海外日本語教師の養成・研修

陳 美貞

韓国
東豆川中央高等学校
陳 美貞
CHIN, Mi Jung

国際交流基金日本語国際センターの設立25周年、誠におめでとうございます。このたび基金の先生方、スタッフの皆様に深い感謝の言葉を贈りたいと思います。
私は、「平成12年度海外日本語教師長期研修」、「平成24年度海外日本語教師上級研修」に参加し、日本語の教師として貴重な経験と学びを蓄えることができた、相当運がいい人だと思っています。「長期研修」では、「日本語、教授法」という授業を通して日本語の運用力と指導力を高めるとともに、多様な交流会を通して日本文化体験と日本についての理解を深めることができました。1から10まで初めての経験であって思い切り日本での生活を味わいながら喜びを感じたと覚えています。その中で一番印象に残ったことは、先生方の授業に対する熱意と準備です。自分の仕事に完璧を求める姿をみながら学生の立場から尊敬の念が生じました。
「上級研修」では、8か国から来た10名の研修生が自分のプロジェクトを完成する形であって、2か月の制限された時間が本当に短く感じられました。長期研修で指導してくださった坪山先生との再会、研修生たちとの討論、多忙なスケジュールの中での交流などがもう思い出になりました。2か月の研修を終えて、研修生たちと別れる時、涙が絶え間なく流れたのはなぜでしょう。二度と会えないとも分かったのでしょうか。しかし、その後、タイとマレーシアで二人の研修生とは再会できました。チェコの方とは教え子同士のペンパルの活動も行われました。研修をきっかけに世界各国に友達(仲間)ができて人的ネットワークが築かれたのも魅力的だと思います。
私は現在(あいかわらず)、韓国の高校で2年生を対象にして日本語を教えています。12クラスの中、10クラスの生徒約400名が日本語を選択して学んでいます。幸いに生徒たちは日本文化に興味を持ち、楽しく授業に参加しています。日本語だけではなく韓日両国の文化理解をさせるのが目標です。日本で集まった生素材も活用していて反応もいいです。「J-TRAVEL」という旅行部活も開設して近々日本に行かれるかもしれません。
2回の日本語国際センターでの研修が日本語の教師としての力と自信をつけるに違いないと思っています。3回目のチャンスに巡り合えたらと願いますが、そのチャンスは世界各国で日本語の教育の場で頑張っている若手に与えるべきだと思います。
改めて設立25周年記念を心からお祝い申し上げますとともに、今後さらに大きく活躍されますよう心よりお祈りいたします。

参加した研修:2000年度海外日本語教師長期研修、2012年度海外日本語教師上級研修

集合写真

陳 美貞【PDF:333KB】 PDF