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国際交流基金の事業

対話[日本研究・知的交流]
海外の日本研究・知的交流

海外における日本への理解を深めることを目指し、各国の日本研究を支援するほか、国際的な課題の解決に向け、日本と海外の人々の間の対話や協働の機会を設ける等、人的ネットワークの形成を促進しうる知的交流事業を実施しています。

“日本研究の巨人”ドキュメンタリー映像制作

『ジャパン アズ ナンバーワン』の著者であり、海外における日本理解の深化に比類ない貢献を果たしたエズラ・ヴォーゲル氏と、日本文学研究者として世界に向けて日本の魅力を発信することに生涯を尽くしたドナルド・キーン氏の伝記ドキュメンタリー映像を制作・公開しました。両氏が日本研究に関わるまでの歴史や背景とともに、それぞれの日本研究への情熱や希望を、貴重な過去の映像資料や関係の深い方々へのインタビューを交えて振り返りました。

ドキュメンタリー映像“日本研究の巨人”の画像

第3回次世代日本研究者協働研究ワークショップ

2018年度より、アジアの主要日本研究機関所属の大学院生を対象にワークショップを開催しています。2021年度は8か国・地域の16機関から21名が参加し、3か月にわたりオンラインで実施しました。さまざまな国から優れた講師の協力を仰ぎ、研究の独自性や社会的意義、研究者としてのキャリアについて考えるとともに、協働研究の実践として地域や分野を越える模擬パネル発表を行いました。このプログラムを通じて、参加者をはじめとする日本研究者間のネットワーク形成促進も図りました。

第3回次世代日本研究者協働研究ワークショップの写真

国際日本研究シンポジウム

JF設立50周年記念事業 AAS 2022年次大会特別パネルセッション登壇者の写真

JF設立50周年記念事業 AAS 2022年次大会特別パネルセッション登壇者

JF設立50周年記念事業の一環として、アジア研究協会(AAS)2022年次大会にて、世界各地から6名の日本研究者を登壇者として招く特別パネルセッション"Strengthening Human Capital Pipelines for Area Studies – A Global Perspective"を実施しました。「日本研究の発展に向けた今後の人材育成のあり方」を主なテーマとし、カリキュラム作り・教育プログラム等の "Education"、および研究プロジェクト・手法等の "Research"という二つの側面から、各登壇者が携わる先進的な事例の発表及び議論を行いました。

やさしい日本語ラップ「やさしい せかい」替え歌動画を世界へ

「多文化共生・インクルーシブ社会の実現のため、誰にでもわかりやすいやさしい日本語とやさしい気持ちのある世界をつくろう」とのメッセージが込められたやさしい日本語ラップ「やさしい せかい」(制作・著作:やさしい日本語ツーリズム研究会、特別協力:明治大学国際日本学部山脇啓造ゼミナール、後援:JF)。JFでは、このラップ作品に日本語でのオリジナル歌詞を付けて自分たちで歌った動画を募集したところ、個性と元気溢れる力作が世界中から寄せられました。審査を担当した山脇ゼミの学生と受賞者のオンライン交流会も実施し、受賞作品及びグローバル・ミックス版はJFYouTubeチャンネルで公開されています。

「やさしい せかい」替え歌動画(受賞作品によるグローバル・ミックス版)の画像

「やさしい せかい」替え歌動画(受賞作品によるグローバル・ミックス版)

優秀賞受賞者と明治大学学生とのオンライン交流会の画像

優秀賞受賞者と明治大学学生とのオンライン交流会

日独パネルディスカッション「コミュニケーションの未来と私たち」

多様に発展し続けているデジタル・コミュニケーションといかに付き合うかについて、「コミュニケーションの未来と私たち」と題したシンポジウムをベルリン日独センターと共催しました。自分たちの個性やウェルビーイングを大切にしながら、進化するデジタル・コミュニケーションを活用し、多彩な意見をもつ他者と共生してゆくにはどうしたらよいか、日独の専門家が洞察に富んだオンライン・ディスカッションを行いました。

日独パネルディスカッション 日独センターのタイトル画像

日独パネルディスカッション 日独センターのタイトル

日独パネルディスカッション:日独センタ- パネリスト、モデレーター、司会の画像

日独パネルディスカッション:日独センタ- パネリスト、モデレーター、司会