その他の研修

JF日本語講座講師研修

国際交流基金が直営又は連携によって運営する海外日本語講座(以下、「JF講座」)は、基金の全海外拠点及び日本人材開発センター(または日本センター)の内ウクライナ、カザフスタン、モンゴル、ウズベキスタン、ラオス、キルギス、カンボジアにおいて開講しています。JF講座は、JF日本語教育スタンダード(以下、「JFスタンダード」)の理念である「相互理解」のための日本語教育の実現を目指し、世界に先がけてモデルとなるコースを設計・運営していくものです。
日本語国際センターではJF講座を担当する現地講師を対象として、JF講座に関する共通概念を構築し、各種講義だけでなく参加型の発表やワークショップを通じてお互いの経験を共有しながら、実践的な知見を高めて行く研修を実施しています。

※この研修の成果のひとつとして、JF講座で行われている「JFスタンダード準拠日本語講座」での実践が事例集としてまとめられました。JF講座で教える現地講師が執筆したものです。

にほんご人フォーラム Japanese Speakers’ Forum

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は公益財団法人かめのり財団と共催で「にほんご人フォーラム」を実施しています。

「にほんご人フォーラム」では、国際社会で日本語を使って協働できる「にほんご人」が増えるように、これからの時代に求められる能力を培うための外国語教育、日本語教育について考え実践します。また、中等教育における「にほんご人」ネットワークを形成し、若い世代の相互理解の促進とグローバル人材の育成を目指しています。
ASEANの5ヵ国(インドネシア・タイ・フィリピン・マレーシア・ベトナム)を対象としています。

日本語国際センターで実施された、集合フォーラムは次の表のとおりです。
このほかに、東南アジア各国内でも、にほんご人フォーラムの活動が実施されています。

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実施年度 実施期間 参加者 主な実施場所
平成25(2013)年度 2013年9月10日~9月19日 ASEAN5ヵ国および日本から高校教師11名、同高校生24名 国際交流基金日本語国際センター
平成26(2014)年度 2014年8月25日~9月4日
※高校生は、8月26日~9月4日
ASEAN5ヵ国および日本の教師12名、同高校生24名 国際交流基金日本語国際センター
平成27(2015)年度 2015年8月6日~8月14日 ASEAN5ヵ国および日本の教師12名、同高校生24名 マレーシア・クアラルンプール IYC(International Youth Centre)
平成28(2016)年度 2016年8月22日~9月3日
※高校生は8月22日~8月31日
ASEAN5ヵ国の教師9名、同国および日本の高校生24名 国際交流基金日本語国際センター

かめのり財団のHPでは、「にほんご人フォーラム」の動画や、活動報告が掲載されたニューズレター「かめのりコミュニティ」がご覧いただけます。
かめのり財団のHPこちら

国際交流基金アジアセンター 日本語パートナーズ事業の一環としての研修

1.日本語パートナーズ派遣前研修
“日本語パートナーズ”たちが、現地に渡航し活動する際に必要となる知識を効率的に習得するための約1カ月間の研修プログラム
2.日本語パートナーズカウンターパート研修
(日本語パートナーズを受け入れる高校の日本語教師を対象とする短期集中研修)
実施実績(国名)
  • 2015年度 インドネシア、マレーシア、ベトナム、タイ
  • 2016年度 フィリピン、インドネシア、マレーシア、ベトナム、タイ
研修参加者の声⇒ 平成27(2015)年度平成28(2016)年度

海外で日本語を教える人のためのスキルアップ研修

※現在は実施しておりません。

日本語教授経験がおおむね3年以下で、海外の教育機関で日本語を教えたいという希望を持っている方を対象に行う約2週間の研修です。
平成30年度研修:2018年12月3日(月曜日)~14日(金曜日)

他団体との連携・受託による事業

公益財団法人博報児童教育振興会(博報財団)

世界の子ども日本語ネットワーク推進

海外児童日本体験プログラム、海外教師日本研修、日本児童海外体験プログラムから構成されるプログラム。海外教師日本研修を日本語国際センターで実施するなど、一部業務を受託しています。(2007年より)

国際日本研究フェローシップ

このフェローシップは、博報財団が実施している、海外で日本語・日本語教育・日本文学・日本文化に関する研究を行っているすぐれた研究者を日本へ招聘し、滞在型研究の場を提供する事業ですが、日本語国際センターは、日本語・日本語教育分野の研究者の受け入れ機関のひとつとなっています。(2018年より)
(博報財団が渡航費、滞在・研究費、住居費など日本での研究(長期12か月、短期6か月)に必要な経費を助成するプログラムで、毎年6月~10月に応募受付)

全国JET日本語教授法研修

一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)が実施するJETプログラムの参加者で将来日本語教師になりたいと考えている人を対象に行う一週間の短期研修です。

終了した主な研修プログラムなど

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海外日本語教師 上級研修 平成16(2004)年度~平成28(2016)年度に実施。コースデザイン・教材制作・授業改善などの課題を持つ日本語教師を対象に、より一層高度な専門的知識や技能の獲得、自律的な問題解決能力の育成を目的として行う約2か月の研修。

参加者の声、プロジェクト・テーマ

⇒平成29年度より「プロジェクト型研修」に移行
海外日本語教師研修 日系人研修 平成24(2012)年度~平成28(2016)年度に実施。中南米地域の日系人日本語教師を対象にした約2か月間の研修。平成29年度からは「短期研修日系人特別枠」に移行。

参加者の声

さくらネットワーク研修(上級準備) 平成28(2016)年度に実施(「さくらネットワークメンバー」の機関の日本語教師の限定公募)日本語教育の実践において、教授法、カリキュラム、教材等における課題解決への道筋をつける約2か月間の研修。

参加者の声

お問い合わせ

国際交流基金日本語国際センター 教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください)