世界の日本語教育の現場から(国際交流基金日本語専門家レポート) 南インドの日本語教育支援 ―任地が移動となりました―

国際交流基金ニューデリー日本文化センター(南インド担当)
渡邊 由美

南インド担当日本語教育アドバイザー(報告者)は、2011年よりアンドラプラデーシュ州ハイデラバードに赴任し、国立英語外国語大学(以下EFLU 09年日本語学科設立)におけるMAコースのカリキュラム開発と授業担当を中心として、南インドの日本語教育支援を行ってきました。EFLUのMAコースについては、ひき続き2年目となるコース運営の見直し、今年度から4年制となるBAコースカリキュラムの修正などを行っています。

BNK役員の先生方との写真
BNK役員の先生方と

さて、この他に南インドはカルナータカ(州都バンガロール)、ケララ(州都トリヴァンドラム)、タミルナードゥ(州都チェンナイ)の3つの州がありますが、この度、報告者はハイデラバードからバンガロールへ任地を移動し、バンガロール日本語教師会(BNK)に重点をおいた支援を行っていくことになりました。バンガロールといえばビジネスの発展が目覚しいといわれるインドの都市の中でも最も日本企業数が多い都市の1つであり、仕事で日本語を使っているインド人も多いでしょう。

BNKの先生方の中には今年バンガロール大学のMAコースを修了し引き続き大学で教えることを希望している先生、民間講座の先生、ビジネスコースやスクールの先生など幅広く様々な分野で日本語を教える方々がいます。日本語を学ぶ人・教える教師を対象とするJapanese Language Extension Activitiesコース(以下JLEA)を先生方が自主運営してバンガロールと近郊地域全体の日本語教育の質向上を目指しているのです。今後は私もBNKの先生方と一緒にこのJLEAコースの開発と担当を中心として、バンガロールで何ができるのか、どんな可能性があるのか探っていくことを楽しみにしています。また勿論、チェンナイやケララ地域の先生方との勉強会も、ご要望にお応えしながら継続していきます。

派遣先機関の情報
派遣先機関名称 国際交流基金ニューデリー日本文化センター(南インド担当)
The Japan Foundation, New Delhi
派遣先機関の位置付け ニューデリー日本文化センターより南インド(バンガロールへ移動)に派遣され、インド南部4州他、南アジア近隣諸国を対象としアドバイザー業務を行う。具体的な内容は、1)バンガロールにおける教師会活動のサポート 2)学習機関訪問などによる情報収集、調査、分析 3)前項2)をベースとした各種支援活動の企画、運営
所在地 5-A, Ring Road, Lajpat Nagar-IV, New Delhi, 110024, India
国際交流基金からの派遣者数 上級専門家 1名
国際交流基金からの派遣開始年 2005年

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