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国際交流基金の事業

対話[日本研究・知的交流]
日米センター

CGPロゴマーク日米センターは、日米両国が協力してグローバルな課題に取り組むことを目的に、1991年に設立されました。日米協働による世界への貢献と相互理解に基づくゆるぎない協力関係を実現すべく各界各層における対話と交流を促進しています。

※日米センターは、2022年4月1日をもって国際対話部に再編されました。

新たなテーマ領域に基づく事業展開

U.S.-Japan Network for the Futureパネルディスカッションの写真

U.S.-Japan Network for the Futureパネルディスカッション

日米センターの設立30周年を契機として事業方針の見直しを行い、今後取り組む事業として「レジリエントな社会の構築」「社会的包摂の実現」「科学技術で豊かな社会の創造」の三つのテーマ領域を設定しました。
ウェブサイトや各種事業の機会を使い、テーマ領域についての対外的な広報・周知に努めるとともに、新たな事業方針を反映させたパイロット・プロジェクトや新規の公募助成事業を開始しました。

JOIプログラム20周年記念事業

米国で日本文化を伝える「日米草の根コーディネーター派遣(JOI)プログラム」の20周年を記念し、日米両国にて記念事業を実施しました。米国ではこれまでのプログラム参加者を対象に記念式典を開催し、ビル・ハガティ氏(米国連邦上院議員)や山崎直子氏(元宇宙飛行士)から祝賀メッセージが寄せられました。日本国内では、ロゴとウェブサイトの刷新を始め、派遣対象地域である南部・中西部・山岳部の魅力を深堀りするため、ミシガン州出身の厚切りジェイソン氏(お笑いタレント)をMCに、人気ラジオ番組「オールナイト・ニッポン」の中で1か月にわたりコーナー番組を放送しました。特別編としてYouTube番組の配信も行い、ゲストには米国留学経験のある優木まおみ氏(マルチタレント)を迎え、個人的なエピソードから海外経験の重要性やキャリアへの影響等、幅広いテーマで語ってもらいました。番組後半ではJOI経験者も交え、プログラムの魅力や体験談を通して、日本人にあまりなじみのない米国地域の魅力を伝えてもらいました。

米国20周年記念式典の写真

米国20周年記念式典

優木まおみ氏の写真

優木まおみ氏

JOIプログラム20周年記念YouTube番組キービジュアルの画像

JOIプログラム20周年記念YouTube番組キービジュアル

「朝日地球会議2021」特別共催セッション

写真右から白井智子氏、伊藤亜紗氏、福岡伸一氏、鈴木暁子氏の写真

写真右から白井智子氏(特定非営利活動法人新公益連盟代表理事)、伊藤亜紗氏(東京工業大学未来の人類研究センター長)、福岡伸一氏(青山学院大学教授、米国ロックフェラー大学客員研究者)、鈴木暁子氏(朝日新聞GLOBE副編集長)

朝日新聞社主催の「朝日地球会議2021」において2021年10月17日に特別共催セッションを開催しました。第1部では福岡伸一氏(青山学院大学教授)とマイケル・サンデル氏(米ハーバード大学教授)を迎えて、ポストコロナの社会について対談を行いました。第2部では「教育とケアから考える『利他』」と題し、伊藤亜紗氏(東京工業大学教授)、白井智子氏(新公益連盟代表理事)らを交えてのパネルディスカッションを実施。第1部では大局的な視点から日米の知識人が対話し、第2部では実務家も交えてより身近な問題に引きつけた対談となりました。