言語センター)」などがある。
背景
日本はウズベキスタンへの主要な援助国の1つであり、独立以降の両国の政治・経済的関係の緊密化を受け、対日関心も高い水準で維持されてきている。戦後の経済発展を成し遂げたアジアの経済大国としての日本への憧れや先進科学技術への関心から、日本語学習に関心を持つ例が多い。
特徴
小学生から大学生まで幅広い学習者層を持つのがウズベキスタンの特徴である。それぞれのレベルで特に口頭表現能力が高い学習者が顕著で日本語弁論大会では多くの日本人聴衆を驚かせている。
高等教育機関での日本語教育は第一外国語として教えられている機関が3機関、第二外国語のみの機関が3機関となっている。タシケント国立東洋学大学日本語講座では言語学に関する学士論文は日本語で書くことが義務付けられており、高い文章作成能力が要求されている。また、日本の支援グループの協力を得て運営されているフェルガナ州リシタンの「のりこ学級」は、教師に事欠くこともあるような厳しい教育環境の中、モスクワ国際学生日本語弁論大会で優勝者を輩出するなど着実な成果を生み出している。
学習者の多くが通訳や翻訳、日本企業や政府系団体等への就職を希望し、熱心に学習しているが、日本語を活かした就職口は容易に見つからないというのが実情である。また、日本留学を希望する学習者も年々増えているが、経済的な理由で希望が叶えられない者も少なくない。
最新動向
2007年3月に開設されたウズベキスタン日本センター(UJC)ブハラ分室が2017年に10周年を迎えた。4月にシンポジウムと日本語講座、コンサート、日本文化体験・展示などの記念行事が開催され、当日は700人を越える来場者があり、大盛況に終わった。ブハラ分室では日本語講座、日本文化紹介、短期のビジネスコースなどを行っている。また、ブハラの旧市街は世界遺産に登録されており、今後は日本語講座の活動を通じた観光産業復興への協力など、活動の幅が広がると予想される。
教育段階別の状況
初等教育
日本語教育は実施されていない。
中等教育
中等教育機関で日本語を教えているところはタシケント市内に2機関(タシケント国立東洋学大学の付属リツェー2校)存在する。残念ながら以前日本語を教えていたサマルカンドの2機関(サマルカンド外国語大学付属リツェー及びサテポ観光カレッジ)2017年10月現在、日本語教育が再開される見込みはない。
高等教育
ウズベキスタン国内には日本語専攻を持つ高等教育機関が3機関(タシケント国立東洋学大学、ウズベキスタン国立世界言語大学、サマルカンド国立外国語大学)ある。また、世界経済外交大学、タシケント国立法科大学、タシケント国立経済大学では選択科目として日本語教育が行われている。そのうち、タシケント国立法科大学には名古屋大学日本法教育研究センターがあり、単位にならない課外授業扱いであるが、集中的な日本語教育が行われている。
その他教育機関
1999年にフェルガナ州リシタン市に開設された「のりこ学級」は、初等・中等教育段階の生徒を中心とした一般向け日本語教育機関である。フェルガナ州フェルガナ市にある「Iqtidorli yoshlar言語センター」では2010年から日本語を教育科目の一つに加え、講座を開いている。なお、2017年10月現在、フェルガナ州の2機関に日本語教師はおらず、主に短期で訪れる日本の支援者や旅行者が単発的に教えているほか、学習者同士が学びあう形で日本語教育が続けられている。
2001年にはタシケントにウズベキスタン日本センター(UJC)が開設された。同センターでは10歳から成人まで幅広い年齢層の学習者を受け入れており、日本語教育の土壌作りに大きな役割を果たしている。また、UJCでは2013年からJF日本語教育スタンダード準拠教材『まるごと 日本のことばと文化』国際交流基金(三修社)を使用したコースが新設され、新たな学習者層の発掘に貢献している。
教育制度と外国語教育
教育制度
教育制度
4-5-3制。
