海外日本語教師の養成・研修

エルショルバギー サルワ

エジプト
カタール大学(元 カイロ大学日本語日本文学科)
エルショルバギー サルワ
ELSHORBAGY, Salwa

国際交流基金日本語国際センター25周年、誠におめでとうございます。月日の経つのは早いもので、いつの間にかセンターも25周年を迎えていました。私は1990年10月から1991年6月にかけて海外日本語教師長期研修を受けました。当時を振り返って見て、今なお感謝の念を忘れることが出来ません。研修を終了してから現在までいくつかの日本語学習機関で教えてきました。在エジプト日本国大使館の広報文化センターとHigh Institute for Tourism & Hotels,6th of October City, Egyptと1996年から2014年8月までカイロ大学日本語日本文学科、そして、2014年9月からカタール大学で創設されたばかりの日本語コースを担当しています。私の日本語教師として歩んで来た道と日本語国際センターの歴史を思うと、改めて25年の歳月を振り返る時間を持つことが出来ましたことに感謝しております。
私が、長期研修の中で最も印象に残っているのは、「日本語初歩の第20課」の文法事項を研究課題として割り当てられた時のことです。必死で国語の文法専門の厚い本で調べて宿題をやり遂げたことです。現在まで毎回同じ文法事項を導入する時に参考にしています。
また、センターにて私の人生で初めてのディベートを母国語ではなく、日本語ではじめて経験しました。今でもまだ主題を覚えています。「患者には癌であることを知らせるか否か」でした。私たちのチームには説得力があったようで、先生にすごく励まされました。このようなクラス活動をするのは、楽しくて、学習者に自信をつかせる要因となることがわかりました。
私のクラスが「恋愛結婚と見合い結婚」についてビデオカメラを担いで銀座の道で歩いている一般日本人にインタビューしたことも忘れられません。そのあとの編集も素晴らしい経験でした。
日本語国際センターで10ヶ月間にわたって習ったことを記述しきれませんが、それを日本語学習者のために活かせる努力を頑張って続けたいと思っています。ご指導とご支援をよろしくお願い申し上げます。
貴センターの発展と、ご支援を賜りました先生方のご健勝とご多幸を祈念するとともに、改めて心より御礼を申し上げます。

参加した研修:1990年度海外日本語教師長期研修

サルワ先生の写真
集合写真

エルショルバギー サルワ【PDF:300KB】 PDF