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国際交流基金の事業

対話[日本研究・知的交流]
日米センター

CGPロゴマーク日米センターは、日米両国が協力してグローバルな課題に取り組むことを目的に、1991年に設立されました。日米協働による世界への貢献と相互理解に基づくゆるぎない協力関係を実現すべく各界各層における対話と交流を促進しています。

安倍フェローシップ・プログラム/グローバルフォーラム

安倍フェローシップ・プログラムは、1991年より日米センターと米国社会科学研究評議会(SSRC)が協力して運営する研究奨学制度で、地球規模の政策課題に取り組む研究者・ジャーナリストを対象としています。フェロー経験者は活発な成果発表を行っており、2018年度中に発表された安倍フェローによる刊行論文等は、日本語文献22件、英語文献68件になりました。また2018年度も、安倍フェローによる知見の発信及び対話を通して日米のさらなる関係強化や理解促進を図ることを目的に、「安倍フェローシップ・グローバルフォーラム」がアトランタとワシントンD.C.にて開催され、「イノベーションと環境テクノロジー」をテーマに、過去の安倍フェロー6人をパネリストとする活発な討議が行われました。

2018年12月1日 ジョージア工科大学(アトランタ)で開催

ジョン・ワルシュ ジョージア工科大学教授(2001年安倍フェロー)発表の写真

ジョン・ワルシュ ジョージア工科大学教授(2001年安倍フェロー)発表の様子

2018年12月3日 カーネギー国際平和財団(ワシントンD.C.)で開催

カーネギー国際平和財団でのフォーラムで、ジェームズ・ショフ上級研究員(右端)とフェロー4名の写真

フォーラムの様子 カーネギー国際平和財団ジェームズ・ショフ上級研究員(右端)と

カーネギー国際平和財団のフォーラムで4名のフェローの写真

右から、鎗目雅(東京大学公共政策大学院科学技術イノベーション・ガバナンス特任准教授、2014年安倍フェロー)、上山隆大(政策研究大学院大学客員教授、2000年安倍フェロー)、キャスリン・イバタ・アレンズ(デュポール大学政治学部教授、2004年安倍フェロー)、マリー・アンチョドギー(ワシントン州立大学ジャクソン国際研究大学院教授、1997年安倍フェロー)

日米草の根交流事業
JOIプログラムとGEN-Jプログラム

米国の草の根レベルで日本への関心と理解を深めることを目的に、日本との交流の機会が比較的少ない米国の南部・中西部で地域に根差した二つの事業を米国の非営利団体のローラシアン協会と共催で行っています。一つは「日米草の根交流コーディネーター派遣(JOI)」プログラムで、新規に5人のコーディネーターを米国に派遣(第17期)したほか、継続派遣中の9人と合わせ、のべ14人が地域の学校や図書館等で日本文化を紹介する幅広い活動を行いました。もう一つは、2018年度に開始され、米国における日本企業と地域社会の連携強化を目指す「グラスルーツからの日米関係強化派遣(GEN-J)」プログラムで、南部・中西部の5州の日米協会に日米交流ファシリテーター7人を派遣しました。

JOI 15期コーディネーターの山本亜衣理氏(ケンタッキー州マーレイ州立大学に派遣)の写真

JOI 15期コーディネーターの山本亜衣理氏(ケンタッキー州マーレイ州立大学に派遣)
現地でのワークショップにて