海外日本語教師の養成・研修

呂 善九

韓国
光新高等学校/元韓国日本語教育研究会会長
呂 善九
ROEU, Sun Gu

日本語国際センター25周年を真心からお祝い致します。私は去年、日本語国際センターで韓国中等教育日本語教師研修に参加した呂善九と申します。硏修をふり返ってみると、本当に楽しくて実のある時間の連続でした。現場で直接使われるさまざまな教授法を工夫し、高校生・大学生との交流会を通じて日本の若者たちの文化理解と韓・日の若者たちの文化の共通点や違いを発見、日本の高校でハングルを教えている韓国語の先生たちと会っていろんな情報を交換、歌舞伎観劇、関西地方への研修、ホームステイなどは長い間、忘れるにも忘れられない大事なことになるにちがいないと思われます。

うちの学校の所在地はソウル冠岳区で、男女共学、生徒数は1,000名ぐらいです。英語は必須で第2外国語は選択です。うちの学校の第2外国語は日本語と中国語であり、その中でひとつを選んで2年生の時から3年生の時まで習います。日本語の学習者が70%ぐらいで、中国語の学習者は30%ぐらいです。他の学校より日本語の学習者がすごく多いほうです。そのわけは活発なクラブ活動やお互いの異文化を理解して友情と信頼を深め、個人と両国の発展的な関係に少しでも役立つために、毎年東京の成蹊高校との交流会を実施しているからではないかと思われます。

現在、韓国での日本語教育はすごくきびしいです。2009教育課程以前は第2外国語の中で、必ず一つを選択して習うことになっていましたが、2009教育課程からは漢文、技術・家庭、第2外国語、教養の四つの中で自由に選択して習うことに変わりました。さらに、第2外国語の中でも中国語の学習者はどんどん増え、日本語の学習者はどんどん減っています。2009教育課程をなおすために、韓国日本語教育研究会(全国日本語教師たちのネットワーク)と第2外国語正常化推進聯合(第2外国語の教師及び教授たちのネットワーク)という団体が力を合わせて大きい声を出しながらがんばっています。

今年は韓日修交50年になり、いつもよりいろんな分野でお互いに協力していかなければならないと思われます。特に、教育分野で働いているわれわれは相対国の言語教育をもっと活性化させて若者たちにお互いの文化をもっと深く理解させ、韓・日関係が以前より友好的で仲よく発展していくよう、がんばりましょう。

参加した研修:2014年度大韓民国中等教育日本語教師研修

呂 善九【PDF:203KB】