海外日本語教師の養成・研修

平成29年度 海外日本語教師長期研修

参加者の声

(修了式・歓送会での、ご本人による日本語のスピーチから一部を抜粋しました。)

集合写真
集合写真

1クラス
ペリさん(ムハッマド ペリ シャプリザル/MUHAMMAD PERI SYAPRIZAL/インドネシア/クアンタンヒリル第一専門学校)
マリオさん(ギマランエス デ ソウザ マリオ アンデルソン/GUIMARAES DE SOUZA MARIO ANDERSON/ブラジル/セアラ州立大学)

ペリさん・マリオさんの写真 もうすぐ私達は帰国します。終わってみると、6ヶ月間では足りない!と短く感じ、心の中は、帰りたくない気持ちと、帰りたい気持ちと、半分半分になっています。この研修では、27カ国さまざまな国のすばらしい先生方と出会って、みんな同じ場所に住んで、色々な文化や考え方などを学び合うことができて、本当に忘れられない経験になりました。また、先生方やスタッフの方々や管理人さんなども優しく、とても親切でした。いつもいい笑顔で手伝ってくれて、毎日温かく見守ってくださり、家族のようでした。6ヶ月間、センターの生活はもちろん、本当の日本の生活ができて、いい思い出になりました。
研修をふり返ると、私は初めのうちは、自分にちょっとがっかりでした。なぜかというと、クラス分けで1クラスになったのですが、自分の日本語能力がそんなに低かったとは知らなかったからです。そして、私達のクラスは一番日本語レベルが低かったので、皆さんはあまり話さなかったですし、恥ずかしくて自分の意見をうまく伝えることができませんでした。しかし、その後で毎日クラスの皆さんと一緒に時間を過ごし、お互いにもっと知るようになると、もっと仲良くなって、安心するようになりました。
私も9月の頃、あまり話さなかった1人です。話すのは苦手ではないのですが、私の会話のレベルは低かったので、会話するときに本当に大変で、ただジェスチャーだけを使っていました。それが、6ヶ月間は日本語を話さないといけない環境だったので、自然に会話が練習できました。研修のおかげで、私達の日本語力は大きく伸びました。
1クラスのメンバーは、アジア、アフリカ、ラテンアメリカなど本当に色々な国の人が集まって、皆から文化や習慣など、たくさん発見できました。今一番言いたいのは、「この研修で1クラスは最高だった!」ということです。毎日みんなと勉強して、笑ったり、遊んだり、食べたり、旅行したり、お互いに相談して助け合ったり、とても楽しい毎日を過ごしました。私にとって、永遠に大切な9人の兄弟・姉妹を新しく得たと感じています。
この6ヶ月間で私達は色々な経験をしました。授業はもちろん、日本の生活を自分の目で見て体験したこと、新しい友達をたくさん作ったことなど、長期研修での経験を大事にして、これからの仕事に役立てたいと思います。これからも日本語や教授法のレベルアップができるように頑張っていきたいと思います。国でもっと良い日本語の教師になって、自分のことだけではなく、生徒のこともよく考え、さらに、国の日本語教育に貢献できるように努力していきたいと思います。
最後に、センターの先生方、スタッフの皆様、6か月間大変お世話になり、どうもありがとうございました。私達にとって、日本は自分の国の次、2番目の国で、国際交流基金日本語国際センターは2番目の家です。国に帰りたくないですが、帰らないといけない時が来てしまいました。ですから、皆さんに私達は「行って来ます」と言わせていただきます。これからもよろしくお願いします。


2クラス
ソフィさん(アジェルディス ロドリゲス ソフィア ノエミ /AYERDIS RODRIGUEZ SOFIA NOHEMI/ニカラグア/中米大学)

