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国際交流基金の事業

対話[日本研究・知的交流]
日米センター

CGPロゴマーク日米センターは、日米両国が協力してグローバルな課題に取り組むことを目的に、1991年に設立されました。日米協働による世界への貢献と相互理解に基づくゆるぎない協力関係を実現すべく各界各層における対話と交流を促進しています。

Mask Up 2020U.S.-Japan Face Mask Design Competition 2020
マスクアップ2020(日米マスクデザインコンテスト)

これまでマスクを付ける習慣が定着していなかったアメリカでも、コロナ禍においてマスクの着用が義務化されたことを受け、感染予防とマスクに対する関心を喚起するため、「日米マスクデザインコンテスト」を実施しました。米国内27州(準州・特別区含む)から、日米関係をテーマとした合計210件の応募があり、その中から選ばれた入賞デザイン9点のマスクを作成し、日米協会や日本庭園に寄贈しました。

入賞デザインマスクを着用した浴衣姿の女性二人の写真

(c) Cristiana Bertoldi
入賞デザインマスク着用写真(マスク寄贈先団体、夢ジャパニーズガーデン・トゥスコン提供)

日米センターオンライン・セミナーシリーズ「いまアメリカを考える、アメリカと考える」

誰もが知っている身近な外国であるアメリカについて、新たな視点で改めて考えるコロナ禍での取り組みとしてオンラインでの連続セミナーを開催しました。
これまでの日米センター事業を通じて見えてきたアメリカのさまざまな側面、興味深いトピック、考えさせられるテーマ、そして日米を繋ぐ人々を取り上げ、全5回の配信を行いました。アーカイブ動画はJFの公式YouTubeチャンネルにて公開しています。

第1回アメリカで生きる日本の伝統空間の広報画像

第3回言葉でつなぐ日本とアメリカの広報画像

オンライン・セミナーシリーズ

日米知識人交流事業

米国内における日本理解の促進と日・米・イスラエル間のネットワーク形成を目的に、科学技術分野の専門家を米国に派遣してきました。
2020年度は過去の被派遣者4人(松原実穂子氏、川端由美氏、武田英明氏、澁澤栄氏)による座談会を開催しました。これまでの事業を振り返るとともに、各国の文化的要素が科学技術の社会受容に与える影響等について議論が交わされました。

国際交流基金本部にて開催した座談会の参加メンバーの写真

国際交流基金本部にて開催した座談会の参加メンバー

日米草の根交流コーディネーター派遣(JOI)プログラム

米国の草の根レベルで日本への関心と理解を深めることを目的に、文化紹介を行うコーディネーターを米国の南部・中西部地域に派遣しています。
2020年度はコロナ禍による影響で多くの活動がオンライン化しましたが、新たな活動様式の可能性を見出す契機となりました。また、第17期コーディネーターの帰国報告会では活発な意見が交わされ、2年間苦楽を共にした仲間同士が交流する機会となりました。

マンスリーおりがみライブ「ひな祭り」の写真

マンスリーおりがみライブ「ひな祭り」

安倍フェローシップ/グローバルフォーラム/コロキアム/リトリート

日米センターと米国社会科学研究評議会(SSRC)が協力して運営する研究奨学プログラムです。コロナ禍により日米間の往来が制約されているため新規フェローの募集は見合わせていますが、研究成果の普及や研究者間のネットワーク強化のための「安倍フェローシップ・グローバルフォーラム」、「安倍フェローシップ・コロキアム」、「安倍フェローシップ・リトリート」をオンラインにて実施しました。

「安倍フェローシップ・コロキアム」の登壇者の写真

「安倍フェローシップ・コロキアム」の登壇者