世界の子どもの本展

国際交流基金（JF）は、このたび、世界各国の子どもの絵本を紹介する「世界の子どもの本展」を開催します。
国際交流基金「翻訳出版推薦著作リスト」児童書版に収録された日本の絵本とその外国語版に、世界各国の子どもの絵本を集めた日本国際児童図書評議会（JBBY）巡回展の作品を加え、総計55か国、49言語、218点の子どもの本が集まります。

JFでは、「翻訳出版助成プログラム」などを通じて、過去50余年にわたり、日本の図書の海外での翻訳出版を支援してきました。
近年は日本の子どもの本の紹介にも力を入れ、2022年には、JBBYの協力を得て、海外での翻訳出版にお薦めの本を集めた「国際交流基金翻訳出版推薦著作リスト」に、児童書版Lifelong Favorites―Selections from the Bookshelves of Young Readers in Japan（「日本の子どもの本棚から」）として、計59冊の子どもの本を追加しました。

本展でご紹介するのは、この Lifelong Favorites に収録されている日本の絵本3点とその外国語訳版計16言語の22点、加えて、2022年IBBYオナーリストに選ばれた世界各国の優れた児童書、53か国・地域・47言語の163点と、既に出版されているその邦訳版14点、更に、世界初の国際児童書賞「国際アンデルセン賞」を2022年に受賞したフランスの作家マリー=オード・ミュライユと韓国の画家スージー・リーそれぞれの作品、計16点です。
展示予定の本一覧【PDF: 972KB】

200点を超える規模の世界各国の子どもの本や日本の絵本の外国語翻訳版を一度に手に取ってご覧いただける、またとない機会です。

主催：国際交流基金（JF）
協力：日本国際児童図書評議会（JBBY）

チラシ【PDF:30MB】