日米知識人交流事業 派遣事業
※派遣専門家の肩書は、派遣当時のものを使用しています。
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東京農工大学名誉教授、特任教授
1979年京都大学農学修士、1984年農学博士。1981年石川県農業短大助手に続き、北海道大学農学部助手、島根大学農学部助教授、東京農工大学農学部助教授を経て、2001年同学部教授、2004年組織替により農学研究院教授、2019年3月退職。4月より東京農工大学卓越リーダー養成機構特任教授、現在に至る。
ICTを活用したコミュニティベース精密農業の社会展開を進めている。リアルタイム土壌センサの開発、循環型農業の社会実験、学習する知的農業者集団の支援を進める。内閣官房政府IT総合戦略新戦略推進専門委員、グローバルギャップ国別技術委員会議長などを兼任。
国立情報学研究所(NII)教授
国立情報学研究所(NII)教授、総合大学院大学教授。1991年工学博士(東京大学)。2005年から2010年は東京大学寄付講座(住友商事)教授。2018年より人工知能学会倫理委員会委員長。現在、内閣官房データ流通環境整備検討会オープンデータワーキンググループ構成員、総務省AIネットワーク社会推進会議AIガバナンス検討会構成員、経済産業省情報共有基盤推進委員会構成員等。専門は人工知能、特にセマンティックWebとLinked Open Data (LOD)。LODの専門家として、政府や自治体、企業等におけるナレッジグラフやLOD技術の普及に尽力。LOD技術普及のためのNPO(リンクト・オープン・データ・イニシアティブ)の理事長も務める。
株式会社ローランド・ベルガー イノベーション ダイレクター
自動車ジャーナリスト
1995年 国立群馬大学大学院工学専攻にて材料工学修了。その後、住友電気工業に就職し、デザイン・エンジニアとして研究・開発に携わる。
1998年 二玄社に転職し、自動車雑誌『NAVI』の編集記者となる。その後、『カーグラフィック』編集部を経て、2004年に退職。
現在は、フリーランスの自動車ジャーナリストとして、自動車のエコロジーとテクノロジーを中心に追う。環境分野では、エネルギー問題やバイオマスなど技術分野に加えて、女性の視点に基づいたオーガニックなど、幅広い取材活動を行なう。環境省有識者委員、国土交通省独法評価委員会委員、警察庁有識者委員、内閣府有識者構成員などを歴任。政府機関後援によるシンポジウムへの登壇や投資家向けなど、専門性の高い技術や環境問題について一般向けにわかりやすい講演を行うことにも定評がある。
2017年からは、従来からのジャーナリスト活動は継続しつつ、欧州最大の戦略コンサルタントであるローランド・ベルガーの東京オフィスにて、イノベーション ダイレクターとしても勤務。グローバルで起こる変化に広く視野を持ちつつ、将来を生むビジネス戦略の構築に関わる。
パロアルトネットワークス(アジア太平洋地域 公共担当最高セキュリティ責任者 兼 副社長)
Thought leadershipへのサイバーセキュリティ問題に関する働きかけ、政府・業界への脅威インテリジェンス及びサイバーセキュリティのベストプラクティスの共有を担当している。早稲田大学第一文学部卒業後、防衛省にて9年間勤務し、フルブライト奨学金を得て、米国ワシントンDCにあるジョンズホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)にて国際関係及び国際経済の修士号を得た。卒業後、ホノルルにあるシンクタンクであるPacific Forum CSISにてフェローとして勤務し、日米間のサイバーセキュリティ協力について研究を行った。帰国後は、株式会社日立システムズにてサイバーセキュリティの脅威及び政策について地政学的な分析を担当し、インテル株式会社でサイバーセキュリティ政策部長として、サイバーセキュリティ及びIoTの政策関連活動に従事した。