平成25年度日印社会企業家交流事業

仙台、東京(国際交流基金本部)
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は今年の2月に日本の社会企業家をインドに派遣し、ニューデリー、マトゥラ、バンガロールにてフィールドワークや現地の社会企業訪問、成果発表会を行いました。今回は、そこで出会ったインドの社会企業家の中から2名を招いて、各方面での交流を行なうとともに、事業報告会を兼ねた公開イベントを仙台と国際交流基金本部で行います。

招聘者のラジブ・ヴァスデヴァン氏は、品質管理手法を用いることでインド伝統医療の標準化・高品質サービスの提供を実現した、アーユルヴェイド医院の創立者・CEOです。また、アラティ・ラックスマン氏は社会企業家支援のためのグローバルネットワーク、SVP IndiaManaging Partnerとして活躍しています。日本からは、2月にインドに派遣した社会企業家を始めとし、様々な分野で先駆的な取組みを行う方々をお招きします。

今回の公開イベントでは、日本とインドにおいて第一線で活躍する社会企業家たちに、自身の経験や思いを語っていただきます。仙台でのイベントは参加型のワークショップ形式、国際交流基金本部ではインド文化体験も取り入れた楽しい文化交流イベントを予定しています。皆様のご参加をお待ちしております。

「をちこちMagazine」に、公開文化交流イベント発表者で、社団法人WiA代表理事加藤 徹生氏によるレポートを記載しました。

概要

【仙台】公開ワークショップ 「インドと日本の社会起業家と考えるソーシャルイノベーション」
日時 2013年7月25日(木曜日)10時半~13時 (開場:10時15分)
会場 ヒューモスファイヴ・貸会議室42
仙台市青葉区中央1丁目10番1号  アクセス
言語 日本語・英語(英語→日本語の逐次通訳つき)
主催 国際交流基金
参加費 無料/要事前申込み
発表者
  • ラジブ・ヴァスデヴァン (アーユルヴェイド医院 創立者・CEO)
  • アラティ・ラックスマン (SVP India Managing Partner)
  • 荒昌史 (HITOTOWA Inc.代表取締役)
  • 竹井智宏(一般社団法人MAKOTO代表理事)
  • 須永浩一(Yahoo!石巻復興ベース)
プログラム
  • 10時30分-11時50分:開会挨拶、発表者プレゼンテーション
  • 12時00分-13時00分:ワークショップ「各起業家のソーシャルイノベーションを探る」

※ワークショップでは、5グループに分かれて参加者の方々と一緒にディスカッションセッションを2回行います。

※内容は変更になる場合がございます。
参加申込み 7月17日(水曜日)まで に、件名に「7月25日仙台公開ワークショップ参加申込」と記載のうえ、参加される方のお名前、ご所属、連絡先を明記して、
E-mail までお申込みください。

※参加締切日前に定員に達した場合は申込みを締切らせていただきますので、ご了承ください。
問い合わせ 国際交流基金 日本研究・知的交流部 アジア・大洋州チーム
担当:前川
TEL:03-5369-6070、FAX: 03-5369-6041 E-mail

【国際交流基金・さくらホール】公開文化交流イベント
「ソーシャルイノベーションが創る日本とインドの未来~日印社会企業家交流事業報告会~」
日時 2013年7月26日(金曜日)14時~18時半(開場:13時30分)
会場 国際交流基金JFICホール「さくら」
東京都新宿区四谷4-4-1
言語 日本語・英語(日英同時通訳つき)
主催 国際交流基金
参加費 無料/要事前申込み
発表者
  • ラジブ・ヴァスデヴァン (アーユルヴェイド医院 創立者・CEO)
  • アラティ・ラックスマン (SVP India Managing Partner)
  • 荒昌史(HITOTOWA Inc. 代表取締役)
  • 岡部友彦(コトラボ合同会社 代表)
  • 加藤徹生(社団法人WiA 代表理事)
  • 川添高志(ケアプロ株式会社 代表取締役)
  • 高橋邦之(NPO法人ポレポレ 代表理事)
  • 林曉甫(元NPO法人 BEPPU PROJECT事務局長)

