日本語国際センターについて

所長あいさつ

砂川裕一氏の写真 平成29(2017)年度から、西原鈴子前所長の後任として日本語国際センター所長に就任いたしました。日本語国際センターの多様な事業を推進していくために微力を尽くしたいと考えています。どうぞよろしくお願い致します。 日本語国際センターでは、日本国外における日本語教師の養成・研修を行う研修事業と、日本語教材・教授法の開発・普及を行う教材制作事業を2本の柱として活動を行っています。また、日本語教育に関する専門図書館をも擁しており、センターの諸活動をサポートし、多くの研究者、教師、学習者の必要性に応えるために、日本語教科書・教材をはじめとして、日本語教育学、日本語学、言語学、日本事情、外国語教育に関する資料や情報を収集・提供しています。 日本語を学ぼうとする学習者も日本語を教えようとする教師も、一人一人の動機はさまざまであり、それぞれの目的も、教育や学習の環境もさまざまに分かれます。教材や資料を整え、多様なプログラムを展開することで、世界各地のニーズにきめ細かく応えることが日本語国際センターの重要な使命であると思います。 日本語教育は日本語という言語の教育にのみ特化するものではなく、日本社会や日本文化のさまざまな側面と密接な関わり合いを持って成り立っています。相互理解はことばの上だけの出来事ではなく、社会的・文化的な意味や意義を伴い、自他の異なりを許容しようとする態度をも伴います。 日本語国際センターは、地域の自治体・諸団体や関係諸機関、また世界各地で日本語学習や日本語教育に関わるさまざまな人々との連携・協力を深めながら事業を展開し、国際社会における相互理解を推し進めるための言語的・社会的・文化的な素養を有する人材を育てていきたいと思います。今後ともご指導、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

2017年4月
日本語国際センター 所長
砂川 裕一