2024年12月5日国際交流基金本部にて、文楽人形遣いの第一人者・吉田勘彌氏を講師に迎え、講演会・懇親会「文楽の夕べ」を開催しました。米国では今年9~10月、ニューヨーク・ジャパンソサエティの協力により、ニューヨーク・ロサンゼルスなど5都市を巡る文楽公演が成功裏に開催され、国外でも注目を集めている文楽。吉田氏は、文楽人形のかしらや衣装を見せつつ、人形の特徴や割り振られる役について本物の人間のように動くさまを演じながら語りました。三人が一体の人形を操る技術は世界でも唯一無二のものと言えます。「若者を日本に惹きつける方途」、「日本研究へのエントリーポイント」となりえる日本の伝統芸能の魅力も語られました。参加者は文楽人形を実際に手に持ちながら人形遣いも体験。日米交流団体や日本研究者、現在活動しているカルコン・ワーキンググループ関係者も集まり、講演会後に行われた懇親会は、さまざまな分野での人的交流や繋がりを深める重要な場となりました。
かしらを使った説明
文楽体験
佐々江委員長と吉田勘彌氏
懇親会の様子
2023年12月22日 第30回日米合同会議(2023年10月6日開催)にて発出された共同声明が岸田文雄内閣総理大臣へ手交されました。
首相官邸ウェブサイト|外務省ウェブサイト
首相官邸にて(左から秋田浩之カルコン委員、髙橋裕子カルコン委員、佐々江賢一郎カルコン日本側委員長、岸田文雄総理、杉田明子カルコン日本側事務局長)(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
2021年11月19日 第29回日米合同会議(2021年10月18日開催)にて発出された共同声明が岸田文雄内閣総理大臣へ手交されました。
首相官邸ウェブサイト|外務省ウェブサイト
加藤委員長による共同声明の手交(左から伊藤美佐子カルコン日本側事務局長、阿川尚之委員、加藤良三カルコン日本側委員長、岸田文雄総理、久保文明カルコン日本側副委員長、杉浦康之委員)(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
手交にあわせ、共同声明において取り上げられた(1)人物交流及び教育交流のモメンタムの創造(2)日米同盟を支える次世代のリーダーシップの養成(3)共通の価値観(4)二国間の情報のデジタル化と情報交流の拡大(5)地域・地方間の交流及びサブナショナル外交のための新しいプラットフォームの探求(6)経済レジリアンス(回復力)の構築、について説明が行われました。
2021年6月22日
60周年に際し、創設時より日米同盟関係において重要な役割を果たしてきたカルコンが歩んだ60年を振り返り、またさらなる日米関係深化のために期待される今後の役割について、日米委員長をはじめとする関係者へのインタビューを交えながらまとめました(約10分・和英併記)。
安倍元総理は、強固な日米同盟を基軸とした外交を展開されました。2021年6月のカルコン発足60周年には、記念ビデオメッセージにて、日米同盟の存在意義に重ね合わせて個人的な日米関係に対する想いを語ってくださいました。 その悲劇的な死を悼む世界の皆さまとともにもう一度、安倍元総理がカルコンとその活動に期待されたことを拝聴し、ご冥福をお祈りします。
Former Prime Minister Abe positioned the solid Japan-U.S. Alliance as the cornerstone and congratulated CULCON’s 60th anniversary, talking about his personal thoughts on the significance of the Japan-U.S. alliance. By listening once again to what Mr. Abe had to say, CULCON join a global community in mourning his tragic death.
カルコン発足60周年に際し、安倍晋三前総理よりビデオメッセージをいただきました。カルコンの歩んできた60年を振り返りつつ、日米同盟の存在意義に重ね合わせての安倍総理の個人的な日米関係に対する想いを語られました。
Former Prime Minister ABE Shinzo congratulates CULCON’s 60th anniversary, talking about his personal thoughts on the significance of the Japan-US alliance.
