国際交流基金賞50周年記念 全米日本語教育学会からのメッセージ

全米日本語教育学会のロゴ画像

平成21(2009)年度 国際交流基金賞

全米日本語教育学会

[米国]

この度は国際交流基金賞創設50周年誠におめでとうございます。全米日本語教育学会を代表いたしまして心よりお祝い申し上げます。

札谷新吾さんの写真

私ども全米日本語教育学会(AATJ)も前身であるATJが1963年に創立されてからちょうど60周年の還暦を迎え、米国における日本語日本文化教育へさらに大きく貢献すべく役員を筆頭に会員教師全員が一丸となって日夜努力しています。AATJの本部からは日英両言語で通信を発信し、春にはアジア学会(AAS)を、秋には全米外国語教育学会(ACTFL)を傘下の団体としての研究発表の場としています。また、オンラインネットワークが発展したパンデミック以降は、年に数回、タイムリーなトピックを取り上げてオンラインウェビナーやオンライン討論会を実施して会員教師をサポートしています。

2009年に日本語部門で国際交流基金賞を受賞して以来、全米日本語教育学会は国際交流基金ロサンゼルスオフィス(日本語教育関係)や同ニューヨークオフィス(日本学関係)とさらに緊密な協力関係を築き上げながら前進してまいりました。例えば、学会開催時に、いわゆる「時の人」をお招きすることができたり、ごく最近では2024年の夏に米国ウィスコンシン州において世界中の日本語教育関係者が一堂に会する国際日本語教育研究大会が開催できる運びとなったことも国際交流基金の継続的な助成、支援の賜物だと全米日本語教育関係者一同、感謝の念に堪えません。

全米日本語教育学会は国際交流基金をはじめとする関係団体と連携を深めながら引き続き日本語教育のみならず国際文化交流分野での積極的な活動をもって日米を越えた世界規模での国際平和に貢献していく所存です。

全米日本語教育学会
会長 札谷新吾

(原文 日本語)

※ 全米日本語教師会連合は、国際交流基金賞受賞後、全米日本語教育学会に名称変更されました。

What We Do事業内容を知る