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国際交流基金の事業

対話[日本研究・知的交流]
日米センター

日米センターは、日米両国が協力してグローバルな課題に取り組むことを目的に、1991年に設立されました。日米協働による世界への貢献と相互理解に基づくゆるぎない協力関係を実現すべく各界各層における対話と交流を促進しています。

安倍フェローシップ・プログラム/グローバルフォーラム

安倍フェローシップ・プログラムは、1991年より日米センターと米国社会科学研究評議会が協力して運営する研究奨学制度で、地球規模の政策課題に取り組む研究者・ジャーナリストを対象としています。これまでの安倍フェローは400人を超え、政策・学術界における有力なコミュニティを形成しています。2017年は、前年から始まった25周年記念事業の一環として、フェローを登壇者とする「安倍フェローシップ・グローバルフォーラム」を米国内で実施しました。まず10月に「気候変動に直面して:日本と米国は何ができるか」と題したシンポジウムをアジア・ソサエティ・テキサス・センター及びスタンフォード大学において、また11月に「日本と世界貿易システムのリーダーシップ」をテーマにコロンビア大学において公開フォーラムを開催しました。日米関係の枢要を担われたジョージ・シュルツ元国務長官やマイケル・アマコスト元駐日米大使をはじめとする多数の参加者とともに、活発な議論が行われました。

2017年10月18日アジア・ソサエティ・テキサス・センターで行なわれたシンポジウムの写真

2017年10月18日、於アジア・ソサエティ・テキサス・センター(テキサス州ヒューストン)

2017年10月20日スタンフォード大学ウォルター・H・ショレンスティン・アジア太平洋研究センターで行なわれたシンポジウムの写真

2017年10月20日、於スタンフォード大学ウォルター・H・ショレンスティン・アジア太平洋研究センター(カリフォルニア州サンフランシスコ)

2017年11月10日コロンビア大学 日本経済経営研究所・国際公共政策大学院で行なわれた公開フォーラムの写真

2017年11月10日、於コロンビア大学 日本経済経営研究所・国際公共政策大学院(ニューヨーク州ニューヨーク)

日米知識人交流事業

日米センターは2015年度より米国の多様な知的コミュニティのリーダーを日本に招へいし、日米知識人のネットワークを形成する交流事業を実施しています。参加者は、日本の研究者、政策実務家、市民セクターのリーダーなどとの対話や、公開講演会を行います。2017年度は、トランプ大統領時代の米国理解を深めるために、保守思想界やエスニック・コミュニティを代表する4人を招へいしました。

ジュリアス・クレイン(左)
(「アメリカン・アフェアーズ」編集長)
来日期間:2017年9月13日〜9月18日

ウォルター・ラッセル・ミード(右)
(バード大学教授)

来日期間:2017年9月14日〜9月19日
講演会:「トランプ時代のアメリカ政治思想」
(於青山学院大学、2017年9月15日)

ジュリアス・クレイン氏(左)、ウォルター・ラッセル・ミード氏(右)の写真

ウィリアム・クリストル
(ウィークリー・スタンダード誌編集主幹)
来日期間:2017年12月3日〜12月10日
講演会:「トランプ大統領時代のアメリカ政治」
(於東京大学、2017年12月5日)
「トランプ大統領時代のアメリカ政治」
(於同志社大学、2017年12月6日)

ウィリアム・クリストル氏の写真

マルコ・デイヴィス
(フィランソロピーファンド「ニュー・プロフィット」パートナー)
来日期間:2018年3月18日〜3月24日
講演会:「変化する社会の挑戦:教育、社会起業、多様性を通じて」
(於国際交流基金、2018年3月22日)

マルコ・デイヴィス氏の写真