海外日本語教師の養成・研修

ツィママン ウルスラ

アイルランド
Loreto中等学校
ツィママン ウルスラ
ZIMMERMANN, Ursula

Loreto中等学校は1866年に設立された女子中等学校で、720人の生徒がいます。1学年120人です。アイルランドでは2007年9月、私が日本語を導入したGoreyコミュニティスクールにおいて、高校(16-18歳)の必須科目として日本語が初めて導入されました。

2010年9月からLoretoで日本語をフルタイムで教えています。フランス語とドイツ語も教えています。4年目で延べ720人の学生に教えたことになります。そして約150人の生徒が修了しました。さらに30人の学生が2015年6月に修了見込みです。大学で日本語を学び続ける学生も多いです。嬉しいことに、私が最初に日本語を教えた卒業生数名は、今JETプログラムで日本にいます。

Loretoで最初に日本語を導入した際には、事務の人は私を「スシ・ティーチャー」と呼んだものです。それほど科目がエキゾチックだったのです。今では日本語はほかのヨーロッパ近代語と同じように、非常に「ノーマル(普通)」なものとみなされています。日本語は4、5、6年生、中等教育の後期に教えられています。4年生で、すべての学生が1年間、週に40分のお試しコース(テイスターコース)を受けます。このコースのあと、学生は、全14科目から、アイルランドでの正式な国家試験である、修了試験科目4科目を選びます。もし学生が修了試験科目に日本語を選択した場合、2年間、40分授業を週5時間学ぶことになります。

私たちは幸運にも山口県立大学から客員アシスタント教師に来てもらっています。このため、学生にとって、日本語科目が生き行きしたものとなっています。彼らは国際交流基金の支援を受けて、滞在しています。

2003年夏、日本語教材「Kantan」シリーズの研究とデータ収集のため、国際交流基金の2か月のフェローシップを受けることができました。当時「Katakana Kantan」の草稿は完成に近づいており、教科書「Nihongo Kantan」についてはまだ制作の初期段階でした。滞在中、言語の専門家と私の作業について議論する機会を持ったことの意義は計り知れないです。

子供がもう少し大きくなったら、また浦和の研修に参加して、日本語と教授法のスキルアップをしたいと思います。
(原文英語)

参加した研修:2003年度日本語教育フェローシップ

授業風景の写真
アイルランド風景の写真

ツィママン ウルスラ【PDF:298KB】