国際シンポジウム「建築・都市デザインにおけるアイデンティティ」(米国・カナダ学芸員招へいプログラム関連事業)

国際交流基金は、米国・カナダ学芸員招へいプログラムの一環で、名古屋大学脇坂圭一研究室及び村山顕人研究室、名古屋工業大学北川啓介研究室と共催にて、国際シンポジウム「建築・都市デザインにおけるアイデンティティ」を、10月18日に名古屋で開催いたします。

60 年代以降、日本の建築界は名古屋出身の黒川紀章をはじめ世界的建築家を輩出してきたが、現代の若手建築家もそれに続く活躍を見せていますが、今回の交流事業では建築専門または建築に関心の高い米国・カナダのキュレーター・研究者を招へいし、"Identity in Architecture and Urban Design"をテーマにした学術的交流を企図しています。 ときに「無個性な」「漂白された」と形容される名古屋のまちですが、槇文彦の国内処女作の見学、各国の都市・建築環境、サブカルチャーなどの議論を通して、地域における都市・建築デザインの個性とは何かを考えていくプログラムです。

概要
日時 10月18日(金曜日) 14時00分から17時30分
場所

セッション1 名古屋大学豊田講堂(名古屋市千種区不老町)

セッション2 楽運寺(名古屋市中区大須4-10-23)

用語 英語 (質疑応答のみ通訳あり)
会費 無料
主催 国際交流基金、名古屋大学脇坂圭一研究室、名古屋大学村山顕人研究室、名古屋工業大学北川啓介研究室
定員

各50人 (要事前申込・先着順)
* セッション1のみ、セッション2のみの参加も可能です。

お申込方法

参加希望の方は、名前/職業(所属)/住所/電話番号/参加希望のセッションを記載の上、電子メールで以下にお申し込みください。

宛先:名古屋大学脇坂圭一研究室
件名:10月18日国際シンポジウム「建築・都市デザインにおけるアイデンティティ」
E-mail: keiichi.wakisaka@cc.nagoya-u.ac.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください)

プログラム

セッション1

於:名古屋大学豊田講堂(名古屋市千種区不老町)

14時 名古屋大学 豊田講堂 正面玄関前集合
14時-14時30分 豊田講堂ガイドツアー(脇坂圭一・名古屋大学施設計画推進室准教授)
14時30分-15時 自由見学
15時-15時30分

セッション2会場(楽運寺)へ移動

* 恐れ入りますが、公共交通機関で移動をお願いいたします。

セッション2

於:楽運寺(名古屋市中区大須4-10-23)

15時30分-

主催者挨拶(川村裕・国際交流基金統括役)

会場提供者挨拶(佐々木賢祐・楽運寺住職)

15時35分-15時40分 発表「都市と自然を結ぶ門としての豊田講堂」(脇坂圭一)
15時40分-16時 発表「名古屋市の現代都市環境の形成」(村山顕人・名古屋大大学院環境学研究科都市環境学専攻准教授)
16時-16時20分 発表「モントリオールにおける世界最大の地下街ネットワークと民営化」(インデルビール・シン・ライアー カールトン大学建築学部講師)
16時20分-16時40分 発表「名古屋の文物多様性 建築/都市/ものづくり/サブカルチャー」(北川啓介・名古屋工業大学大学院工学研究科創成シミュレーション工学専攻 准教授)
16時40分-17時 発表「建築、都市、住民」(ティモシー・ハイド ハーバード大学准教授)
17時-17時10分 休憩
17時10分-17時25分 トークセッション
17時25分-17時30分 質疑応答

お問い合わせ

国際交流基金 (ジャパンファウンデーション)
文化事業部 米州チーム (担当 : 岡部、川戸、山田)
電話 : 03-5369-6061 / Fax:03-5369-6038

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