ヴォロビヨワ ガリーナ

キルギス
元 キルギス国立総合大学/元 キルギス日本語教師会会長
ヴォロビヨワ ガリーナ
VOROBEVA, Galina

国際交流基金日本語国際センターは世界の日本語教師にとって天国である。私の国、キルギスでは、日本語教師養成システムがなくて、日本語国際センターの海外日本語教師研修は欠かせないのである。私の生活にも日本語国際センターが非常に大事な役割を果たしている。
以前に1998年からキルギス共和国日本センター日本語講座の非常勤講師、1999年から専任講師、2003年から主任講師として働いていた。その後キルギス国立総合大学国際教育プログラム統合学院コンピュータ技術・インターネット学部の上級講師だった。現在、主に日本語教育研究に力を入れて国立国語研究所共同研究員である。

国際交流基金日本語国際センターの以下のプログラムに参加した。
(1)海外日本語教師短期研修(2000年7月~9月)に参加し大事な知識を得た傍ら様々の国の友達ができた。今も関係を続けている。
(2)2004年度海外日本語上級研修(2004年6月~7月)に参加し、八田直美専任講師のご指導を受けてそのおかげで教材『漢字物語Ⅰ』を執筆した。
(3)2005年度日本語教育フェローシップ(2005年5月~7月)にキルギス国立総合大学の准教授ヴォロビヨフ・ヴィクトルと一緒に参加し阿部洋子専任講師のご指導を受けて教材『漢字物語Ⅱ』を執筆した。

上記の研修と研究及び他の研究プログラムの成果を生かして、2014年5月に政策研究大学院大学博士号を取得した(論文博士、日本語教育研究)。題目は「構造分解とコード化を利用した計量的分析に基づく漢字学習の体系化と効率化」である。
2000~2004年にキルギス日本語教師会会長を務めていた。国際日本語教育大会やキルギス日本語教師会が主催する日本語教育セミナーで研究発表をする。

日本語国際センター25周年をお祝いするとともに厚く御礼を申し上げ、将来のご活躍をお祈りする。

参加した研修:2000年度海外日本語教師短期研修(夏期)、2004年度海外日本語教師上級研修、2005年度日本語教育フェローシップ

ガリーナ先生の写真
授業風景の写真
2014キルギス日本語教育セミナーの参加者集合写真
2014キルギス日本語教育セミナーの参加者

ヴォロビヨワ ガリーナ【PDF:380KB】