※加藤徹生は2月のインド交流事業のコーディネーター、その他の日本人発表者は交流事業派遣者です。

プログラム 14時~18時:開会、社会企業家からの発表&インド文化体験

※日本人発表者には、自身の活動内容、インドでの経験・学び等について発表していただき、インド人発表者には活動内容に加え、インド文化紹介も行っていただく予定です。
  • Part1:発表(加藤、岡部、高橋)
  • Part2:発表(アラティ、林)、チャイ(インド紅茶)のパフォーマンス
  • Part3:発表(荒、ラジブ、川添)、インド文化体験
  • Part4:トークセッション、クロージング(インドダンス)

18時~18時30分:発表者との自由懇談

※発表の順番や内容は変更になる場合がございます。
参加申込み 7月17日(水曜日)まで に、件名に「7月26日国際交流基金本部公開イベント参加申込」と記載のうえ、参加される方のお名前、ご所属、連絡先を明記して、
E-mail までお申込みください。

※参加締切日前に定員に達した場合は申込みを締切らせていただきますので、ご了承ください。
問い合わせ 国際交流基金 日本研究・知的交流部 アジア・大洋州チーム
担当:前川
TEL:03-5369-6070、FAX: 03-5369-6041 E-mail

招聘者・発表者プロフィール

招聘者

ラジブ・ヴァスデヴァン (Rajiv Vasudevan)
 (アーユルヴェイド医院 創立者・CEO

Mr.Rajiv Vasudevan

アーユルヴェイド医院設立者・経営責任者であり、伝統医療アーユルヴェーダに統計的管理手法を持ち込み革新を行う。民間・公的セクター問わず、モトローラ社のインド代表を務めるなど、多様な分野でリーダーシップを発揮している。また、ケラーラ州政府でテクノパークのCEOやITミッションの責任者などを務めた。国立工科大学(NIT)カリカット校で科学技術学士(機械工学)、インド経営大学(IIM)カルカッタ校でMBAを取得。
2007年には医院・医療提供者の国の認定評価委員会・インド品質評議委員会において、アーユルヴェーダ分野から初めて'査定者'として認定された。さらに、アーユルヴェーダ医院に対するNABH (病院・医療提供機関の全国認定委員会)の認定基準を作るインド政府の技術委員会メンバーとして活動している。

   

アラティ・ラックスマン (Arathi Laxman)
 (Managing Partner, Social Venture Partners, India

Ms.Arathi Laxman

世界に26の支部を有するベンチャー慈善団体である、SVP(ソーシャル・ベンチャー・パートナーズ)をインドで立ち上げ、SVP India (正式名:SVP Philanthropy Foundation)のCEOを務める。SVPの各支部は助成金の提供、ボランティア活動、非営利組織の能力開発を通して、地域コミュニティにおいて社会的インパクトを起こそうとする個人を集める。SVPに携わる以前は、世界銀行やアクセンチュアから資金を得てウェイスト・ピッカー(Waste Picker:ごみ拾いで生計を立てる人)らと革新的なプロジェクトを行った。彼らを再生紙製品を作るという持続可能なビジネスに組み込み、分野横断的なビジネスモデルの例を示した。この共同組織はStaplesWalmartのような大手小売チェーンに直接供給している。
現在、社会分野で活動を行うが、これまで25年間は技術・情報システム分野で従事していた。米国や英国のソフトウェア会社との経営管理チームの一員として、専門的サービスを事業として率いてきた。一例として、Siebel Systems社、 Kana Software社、 Sybase社等が挙げられる。インドでは、Elgi Equipments社で組織開発の責任者を務め、技術分野での組織立ち上げの際のコンサルティングやアドバイスを行っている。リッチモンド大学(ロンドンにあるアメリカの国際大学)でコンピューター・サイエンスの学位取得。

発表者

荒 昌史 (HITOTOWA Inc.代表取締役/NPO法人Good Day代表理事)

