国際交流基金の事業
アジアセンター
日本語学習支援 "日本語パートナーズ"派遣事業
アジアで日本語を教える教師や生徒のパートナーとして、授業のアシスタントや日本文化の紹介を行う"日本語パートナーズ" を現地の教育機関へ派遣しています。2018年度は635人をASEAN10か国と中国・台湾の526の中学・高校・大学等に派遣しました。"日本語パートナーズ" は日本語学習者や地域の人々とのふれあいを生み出すとともに、課外活動やイベントなどを通して日本文化の紹介を行っています。
年齢も経歴も多様な参加者
専門的な知識がなくても、特技のある方、人生のキャリアを積んだ方、アジアとの交流に熱意を持った方等、20~60代のパートナーズが、それぞれの強みと経験を生かして活躍しています。
生きた日本語、リアルな日本
日本語ネイティブのパートナーズだからこそ、教科書に載っていることだけではない、生きた日本語、リアルな日本を、教室の中でも外でも伝えることができます。
現地で学び、アジアの架け橋となる
パートナーズは、日本語や日本文化を伝えるだけではなく、現地の言葉と文化を学びます。敬意をもって対等な立場で交流し、その体験を発信することで、アジアの架け橋となります。
現地からの声
現地から、パートナーズが来たことで日本への関心が高まり、日本語を履修する生徒が増え、生徒の学習意欲が高まったとの声が数多く寄せられています。
"日本語パートナーズ" 経験者の声
「タイでの経験を生かし、地域の国際交流に貢献」
タイ3期 佐藤 花美
パートナーズとして活動後、再びタイで日本語教師を経験し、今は北海道美唄市職員として観光振興を担当しています。パートナーズの経験から学んだ「まず異文化交流を楽しむ」という姿勢を大切に、「やさしい日本語」を使って草の根の国際交流に貢献したいと思います。
「"日本語パートナーズ"は民間外交官。
これからも架け橋として活動したい」
ブルネイ3期 河原 正人
会社の休職制度を利用して参加しました。イスラーム教の文化習慣に親しみながら、ブログでブルネイの単語集を公開したり、ローカル情報を発信したりしました。現地の日本理解を促進するため、今後も日本とブルネイをつなぐ架け橋として活動したいです。