平成9年度 国際交流基金賞/奨励賞

国際交流基金賞

孫 平化氏

孫 平化(Sun Ping-hua)氏(中国日本友好協会会長)[中国]

日本と中国の文化交流事業実施にあたり、中国日本友好協会の会長を務めるなど、長年にわたって非常に重要な役割を担ってきた。日本と中国との相互理解、友好関係の構築のため、一貫して尽力してきた功績は甚大である。
 なお、同氏は受賞決定後、平成9年8月15日に逝去された。


ロジャー・ゲッパー

ロジャー・ゲッパー(Roger Goepper)氏(ケルン大学教授)[ドイツ]

欧米における日本密教美術研究の第一人者であり、その著作論文『愛染明王』や「密教美術展」等の展覧会の開催協力を通じて、ヨーロッパにおける日本美術の紹介に尽力するとともに、日本理解促進に多大な貢献を行なっている。また、後進の日本美術研究者の指導・育成にも大いに寄与している。


平成9年度国際交流奨励賞

カイ・ニエミネン

カイ・ニエミネン氏(Kai Nieminen)(日本文学翻訳家、日本文化研究者、作家)[フィンランド]

作家、詩人であり日本文化研究者である同氏は、日本文学の優れた翻訳者として、『源氏物語』、『奥の細道』といった古典や、『こころ』、『細雪』から『キッチン』にいたる現代文学まで、30点以上にのぼる日本文学を翻訳し、文学を通じて日本文化をフィンランドの一般市民へ広く紹介した功績は大きい。


クラクフ日本美術技術センターの写真

クラクフ日本美術技術センター
(Centre of Japanese Art and Technology "Manggha" in Cracow)[ポーランド]

アンジェイ・ワイダ監督の呼掛けに応じた、日本とポーランドの多くの個人、企業、団体の協力により設立された本センターは、質の高い日本美術コレクションを展示するとともに、日本文化に関するシンポジウム、演劇、コンサート等を行なっている。その設立経緯を高く評価するとともに、東欧における日本文化紹介の拠点として更なる発展を期待する。


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