荒 昌史氏

1980年生まれ。2004年早稲田大学政治経済学部卒業後、株式会社コスモスイニシア入社(当時リクルートコスモス)。2006年新規事業コンペ最優秀賞を受賞し、CSR専門部署を設立。以降、CSR全般を中心に、コーポレートブランド、住宅企画・プロモーションを担当。複数の携わった住宅がグッドデザイン賞を受賞。
2010年独立、HITOTOWA Inc.設立。CSR/ソーシャルビジネスコンサルティング事業、都市コミュニティサポート事業、ソーシャルフットボール事業を展開。2005年から活動するNPO法人GoodDayの代表理事を兼任。共助の地縁をつくるプロジェクトCommunityCrossing Japan オーガナイザー。

   

岡部 友彦 (コトラボ合同会社 代表)

岡部 友彦氏

東京大学大学院建築学修了。2004年から横浜寿町を拠点に地域活性化プロジェクトを行う。"モノ"づくりではなく、"コト"づくりからまちづくりに取り組むかたちで、街のイメージチェンジを行うのとともに、街の資源を有効活用し、街に新たな産業を創る取り組みを行っている。代表的な試みとして、簡易宿泊所を旅行者向け安宿に変貌させたYOKOHAMA HOSTEL VILLAGEや、街の現状とそこで行われているプロジェクトを分かりやすく紹介したプロモーションムービーの制作、大学と連携し学生の地域で体験しながら学びを得る環境"かどべや"の運営、社会的弱者の社会復帰をサポートする環境づくり事業ほか。近年ではホステルの運営ノウハウを東北石巻の団体に提供。
2007年地域活性化伝道師任命。2008年横浜文化賞文化・芸術奨励賞受賞。2011年関内イノベーションイニシアティブ株式会社 取締役就任。

   

加藤 徹生 (社団法人wia 代表理事)

加藤 徹生氏

1980年大阪市生まれ。東北の復興を目指す社会起業家に投資を行う一般社団法人World in Asia代表理事/経営コンサルタント。起業家、そして、事業開発のプロフェッショナルとしてソーシャルベンチャーの変革、スケールアウトのプランニングおよびその実践に約10年間携わる。NPO法人ETIC.では起業家育成モデルの地域展開に関わり、その後、NPO法人G-netでは事務局長として経営再編をリードした。2009-11年12カ国を旅し、ソーシャル・イノベーションのケーススタディを著書「辺境から世界を変える」にまとめ出版

   

川添 高志 (ケアプロ株式会社 代表取締役)

川添 高志氏

2005年3月 慶應義塾大学看護医療学部卒業。大学3年と4年に米国MayoClinicで研修を受ける中で、Retail ClinicIn-Store Healthcareの業態を知る。在学中より経営コンサルティング会社勤務。その後、東京大学病院で看護師として勤務中に、糖尿病患者との出会いから生活習慣病予防の必要性を認識し、2007年ケアプロ株式会社を起業。1年以上健康診断を受けていない日本人3,300万人をターゲットに「ワンコイン健診」を展開中。

   

   

高橋 邦之 (NPO法人ポレポレ 代表理事)

高橋 邦之氏

1973年東京都生まれ。2000年エストニア渡航し、以来約10年、手工芸品を輸入販売し、高齢者の女性や、島嶼部、農閑期の雇用創出に寄与。その経験をもとに、途上国の社会的課題の解決に結びつく商品の販路開拓と、卸先で国際交流イベントを開催することを目的としたNPO法人を設立。途上国の人道支援、貧困解決だけでなく、日本各地で多文化理解と地域活性化を図る。
2011年ケニア視察ののち、ケニアナッツカンパニー等のネットショップ立ち上げに参画。2012年10月より卸先を開拓中、現在11社と取引中。2013年1月より、読み書きのできないカンボジア女性の雇用創出に取り組むSEDCとの協働開始。

   

林 曉甫 (元NPO法人 BEPPU PROJECT事務局長)

林 曉甫氏

1984年東京生まれ。立命館アジア太平洋大学アジア太平洋マネジメント学部卒業後、NPO法人BEPPU PROJECTにて商店街や公共空間、商業施設など様々な場所を利用したアート・パフォーマンス・講演会などの事業を多数企画。現在はフリーランスとして活動。
International Exchange Placement Programme派遣員(ロンドン、2009)、NPO法人BEPPU PROJECT事務局長(2012)、別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界2012」事務局長(別府市、2012)。

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