国際交流基金賞50周年記念 タンブッコ パーカッション アンサンブルからのメッセージ

タンブッコ パーカッション アンサンブルのメンバー4人のカラー写真

平成23(2011)年度 国際交流基金賞

タンブッコ パーカッション アンサンブル

[メキシコ]

国際交流基金賞50周年に寄せて

タンブッコ パーカッション アンサンブルのメンバー4人の白黒写真

国際交流基金賞は、タンブッコ パーカッション アンサンブルの芸術面の成長において極めて重要な役割を果たしてきました。文化交流の促進を目的とするこの賞は、タンブッコの現代打楽器音楽に対する貢献を認め、国境を越えたコラボレーションに向けて非常に重要なビジョンを示しました。その結果、タンブッコは野心的なプロジェクトに取り組み、著名な日本の音楽家や作曲家、そして若い世代とのコラボレーションを実現することができました。文化の垣根を超えた交流を通じて日本の伝統的な要素をグローバルな音楽表現に取り入れたことで、レパートリーが豊かに広がったのです。

国際交流基金賞は、創設以来50年にわたり、私たちがもつ多様性を理解すること、アーティストである私たち自身を、そしてコミュニティの文化体験を豊かにすることの真の意義を伝え続けてきました。

国際交流基金賞を受賞したことは、タンブッコにとって計り知れないほど大きな意味を持っており、コンテンポラリー・パーカッショングループのリーダー的存在としての地位を高めることにつながりました。こうした評価と機会が与えられたことで、日本と海外の音楽家たちの持続的な結びつきが促され、世界の音楽シーンがより豊かになりました。

つまり、国際交流基金賞によってタンブッコ パーカッション アンサンブルの方向性が形作られ、グループのビジョンが育まれ、異文化間の絆が強まり、世界の打楽器音楽に永続的な影響がもたらされたのです。この賞のおかげで、タンブッコのレガシーは将来世代の音楽家そして聴衆にもインスピレーションを与えていくことでしょう。

タンブッコ パーカッション アンサンブル
芸術監督 リカルド・ガヤルド

(原文 英語)

What We Do事業内容を知る