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国際交流基金日米センター及び米国社会科学研究評議会(SSRC)では、安倍フェローの研究成果を広くご紹介する公開イベント「安倍フェローシップ・グローバルフォーラム」を平成29(2017)年度より毎年、米国各地で開催して参りましたが、今年度は「コロナ時代のワーク・ライフ・バランス:日米はこの困難に立ち向かうことができるのか?」をテーマに、初めてオンラインで実施します。米国以外の地域にいらっしゃる方でも、どなたでもご参加頂けます(事前申込が必要です)。
日時 | 2020年10月27日(火曜日) 日本時間22時~23時 |
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主催 | 国際交流基金日米センター、米国社会科学研究評議会(SSRC) |
協力 | インディアナ大学21世紀日本政治社会イニシアティブ ニューアメリカ ベターライフ・ラボ |
実施方式 | オンライン(事前登録が必要です。下記「申込方法」をご参照ください。) |
テーマ | 「コロナ時代のワーク・ライフ・バランス:日米はこの困難に立ち向かうことができるのか?」 |
概要 | 2013年、国連総会に登壇した日本の安倍晋三首相(当時)は、「女性が輝くことができる日本」をつくる意向を表明しました。後に 「ウィメノミクス」として知られるようになった政府のプログラムは、急速に進む高齢化社会、「団塊の世代」の退職に伴う労働年齢人口(15~64歳)の減少、結婚率と出生率の低下といった諸問題に対処するため、「アベノミクス」の中心的政策の一つとなりました。 「ウィメノミクス」では女性の社会進出拡大を目指し、出産・育児のための休暇、保育施設の定員拡充のための助成、母親と父親の双方が取得可能な育児休業制度等の一連の施策によって、より多くの女性が出産後に職場へ復帰することが可能となりました。日本の女性の就業率は、2000年には66.5%でしたが、2018年には78.9%にまで達し、米国よりも高くなっています。 しかしながら、「ウィメノミクス」政策で努力して勝ち得た結果にも、コロナ禍の到来で疑問符がつくこととなりました。日本でも米国と同様、学校が一時的に閉鎖され、幼い子供を持つ家庭に大きな負担がのしかかり、これまでどうにか仕事と家庭を両立させつつ多忙な生活をやりくりしてきた女性達は更に厳しい状況に陥りました。日本でも米国でも、コロナ禍によって、男女平等の向上を支える基盤の脆さが露呈し、女性達は、男女平等を目指して苦労の末に手にした成果も、コロナの影響で水泡に帰すのではないかと危惧しています。 2020年「安倍フェローシップ・グローバルフォーラム」では、過去10年間の男女共同参画の努力で得られた成果を振り返ると共に、日米両国が直面している課題、教育・婚姻状況・職業・人種の違いによるパンデミックの影響の違いについて考察していきます。男女平等の推進に向けて何をすべきなのか?女性も男性も本当の意味で仕事とプライベートのバランスをとり、人生の喜びと負担を平等に分かち合うことができるワーク・ライフ・バランスとはどのようなものなのか?そして、日本と米国はお互いから何を学ぶことができるのか? 安倍フェローが議論します。 |
登壇者 | <パネリスト> 大沢真知子(日本女子大学教授、1992年安倍フェロー) ブリジット・シュルト(ニューアメリカ財団ディレクター、2017年安倍ジャーナリスト・フェロー) 福田節也 (国立社会保障・人口問題研究所企画部第2室長、2013年安倍フェロー) <モデレーター> アダム・リッフ(インディアナ大学ブルーミントン校准教授、2016年安倍フェロー) |
使用言語 | 英語(日本語通訳なし) |
申込方法 | 下記より事前の参加登録をお願いします。 https://ssrc.zoom.us/webinar/register/WN_Fda4TT3mQLGrjfxUpqsNuA |
参考URL(英語) | 米国社会科学研究評議会(SSRC)サイトでの本イベント情報 https://www.ssrc.org/events/view/abe-global-zoom-work-life-balance-in-the-covid-age-can-the-u-s-and-japan-meet-the-challenges/ インディアナ大学21世紀日本政治社会イニシアティブのサイトでの本イベント情報 https://events.iu.edu/jpsi/event/135799-21jpsi-special-event-webinar-work-life-balance-in |
安倍フェローシップ・プログラム
米国社会科学研究評議会(SSRC)東京事務所
電話:03-5369-6085
ファックス:03-5369-6142
Eメール:abetokyo@ssrc.org
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