ボイ ソムニアン

カンボジア
カンボジア日本人材開発センター
ボイ ソムニアン
VOY, Som Neang

私はカンボジアのボイ・ソムニアンと申します。2013年国際交流基金で6ヶ月間研修を受けました。6ヶ月間はあっという間だったけれど、忘れられない思い出がいっぱいあります。

一番目は、33カ国の友達ができて、兄弟みたいな友達もできました。帰国した今でも、連絡しています。二番目は、日本にいる間にいろいろな日本文化を体験したことです。例えば、茶道や書道や歌舞伎や相撲などです。そして、日本語教授法を勉強するだけじゃなく、自分なりに興味を持っていることを調べたりしました。生教材発表会や、ポップカルチャー発表会などです。今、カンボジアにいても、センターでの生活はまだ思い出します。

こんな幸せな時間があっという間に終わって、今年の3月に帰国して、すぐに仕事に戻りました。今回は『まるごと日本のことばと文化』というテキストを主に担当するようになりました。初級クラスを担当していますが、学生は社会人も、大学生も、高校生もいます。一クラスは30人います。皆、本当にまじめな学生で、仕事や大学の授業が終ってすぐに、日本語クラスで日本語を勉強します。日本語を勉強する目的は日本企業で働きたい、日本文化が好き、日本へ留学したいという学生が多いです。

私は6ヶ月間の研修を受けて、教材が作れるようになりました。写真を使うとき、できるだけ身近な人の写真を使い、身近な例を出すようにしています。さらに、まるごとは文化も紹介するので、自分が実際に体験したものを簡単に紹介できるようになりました。学生にポートフォリオも書いてもらっています。仕事でストレスがたまって、疲れていても、学生の笑顔や頑張っているところを見ると、その疲れがなくなって、今の仕事にやりがいを感じます。6ヶ月間研修のおかげで、私は今、日本語の先生としてのやる気がだんだん高まって、やっと先生らしいと感じられるようになりました。

センターの先生方、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。いつかまた、センターに遊びに行きたいと思っています。

参加した研修:2013年度海外日本語教師長期研修

授業風景の写真
集合写真

ボイ ソムニアン【PDF:356KB】