ソフィさんの写真 日本に来る前は、「どんな人に会えるのかな」「日本で生活ができるのかな」と不安な気持ちでいっぱいでした。でも、日本にきて、みんなで一緒に授業を受けていくうちに、心配していた気持ちは消えていきました。2クラスはインドネシア、ラオス、ベトナム、ネパール、ニカラグア、スリランカの6か国から来た素晴らしい先生が集まったクラスだと思います。みんな最初は緊張していましたが、だんだん慣れていきました。この研修では宿題がたくさん出たし、プレゼンテーションもたくさんしなければならなかったので、大変でした。でも、この6ヶ月間でさまざまなことを学ぶことができて、日本語能力が伸びたと感じています。授業以外では、日本文化体験をさせていただきました。例えば、和太鼓、三味線、浴衣着付け、地方研修など。そのおかげで、たくさん思い出ができました。たとえば、日光で雪合戦したのはいい思い出です。この研修で初めて雪を見ました。日本の事がもっと好きになりました。
みんなと過ごした6ヶ月は楽しい思い出ばかりで、本当にあっという間でした。毎日冗談を言い合って、みんなで笑いました。そして、文化の違いについて日本語で話して、お互いのことをもっとよく知りました。より深くコミュニケーションできるようになりました。帰国したら、みんなと会える機会は少なくなるかもしれませんが、私たちは強い絆で結ばれています。ですから、どこかでまた逢いましょう。
最後になりましたが、日本語国際センターの方々をはじめ、私たちの授業を担当してくれた先生方、6ヶ月という短い間でしたが、ありがとうございました。素晴らしい経験になりました。今回の研修で学んだことを忘れず、自分たちの国に帰ってからも、もっとうまく日本語を教えられるように一生懸命頑張ります。


3クラス
シアさん(セルゲエワ アナスタシア/SERGEEVA ANASTASIA/ロシア/モスクワ市立教育大学)
ニニベさん(パス クルス ニニベ デル カルメン/PAZ CRUZ NINIVE DEL CARMEN/メキシコ/ベラクルス州立大学言語センターハラパ校)

シアさん、ニニベさんの写真 この長期研修の参加者は27か国から来た40人ですが、私達3クラスは10か国、ロシア、インド、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、ウクライナ、イラン、ジョージア、タイ、メキシコから来た10人のクラスでした。違う国、違う言葉、違う文化を持っていますが、共通点は皆が日本語の先生、日本語を教えるのが好きな人ということです。
この6か月の間、日本語国際センターで毎日、一緒に話したり、笑ったり、悩んだり、教えたり、学び合ったりしました。例えば、日本語の授業のたくさんの発表、ミニ模擬授業、模擬授業、もっと知って私の国私のことの発表をきっかけに、お互いのことを知りました。
一番思い出に残ったのは、文化プログラムの体験でした。なぜかというと、実際に日本文化に接したり、自分の目で色々見たり、経験したりして、日本文化が理解できるようになったからです。そのおかげで、以前と比べたら、今の私は生徒に日本の文化をもっと面白く楽しく紹介できるようになったと思います。
そして私にとって一番思い出に残ったのは教授法の授業とセンターの先生方の授業の行い方を体験できたことです。たくさんの大切な情報や工夫を教えていただき、そして実践としてそれをアウトプットできてとてもうれしく思います。このプログラムから想像できないほど新しい経験をもらうことができました。どれを取っても全部はこのセンターのおかげだと思います。心の底から厚い感謝の気持ちを表したいと思います。この6か月間大変世話になりました。どんなことが起こっても、授業の問題でも、個人の悩みでもいつも優しく、サポートしてくださる先生の姿はとても印象的でした。特に3クラスの担任の先生にお礼を言いたいと思います。教授法やホームルームの時間に私たちがとてもうるさくても、いつも明るく暖かい笑顔で話をしてくださいました。また毎回クラスで会う時日本語や日本文化についてたくさんの興味深いことを教えてくださいました。このような素敵な教師を見ながら私たちももっと頑張らないといけないと思いました。また、図書館の方々、教材開発チームの方々、受付と管理室の方々、食堂の方々にもお礼を言いたいと思います。いつも親切でいろいろ手伝ってくださって本当にありがたかったです。
このような素晴らしいプログラムに参加できて、そして今日皆さんと一緒にここにいることができてとても幸運だと思います。一生忘れられない大切な思い出を作っていただいて本当にありがとうございます。それぞれの国へ帰国してからも、いい教師になるために頑張り続けましょう。そしていつかまた会って、お互いの授業や成長を見て話し合いたいと思います。これからもよろしくお願いします。


