国際交流基金賞50周年記念 インドネシア元日本留学生協会(プルサダ)からのメッセージ

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令和元(2019)年度 国際交流基金賞

インドネシア元日本留学生協会(プルサダ)

[インドネシア]

国際交流基金賞50周年おめでとうございます。

ラフマット・ゴーベルさんの写真

2023 年に国際交流基金賞が設立50周年を迎えたことに、心よりお祝い申し上げます。また、2019年にプルサダを、特に認知・教育の領域で、日本とインドネシアの友好と相互理解の促進に大きく貢献した団体として顕彰してくださったことに、感謝の意を表したいと思います。

今は亡き先輩たちがプルサダを設立した時のミッションは、日本留学で得た知識や経験をインドネシアに持ち帰ることでした。また、日本との共同プロジェクトを積極的に支援することで、インドネシア政府に感謝の意を伝えることも目的としていました。1963年の設立以来、プルサダは日本とインドネシアの文化交流事業を積極的に開催し、日本とインドネシアの関係を活発に促進するなど、両国をつなぐ重要な役割を果たしてきました。

国際交流基金は長年にわたり、プルサダのいくつかの主要な事業において中心的な役割を果たしてくださっています。これには、1984年以来の日本語能力試験の運営実施における協力や、コロナからの復興期間中である2022年に開始された日本語プレゼンテーションコンテストなどが含まれます。国際交流基金はこれ以前にも、2001年の日本語コンテストの開催に協力してくださいました。このパートナーシップの最も重要な側面のひとつとして、日本語教師研修の実施が挙げられます。このほかにも、ここでは紹介しきれないほど多くの活動があります。

国際交流基金賞受賞の最大の喜びは、私たちのインドネシアでの活動が日本政府に認知され、日本とインドネシアの懸け橋になるという私たちの目標が認められたことです。

国際交流基金賞50周年をお祝いするにあたり、私たちは、日本とインドネシアの友好促進に貢献してこられた個々の人々を顕彰することがたいへん重要であると考えます。

あらためて心からの感謝を申し上げるとともに、今後とも日本とインドネシアの友好促進に邁進するのみならず、互いの視点を理解する努力を続け、互いの足りない部分を補い合いながら、これからの困難な時代に備えていく所存です。

インドネシア元日本留学生協会(プルサダ)
会長 ラフマット・ゴーベル

(原文 英語)

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