首相官邸にて(左から伊藤実佐子カルコン日本側事務局長、加藤良三カルコン日本側委員長、菅義偉総理、江川雅子ERC日本側座長、久保文明カルコン日本側副委員長)
2021年4月9日(金曜日)加藤良三カルコン日本側委員長、久保文明カルコン日本側副委員長、江川雅子ERC日本側座長が首相官邸に菅義偉総理を訪問し、ERC最終報告書を手交のうえ概要報告。4月中旬に予定されている日米首脳会談前のタイミングでのご報告となりました。
議員会館にて(左から安倍晋三前総理、加藤良三カルコン日本側委員長、江川雅子ERC日本側座長)
2021年4月7日(火曜日)加藤良三カルコン日本側委員長と江川雅子ERC日本側座長が安倍晋三前総理を訪問し、ERC最終報告書を手交のうえ概要報告。安倍総理は高い関心を示され、ERC活動への感謝の意を述べられました。
2020年9月1日
全米アジア学会(AAS)は、創設78年を迎える米国におけるアジア研究者の学会で、世界に6500人の会員を有しています。AAS-in-Asiaは、例年米国内で開催されるAASと並行して、2015年のシンガポール以降アジア諸国で開催されている同学会のアジア版です。本年は新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年8月31日から9月4日の全プログラムをオンラインで実施しました。 米国内で開催されるAASにおいて、米国側カルコン事務局がプログラムの1セッションを主催するように、AAS-in-Asiaでは日本側カルコン事務局が1セッションを主催しました。同セッションでは、2020年5月に九州で開催を予定していた第29回カルコン合同会議で報告し、その後政策提言として提出予定であった、教育交流レビュー委員会(ERC)と美術対話委員会(ADC)の二つの委員会からの最終報告書および成果をそれぞれの座長が発表しました。日米カルコン委員長と副委員長による対談も行われました。
【スピーカー】 江川 雅子(一橋大学) 久保 文明(東京大学) アン・ニシムラ・モース(ボストン美術館) シーラ・スミス(米外交問題評議会) 詳細はAAS-in-Asiaのウェブサイトをご覧ください。
講演会「日本と世界をつなぐ英語落語」および英語落語「桃太郎」と懇親会の開催(ゲストスピーカー 桂三輝氏)
2024年3月1日コモレ四谷タワーコンファレンスにて、英語落語家として日本と世界各国で活躍中の桂三輝(サンシャイン)氏を講師に招き、「日本と世界をつなぐ英語落語」をテーマとした講演と英語落語「桃太郎」を披露いただきました。世界を飛び回る桂三輝氏だけに、さまざまな国での驚くような経験を大きな声と軽快な口調で語ると、会場は爆笑の渦に包まれました。講演後にはネットワーキングを兼ねた懇親会を開催。カルコン委員・カルコンワーキンググループ委員に加え、「サブナショナル外交と地域間交流の促進」ワーキンググループで議論されているサブナショナル外交のプレーヤーである日米交流団体等も招き、カルコンが重視するステークホルダーとのネットワーキングおよび意見交換を行いました。桂氏の講演にて笑いを共有したためか、会場の明るい雰囲気の中、初対面でも打ち解けてネットワーキングしている様子が見られました。
佐々江委員長による開会挨拶
桂三輝氏による講演
英語落語も披露
2019年12月4日
伊藤カルコン事務局長は、昭和女子大学グローバルビジネス学部において 、集まったおよそ500人の学生を前に「留学・学生交流の視点からモビリティについて考える」をテーマに講演を行いました。
講演をする伊藤事務局長
聴講する学生たちの様子
2018年10月28日
伊藤事務局長は、公益財団法人日米教育交流振興財団フルブライト公開セミナーにおいて「日米留学交流の現状と課題―CULCONの共同声明を踏まえて」をテーマに講演を行いました。
講演を行う伊藤事務局長
(左から)飯野正子理事、文野千年男理事長、伊藤事務局長