4クラス
シトラさん(マリコヴァ シトラボヌ/MALIKOVA SITORABONU/ウズベキスタン/タシケント国立法科大学名古屋大学日本法教育研究センター)

シトラさんの写真 この6か月間、所長をはじめ、私たちを指導してくださった教師研修チームと担当の先生に、センターのスタッフの方々に心からお礼を申し上げたいと思います。私たち4クラスは9か国から10人が集まった素直なグループだと言えます。いろいろな人がいますが、性格が違っても、授業のとき、みんなの本気が見られるお互いを尊重する雰囲気を感じると思います。
    4クラスの私たちの面倒をみてくださった担当の先生に言葉で表しきれない感謝の気持ちを申し上げたいと思います。文法演習はもちろん、模擬授業や面談のときも優しく説明していただいきました。目の前にあった壁や曇りはだんだんなくなって、光が見えてきたと思いました。
特に印象に残ったのは「模擬授業」です。みんなそれぞれテーマ別に授業を教えるとき、自分の特徴を見せたと思います。徹夜しても、みんなに楽しむ授業に向けて頑張ったと言えます。間違いがあっても、落ち着いて進んで行ったり、ずっと笑ったり、感動したりすることができました。
長期研修の27か国から来たみなさんの言語や文化も違いますが、日本語とこの研修のおかげで、一緒に共有することができて、うれしいです。心配なときも、困ったときも、40人は一つの家族として、手を繋いで、この道を歩んだと思います。私たちは教授法だけでなく、日本語のドアから日本文化の様々な分野にも入ることができました。この研修の期間は夢のようでしたが、目を覚ましても一生忘れられません。
私たちは最初に冒険みたいに、空っぽのカバンを持ってきたと思いますが、帰国するとき、中にいっぱいの宝物を持って帰ります。その宝物は「思い出」や「知識」です。それを自分たちの学校メンバーや学習者たちにも少しずつ広げて行きたいと思います。新しいことを体験できて、自分の知らない新しい自分に出会いました。いい友達がたくさんできて、これからも連絡しようと思います。最後に、私たちは「さようなら」と言いません、もう一度、また会いましょう。


研修参加者代表
ニアウイさん(ニアウイ シプリエン イブ/GNAHOUI CYPRIEN YVES/コートジボワール/ミザ高校)

ニアウイさんの写真 去年の9月に様々な研修生が色々な言葉の国から一つのことのために日本まで来ました。教師達はそれぞれの国を出て日本語を一生懸命教えるために日本語国際センターまで来ました。
では、今日は3つのことについてお話したいと思います。
まず埼玉の皆さん、ホストファミリーのお母さんとお父さんにいただいたアドバイス、いただいたお世話、いただいたプレゼント、お宅で過ごしたすばらしくて楽しい時間、大変ありがとうございました。温かさを感じました。私達のホストファミリーは本当に親切でいい親父さんでした。日本的な生活がよく分かりました。
次に、日本語国際センターの先生方スタッフの皆様、6ヶ月間学んだ授業を楽しくインプットしました。帰国後はたくさんのアウトプットをするつもりです。いつまでもいいことを忘れません。おかげで日本語を話すこと、日本語を教えること、日本語能力がどんどん伸びました。本当にありがとうございました。
最後に、私達にとって日本は国からあまり近くありませんが、日本文化、日本人日本語が大変好きです。他に、ここでたくさんの人々と仲良くなりました。今40人の研修生は兄弟です。
私達は国に帰ったら全国に日本のいいことについて話すことができます。日本文化をかんぺきに教えます。日本語を教えるときに問題があったらメールで先生方に聞きます。機会があったら日本に帰りたいです。皆様、6ヶ月間、大変お世話になりました。

お問い合わせ

国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。)