初等教育が4年間(7~10歳)、前期中等教育が5年間(11~15歳)、後期中等教育が2年間(16~17歳)。義務教育は11年間。後期中等教育には、通常の学校のほか、大学を目指す学力の高い学生が進学するリツェー、専門教育を施すカレッジ(専門学校)がある。
高等教育は大学(4年間もしくは5年間)及び大学院。
教育行政
公教育全般については、国民教育省及び高等・中等専門教育省が管轄している。
現在、高等教育機関61機関のうち、33機関は、高等・中等専門教育省が管轄し、それ以外は、それぞれの専門分野を担当する省(法曹養成系:法務省、医科系:保健省、農業系:農業・水資源省等)が管轄している。
また、低い給与水準が原因となり、慢性的な教師不足の状態であるため、優秀な教員の安定的な確保が課題となっている。
言語事情
公用語はウズベク語。
民族間共通語として、ロシア語が使用されている。地方によってはタジク語やカラカルパク語などが優勢な地域もある。
外国語教育
一般的に初等教育4年次(外国語に重点を置く学校では2年次)から後期中等教育修了まで、主に英語を第一外国語(必修)として履修。かつてはロシア語が外国語教育の中で圧倒的な地位を保っていたが、現在は必修からも外れ、教育上の地位は低下している。教師の不足から、英語以外の外国語(ドイツ語、フランス語、韓国語、日本語等)を第二外国語として履修できる体制を持つ学校はあまり多くない。
外国語の中での日本語の人気
国民の共通語としてのロシア語を除くと英語が最も重要視されている言語である。そのほかの外国語として一般社会人が学習できる外国語はドイツ語、フランス語、中国語、韓国語などがある。これらの言語は大学のほか、外国の非営利団体や民間の語学学校でも教えているところがある。
大学入試での日本語の扱い
タシケント国立東洋学大学では、付属リツェーで日本語を正規に履修した者については、入学試験科目で日本語を選択できるようにしている(ただし、毎年必ず行われるわけではない)。
学習環境
教材
ウズベキスタンでは「ウズベク語化」政策が進んでいることもあり、ウズベク語を使用した日本語の教材が求められている。2004年7月にUJCから出版された『日本語ウズベク語学習辞典Yaponcha-O’zbecha O’quv lag’ati』(IWWA辞書作成委員会編)と同じデータを基に、語彙数約2,000語のオンライン辞書を作成したが、現在は運用されていない。
『みんなの日本語Ⅰ 文法解説 ウズベク語版』及び『みんなの日本語Ⅱ 文法解説 ウズベク語版』もUJCから出版され、2014年3月にウズベク語教材『ひらがな帳』が、2015年には『カタカナ帳』が制作された。また、『まるごと』文法解説書のウズベク語化も進められており、2016年10月時点で「入門・A1」と「初級1・A2」の制作が完了した。2017年現在は『みんなの日本語初級Ⅰ 第2版 文法解説書』のウズベク語再翻訳作業が進められている。
初等教育
日本語教育は実施されていない。
中等教育
『みんなの日本語初級Ⅰ、Ⅱ』(スリーエーネットワーク)を使用する機関が多い。
高等教育
初級段階では『みんなの日本語初級Ⅰ、Ⅱ』(前出)、『BASIC KANJI BOOK』(凡人社)が、中級段階では『中級へ行こう』(スリーエーネットワーク)が多く使用されている。タシケント国立東洋学大学では自主作成教材も用いられている。
その他教育機関
『みんなの日本語初級Ⅰ、Ⅱ』(前出)と『まるごと 日本のことばと文化』(三修社)を使用する機関が多い。ウズベキスタン日本センターでは『みんなの日本語』を使用したコースと『まるごと』を使用したコースの両方が開講されている。
マルチメディア・コンピューター
