オンライン・セミナーシリーズ「いまアメリカを考える、アメリカと考える」の第3回では、通訳者・翻訳者として出発し、現在では日米両国さらには世界を舞台に多岐にわたる分野で活躍している後藤太郎さん、マット・アルトさんのお二人をお招きします。
日本との出会い・アメリカとの出会い、通訳者・翻訳者になるまでの道のりとその後のキャリア、「翻訳すること」の難しさと醍醐味、コロナ時代に海外を目指す若者へのメッセージ――お二人にお話を伺う中から、外国文化の受容に関するアメリカ社会の変遷も描き出します。
ライブ配信でQ&Aのセッションも設けますので、当日はスピーカーへの質問も可能です。

開催概要

日時

2020年12月18日(金曜日)
日本時間19時~20時

主催

国際交流基金日米センター

実施方式

オンライン(Zoom

使用言語

日本語(英語への通訳はありません)

登壇者紹介

後藤太郎(Netflix日本オリジナルコンテンツマネージャー、元字幕翻訳家)
生まれも育ちもアメリカの日系二世。『悪人』、『フラガール』、『大奥』をはじめ、これまでに英語字幕を担当した日本映画は50本を超える。またNetflixのエグゼクティブ・プロデューサーとして『全裸監督』、『リラックマとカオルさん』、『アグレッシブ烈子』等を手がけた他、サンフランシスコ国際アジアン・アメリカン映画祭のプログラミング及び運営、海外撮影のコーディネート、字幕翻訳・脚本翻訳・通訳等、映像に関わる幅広い分野で活躍。

後藤太郎氏の写真

マット・アルト(株式会社アルトジャパン取締役副社長、ライター)
ワシントンD.C.出身。米国特許商標庁勤務(日本語翻訳業務)を経て来日。ゲームソフト、漫画等の翻訳を手がける他、NHK『3か月トピック英会話』、『Japanology Plus』にも出演。著書に『Yokai Attack! 外国人のための妖怪サバイバルガイド』(2008)、『世界のEMOJIへ: 絵文字の成り立ちとグローバルな展開』(2016)、『ガラパゴス・クール』(2017、第4章を執筆)、『Pure Invention: How Japan’s Pop Culture Conquered the World』 (2020)等がある。

マット・アルト氏の写真

モデレーター紹介

伊藤実佐子(日米文化教育交流会議(カルコン)日本側事務局長)
東京都出身。津田塾大学学芸学部英文学科(アメリカ研究専攻)卒業。米系投資銀行勤務を経て、都市出版株式会社にて単行本・定期刊行物の企画・編集に携わり、外交問題専門月刊誌『外交フォーラム』編集長を務める。独立行政法人国際交流基金情報センター部長、在アメリカ合衆国日本国大使館参事官日本文化広報センター所長、国際交流基金ロサンゼルス日本文化センター所長、在シンガポール日本国大使館参事官ジャパン・クリエイティブ・センター所長を経て現職。

伊藤実佐子氏の写真

2020年度実施