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国際交流基金設立50周年のマーク

国際交流基金設立50周年特設ウェブサイト

世界との絆を紡いで50年 そして未来へ

国際交流基金設立50周年記念特設ウェブサイトのトップ画像

国際交流基金(JF)設立50周年を記念して、特設ウェブサイト「世界との絆を紡いで50年 そして未来へ」を開設し、同名の記念冊子を刊行しました。ウェブサイトでは、JFの50年の歩みを世界の出来事や当時の写真とともに振り返り、世界中に広がるJF事業をさまざまなデータから紐解きました。また、世界各地の現場でJF事業にご尽力いただいた関係者へのインタビューを行い、JFのこれまでとこれからを見つめる特集記事を制作しました。ここでは、各事業分野の特集記事を中心にご紹介します。

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響きあう魂—「ジャポニスム2018」が残したもの

JFが創設以来取り組んできた、日本の文化芸術の海外への紹介。日仏友好160年の節目である2018年に、パリを中心に催された「ジャポニスム2018:響きあう魂」は、その集大成とも言える大型日本文化フェスティバルでした。JFが事務局となり、数々の企画を主催した、かつてない規模の日本文化・芸術の祭典の軌跡をたどります。

「若冲---- 〈動植綵絵〉を中心に」展の会場となったパリ市立プティ・パレ美術館の写真

「若冲— 〈動植綵絵〉を中心に」展の会場となったパリ市立プティ・パレ美術館

アジアの日本語学習熱の高まりを受け、多様化する学習動機に応える

海外の日本語学習者の大半を占めるアジア地域の人々。各国の教育政策や日本との関係によって、学習動機も変化します。時代や社会の変化、多様化する日本語学習の需要に応じたJFの日本語教育事業について、また日本語を学ぶ各国の人々の様子を知ることができます。

2019年度「EPA訪日前日本語予備教育事業」インドネシア13期生の発表活動の写真

2019年度「EPA訪日前日本語予備教育事業」インドネシア13期生の発表活動の様子

“芸術とは他者と自分自身を知ろうとする闘いであり、
最終的に何かを一緒に作り上げる闘いでもある。
それが一般的な文化交流にはない部分です”

異文化を理解しようとする過程を経て、「芸術」が生まれる国際共同制作の舞台

国際共同制作の舞台の写真

撮影:谷古宇正彦

“文学というのは、人間が言語を使って作りだす
もっとも精密な創作物のひとつ。
外国語で書かれた文学をとことんまで理解して
翻訳するという行為は、もっとも困難であり、
なおかつ、最高の国際交流だと思っています”

日常生活、若者の姿、地方の魅力……本を通じて深まる異文化への理解

米国人研究者が解き明かす、『源氏物語』の奥深き世界

JFは「日本研究フェローシップ」プログラムを通じて、日本研究に携わる学者・研究者を日本に招へいし、研究・調査を行う機会を提供しています。JFのフェロー(1995年・2013年)であるハーバード大学のメリッサ・マコーミック教授が監修した、日本文化フェスティバル「Japan 2019」(2019年米国開催)における展覧会「『源氏物語』展 in NEW YORK~紫式部、千年の時めき~」を振り返ります。

メトロポリタン美術館『源氏物語』展のバナーの写真

2019年に開催された「『源氏物語』展 in NEW YORK~紫式部、千年の時めき~」の会場、
メトロポリタン美術館の正面玄関ホールに掲げられた同展のバナー

地域の伝統・文化を通じた「心の復興」:震災を乗り越えて

2011年3月11日に発生し、東北地方を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災。JFでは、震災翌年から多岐にわたる復興支援事業を実施しました。被災地の文化をよりどころとして、国際文化交流事業を通じて地元の人たちが立ち上がっていった過程で、JFがどのように関わってきたかをお伝えします。

三陸国際芸術祭2019「シシの系譜/その先に」の写真

三陸国際芸術祭2019 撮影:井田裕基
「三陸国際芸術祭2019」で披露された国際共同制作芸能「シシの系譜/その先に」

“日本のやり方をただ押し付けるのではダメです。
相手を理解し、自分も成長できている、
幸せになっている、と感じられることが大事。
それが真の意味での国際交流にもつながると思うのです”

「互いに学び、互いに強くなる」スポーツで育まれていくアジアとの絆

サッカーの試合中の写真

写真提供:ギラヴァンツ北九州

“三陸とバリは遠く離れていて、
文化圏も全く違うのに、
地元の踊りに共通性がある不思議……
それは、交流しなければ
気づかなかったことでした”

地域の伝統・文化を通じた「心の復興」:震災を乗り越えて