高等教育機関では、日本語講座室用のコンピューターやAV機材を持つところも多く、タシケント国立東洋学大学、世界経済外交大学、サマルカンド国立外国語大学では日本政府の援助によりLL教室も設置されている。しかし、教師数、学生数に見合う台数はなく、個人所有のコンピューターやインターネットカフェなどを利用している者も多い。初等・中等教育機関ではコンピューター、LL教室の設備がある機関はほとんどない。その他教育機関ではウズベキスタン日本センター(UJC)が様々なAV機材を始め、常時接続インターネット等を設置し、一般利用者(会員)に提供している。それ以外の機関の設備はほぼ個人所有のもので使用している。
教師
資格要件
初等教育
日本語教育は実施されていない。
中等教育
学士号を持っていることが最低要件となっている。タシケント国立東洋学大学で日本語を専攻した者が教職についているケースが多い。
高等教育
ウズベク国籍保有者は修士号を持っていることが最低要件となっているが、その数が限られていることから、修士課程在籍者が教師として採用されるケースもある。なお現在、学科長以上の役職を持つ教員については、政府より博士号を取得すべきことが奨励されている。
日本人講師については特別な要件が設けられてはいないところがほとんどだが、学士号取得を要件とするところもある(国際交流基金及びJICA派遣による者が多く、これら教師は日本語教師養成講座修了などの経験を有している)。今後一定の資格が要求される傾向にある。
その他教育機関
ウズベキスタン日本センター(UJC)では、大学卒業以上、日本語能力試験N2以上、一定期間の職務経歴を求めている。
日本語教師養成機関(プログラム)
タシケント国立東洋学大学では日本語教育に関する科目が選択できる。
日本語のネイティブ教師(日本人教師)の雇用状態とその役割
2001年を境に日本人教師の割合が50%を割り、2017年時点で、10名を切っている。一方、個人契約の日本人教師は2、3名と非常に少ない。また、日本語教育以外のJICAボランティアや在留邦人が、ボランティアとして日本語や日本文化を教えているケースもある。
教師研修
ウズベキスタン日本語教師会では不定期で有志による勉強会を行っているほか、日本語教育セミナーも年1回開催している。また、国際交流基金日本語専門家が年に数回、フェルガナ、サマルカンド、ブハラの日本語教育機関で巡回指導を行っている。その他、学内で独自の教師研修を行っている高等教育機関もある。
現職教師研修プログラム(一覧)
特になし。
教師会
日本語教育関係のネットワークの状況
ウズベキスタンのウズベク人教師と日本人教師を会員とする日本語教師会が1999年に発足し、活動を続けている。ウズベキスタンでは唯一の日本語教育関係のネットワークである。会員数は2017年8月時点で44名(うち15名は日本人教師)。年次総会の場でのウズベキスタンにおける各日本語教育機関の現状・問題点等についての意見交換、ウズベク人教師及び教授経験の少ない日本人教師への日本語教授法セミナーの実施、その他日本語教育に関する各種事業の企画・実施等を行っている。
最新動向
ウズベキスタン日本語教師会は2015年にJFにほんごネットワーク(さくらネットワーク)のメンバーとなった。
日本語教師派遣情報
国際交流基金からの派遣(2017年10月現在)
日本語専門家
ウズベキスタン日本センター 1名
国際協力機構(JICA)からの派遣(2017年10月現在)
青年海外協力隊
国立世界言語大学 1名
タシケント法科大学 1名
国立東洋学大学付属ユヌサバード校 1名
その他からの派遣
JICA以外の機関からのボランティア派遣は現在なし。個人でボランティアとして日本語教育に従事している例もあるが、外国人管理の強化とともに姿を消しつつある。
シラバス・ガイドライン
統一シラバス、ガイドライン、カリキュラムはない。
評価・試験
2002年よりウズベキスタン日本センター主催の「日本語能力認定試験(通称:センター試験)」が「日本語能力試験」と同一形式、同一シラバスで行われていた。2005年よりタシケント市で「日本語能力試験」が実施されるようになり、2013年と2014年には年2回、2015年と2016年は年1回(7月)、2017年は年2回となっている。
