カルコンでは、直近で3つの委員会・タスクフォースが活動を終了し、報告書が正式に提出されました。
2013年に教育タスクフォース(ETF)が設定した目標「2020年までに日米双方向の留学生数を倍増する」の提言達成に向けて、データの収集・分析を行い、数々の方策を検討すると共に、日本語教育委員会(JLEC)のフォローアップも行いながら進捗を確認しました。
2020年12月に報告書が完成後、2021年4月には日本側の加藤委員長が『ERC最終報告書2020』を安倍晋三前首相と菅義偉首相(当時)それぞれに手交しました。
2010年に設置されたこの委員会では、美術専門家の間でより効果的・効率的に情報を共有し、日本美術へのアクセスの幅を広げるための議論の場となっており、日米関係が継続的に発展をしていくための重要な課題に関する意識啓発と提言を行いました。具体的には、設立当初からの戦略的・包括的目標設定の結果、主に(1)次世代の育成、(2)協働の促進、(3)リソースの向上、(4)広報の促進の4分野で、目に見える形で日米の美術界に貢献しました。2020年7月に報告書を完成し、活動を終了しました。
日米関係の多様な分野における次世代リーダーの育成に関して報告書を提出するため、人的・知的アドホック運営委員会(ASC)の提言により2016年に設置され、2019年12月に報告書を完成し、活動を終了しました。