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国際交流基金の事業

文化[文化芸術交流]
日中交流センター

日本と中国の未来を担う青少年を中心とする交流活動を促進し、互いの生活や文化を体験する機会を提供することで、相互理解を深めています。2016年に設立10周年を迎えました。これからも双方向性と協働性を重視した事業を実施し、より深く息の長い「心と心のつながり(=心連心)」を築くことを目指します。

中国高校生長期招へい事業

次世代を担う中国の高校生に、約11か月にわたり、日本の一般的な高校生の生活を体験する機会を提供しています。2018年度は、第12期生30人が7月に帰国、第13期生26人が9月に来日し、これまでの招へい者数は総計416人となりました。第12期までに招へいした390人のうち120人が日本の大学または大学院等に進学し、31人は社会人として日本の企業に勤務する等、日中間を結ぶ人材が着実に育っています。

2018年9月に来日した第13期生26人の写真

2018年9月に来日した第13期生26人。北海道から沖縄まで、全国各地の高校で留学生活を送っている。

中国「ふれあいの場」事業

日本人や日本の情報に触れる機会が限られた中国地方都市の大学等の機関において、日本の雑誌・書籍・映像資料等の最新コンテンツの閲覧・視聴ができる「ふれあいの場」の設置を支援しています。「ふれあいの場」では、在留邦人や現地の中国人の協力も得て、さまざまな日中交流イベントを開催しています。

福建省で新規オープンした「アモイふれあいの場」の写真

福建省で新規オープンしたアモイふれあいの場。アモイ市内で日本文化体験や日中交流に関するさまざまなイベントを実施。

ネットワーク強化事業

日中両国の交流の担い手となる青少年間のネットワーク構築を目指し、共同作業に重きを置いたさまざまな事業を実施しています。2018年度も、日中両国の大学生が共同で日本文化紹介イベントの企画・運営を行う「大学生交流事業」、ビジネスや就職を切り口に日中の大学生が企業訪問・ディスカッションを行う合宿型交流プログラム「リードアジア」の支援、日中両言語対応の「心連心ウェブサイト」の運営等を行ってきました。

早稲田大学学生チームと雲南師範大学学生の写真

昆明ふれあいの場で、フォトジェニックな夏祭りをコンセプトとした交流イベント「フォトジェニック夏祭り」を企画・運営した早稲田大学学生チームと雲南師範大学学生