日本語教育略史
1990年 | タシケント国立大学東洋学部(現在のタシケント国立東洋学大学)にて日本語教育が始まる。 |
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1992年 | 第一回ウズベキスタン日本語弁論大会の開催 |
1994年 |
国際交流基金/日本外交協会より日本語教育専門家が派遣される (タシケント国立東洋学大学) |
1995年 |
世界経済外交大学で必修科目の第二外国語として日本語教育開始 中等教育機関で日本語教育開始(International House Tashkent) |
1996年 |
中央アジア日本語弁論大会開始(タシケント) タシケント国立東洋学大学が法政大学と協定締結 |
1998年 |
サマルカンド国立外国語大学で日本語教育開始 タシケント国立東洋学大学が東京外国語大学と協定締結 |
1999年 |
フェルガナ州リシタン市「のりこ学級」開設(日本語教育は1998年より開始) ウズベキスタン日本語教師会発足 世界経済外交大学が早稲田大学と協定締結 |
2000年 |
JICA青年海外協力隊活動開始(世界言語大学、タシケント国立経済大学) タシケント国立法科大学が名古屋大学と協定締結 サマルカンド国立外国語大学附属地域語学センター開設 |
2001年 | ウズベキスタン日本センターが開設され、一般向け日本語コース開講 |
2002年 |
JICAシニアボランティア活動開始(タシケント国立東洋学大学附属アカデミーリツェー) 日本語能力認定試験(センター試験)を開始(2004年をもって終了) サマルカンド・サテポ観光カレッジで日本語教育開始 |
2005年 |
日本語能力試験の実施が始まる タシケント国立東洋学大学が筑波大学と協定締結 タシケント国立法科大学に「名古屋大学日本法教育研究センター」開設 フェルガナ大学での日本語教育終了 |
2006年 |
世界経済外交大学が筑波大学と協定締結 タシケント国立東洋学大学と筑波大学が共同で「中央アジア国際連携センター」開設 |
2008年 |
サマルカンドにてウズベキスタン日本語弁論大会を実施(タシケント以外での初の実施) サマルカンド国立外国語大学で日本語学科開設 |
2009年 | サマルカンド国立外国語大学での日本語教育が第二外国語から第一外国語学科に改講 タシケントで中央アジア日本語弁論大会を実施 |
2010年 |
タシケント国立東洋学大学菅野怜子准教授が新たな中級日本語教科書(日本語・ウズベク語による語彙・文法の解説書)を作成出版 タシケント国立法科大学が三重大学と、世界経済外交大学が名古屋大学と協定締結 |
2011年 | 1991年9月よりウズベキスタンで日本語教育に携わってきたタシケント国立東洋学大学菅野怜子准教授が外務大臣表彰を受賞 |
2012年 | 中央アジア日本語弁論大会がタシケントで開催 |
2013年 | 日本語能力試験が年2回実施となる(2013年、2014年) |
2014年 |
ウズベキスタン国立世界言語大学において、日本語が第一外国語になる タシケント国立法科大学が大阪大学と協定締結 |
2015年 |
安倍総理大臣がウズベキスタンを訪問 ウズベキスタン日本語教師会がJFさくらネットワークのメンバーとなる ウズベキスタン国立世界言語大学が筑波大学、創価大学と協定締結。また世界経済外交大学が北海道大学と、タシケント国立経済大学が高崎経済大学と協定締結 |
2016年 |
文化交流使節団「中央アジア文化交流ミッション」がウズベキスタンを訪問 タシケント国立東洋学大学が上智大学、早稲田大学(学部間)と協定締結 サマルカンド国立外国語大学が信州大学と協定締結 |
2017年 | ウズベキスタン日本センター(UJC)ブハラ分室開設10周年 |