海外日本語教師の養成・研修

ナヨアン フランキー レイモンド

インドネシア
マナド国立大学言語芸術学部
ナヨアン フランキー レイモンド
NAJOAN, Franky Reymond

日本語国際センター25周年おめでとうございます。
私はインドネシアの北スラウェシ州マナド市にあるマナド国立大学言語芸術学部日本語教育プログラムの専任講師です。マナド国立大学は教員養成プログラムを実施している4年制大学です。日本語教師の数はインドネシアで最も多い27名です。現在329名のインドネシア全国各地からの学生が勉強しています。そして、毎年約30名の卒業生を送り出していますが、そのほとんどが高校の日本語教師として就職しています。こうした卒業生の活躍によってインドネシアの日本語教育はますます発展しています。
私は日本語国際センターの研修に3回参加したことがあります。1回目は 、1991年10月から1992年7月まで、9か月間行われた海外日本語教師長期研修で、センターができてから2年目でしょうか。2回目はそれから15年後の2007年5月から約2か月の上級研修に参加しました。
長期研修の時、日本語能力がまだ十分ではなかったのですが、9か月後大きく向上し、日本語で話す自信がつきました。その時から通訳などができるようになり、いろいろな活動ができるようになりました。また、修士課程への進学もできました。長期研修は本当に私の人生を大きく変えてくれました。そして、2007年に聴解の授業を担当することになったため、聴解の教授法をもっと勉強したいと考えて上級研修に参加することしました。聴解の教授法が勉強できてよかったと思います。
そしてその後さらに、国際交流基金と政策研究大学院大学の連携大学院プログラム(日本語言語文化研究プログラム(博士課程))に進み、2013年には博士号を取得しました。
上記の研修で習ったことを、職場の皆さんやインドネシア全国の皆さんに共有し、活動の場も広げています。インドネシア日本語教育学会セミナーで発表したり、支部学会が主催するワークショップで講師をしたりしています。また、地域の高校日本語教師会のいろいろな活動も手伝ったりしています。これからも、そうした活動を通してインドネシアの日本語教育に貢献していきたいと思います。
このように日本語教師として日本語能力が向上し、教師としても成長することができたので、ぜひ同じようなプログラムで多くの若い教師に研修の機会が与えられることを期待しています。

参加した研修:1991年度海外日本語教師長期研修、2007年度海外日本語教師上級研修、2008年度日本語言語文化研究プログラム(博士課程)

集合写真1
集合写真2

ナヨアン フランキー レイモンド【PDF:388KB】 PDF