カルコンは日米双方に存在する協議体で、以下のとおりカルコンの本体会議である合同会議をはじめ委員会やシンポジウムを開催することにより議論を深めています。

日米合同会議 / PLENARY SESSIONS

隔年に日米交互で開催される、日米カルコン委員が参加する会議。
各委員会等から提出される報告書を元に議論し、日米両国及び社会に対し、「共同声明」を発出し、両首脳へ提出する。
直近では、2023年10月6日米国ジョージア州アトランタにて開催された第30回日米合同会議があり、次回は、2025年日本で開催される予定。

定例会議 / JAPAN CULCON PANEL MEETINGS

日本側カルコン事務局では、1年に2回、日本側委員が集まり、定例会議を開催する。直近では、2023年9月19日に開催された。次回は2024年春に開催予定。

シンポジウム / SYMPOSIA

カルコン改革以降、合同会議の開催されない年に、テーマを決めて特別シンポジウムを開催。
直近では、2022年10月福岡太宰府にて開催された

委員会・タスクフォース Committees / Task Force

カルコンでは、合同会議で合意すれば、特定の分野において、1名以上のカルコン委員と外部有識者をメンバーとする委員会やタスクフォース、分科会(ワーキンググループ)を設置できる。
2023年現在、以下、2つのワーキンググループが活動している。

  1. デジタル化時代の情報共有とアクセス ワーキンググループ
    Information Access and Sharing in the Digital Age (IAS) Working Group
  2. サブナショナル外交と地域間交流の促進 ワーキンググループ
    Subnational Diplomacy / Local & Regional Exchange (SND) Working Group

また直近では、2019年~2020にかけ、以下2つの委員会と1つのタスクフォースが活動を終了した。

  1. 教育交流レビュー委員会Educational Exchange Review Committee: ERC
  2. 美術対話委員会Arts Dialogue Committee:ADC
  3. 次世代タスクフォースNext Generation Task Force: Next Gen TF

カルコン俯瞰図

カルコン俯瞰図。合同会議への出席ならびに合同会議の提言を恒常的にフォローするため、政府、財界、学会その他様々な分野の代表である12名の委員によって構成されるパネルが、日米両国それぞれに設置されている。更に、カルコンの勧告、提言を実施に移すために、日米合同委員会・タスクフォースがその折々に設置される。